ギターを上手く聴かせる為の必須テクニック5選
YouTubeでギターが上手く聴こえる5つのテクニックについてご紹介しました。
今回はそれぞれのテクニックについての詳しい解説です。
1. ビブラート
ビブラートは細かいチョーキングを繰り返すことで音に揺らぎを与えるテクニックです。
ギターだけでなくボーカルやバイオリンなど様々な楽器で使われる奏法で、ビブラートを加えると単調なフレーズであっても音に表情をつけることができるようになります。
チョーキングの幅や、ビブラートを加えるタイミングを変えることで色んな表現が可能です。
2. チョップ
チョッピングやチョップと呼ばれるテクニックで、ピッキングの際にミュートしながら他の弦のブラッシング音を絡めることで「ザクッ」っとしたアクセントを付けることができます。
単音一発でも迫力が出るので手癖になってしまっているギタリストの方も多いと思いますが、あまりやりすぎると「くどい」演奏になってしまうので、チョーキングポイント等のここぞというときにキメましょう。
3. ハーモニクス
弦を押さえる時に指板にまで押さえつけず軽く触れた状態でピッキングし、ピッキング直後に指を離すことで「ポーン」という倍音のみを鳴らせるテクニックのことです。
特定のフレットでしか倍音は出ないので使う場面は限られますが、ハーモニクス音を上手に絡めることができれば心地よいアクセントになります。
4. ピッキングハーモニクス
ハーモニクスと同じように今度は弦をピッキングした直後に右手側の親指の側面を弦にあてて実音を消すことで、「ピキーン」という金属的な倍音を鳴らすことができるテクニックです。
最近は使う人も減って80年代、90年代のメタル感が出ることで、人によっては少し古臭い印象を持たれることもあるので、諸刃の剣感は否めません。
とはいえ、激しめの歪みギターの音色を使う人は覚えておいて損はないテクニック。
5. ユニゾンチョーキング
「ユニゾン」は同じ高さの音が同時に鳴っている状態のことを指す言葉で、文字通りチョーキングを使って二つの音をユニゾンさせるテクニック。
単音チョーキングよりも音圧が増し、ユニゾンによる音のうねりが加わって非常にカッコいいサウンドになるので、ここぞいいう時に使えばかなり効果的なテクニックです。
バラード系の「泣き」のギターソロでよく使用されます。
以上、「ギターを上手く聴かせる為の必須テクニック5選」でした。