はじめてのギターエフェクター【最初に揃えるべきはコレ!】
エレキギターを購入した後に必要になるのが、ギターのサウンドを変化させる為の「エフェクター」と呼ばれる機材。
ギターの音作りにおいて必須の機材ではありますが、現在様々な音楽メーカーから非常に多くのエフェクターペダルが販売されており、初心者の方にとってはどれを買えばいいのか悩みどころだと思います。
新品だと〇万円する製品がほとんどなので、できれば失敗したくないところ。
そこで今回は初心者の方のために初めに揃えておくべきギターエフェクターの種類についてお話します。
1. 高品質なチューナー
まずチューニングする為の「チューナー」は必須のアイテムです。
ペダルを踏んでチューニングを確認できることは、ライブ演奏時にも便利なツールとして機能します。
ギターチューニングの正しいやり方でも説明していますが、
- 万能タイプ
- エレキタイプ
- アンプラグドタイプ
の3つの種類に分けることができます。
おすすめは「エレキタイプ」のチューナーで、非常に高性能な製品が多く揃っているのでオススメです。
アマチュア、プロ、どのギタリストのエフェクターボードを見ても間違いなくこの「チューナー」エフェクターがセットされていることでしょう。
※詳しい高性能チューナーに関してはこちらの記事をご覧ください。
2. 歪みエフェクター(オーバードライブ・ディストーション)
チューナーの次に必要なのが、オーバードライブやディストーションと呼ばれる「歪みエフェクター」です。
歪み系のエフェクターもギタリストのエフェクターボードに必ず一つはある、鉄板エフェクターです。
綺麗なギターサウンドから、いわゆるロックっぽい激しく歪んだサウンドにするために必要な機材なので、これを購入しないとエレキギターの醍醐味を味わえません。
※歪みの仕組みについて詳しくしりたい方はこちらの歪み(オーバードライブ、ディストーション)が音楽に与える効果をあわせてご覧ください。
ギターアンプにも同じような歪み機能がついている場合がほとんどですが、多くのギタリストはギターソロで音をブーストするために使ったり、アンプの歪みとエフェクターの歪みを組み合わせて使うといった方法をとります。
ドライブエフェクターはギタリストが一番こだわりを持つ部分でもあり、自分に最適な歪みエフェクターをチョイスすることに長い時間を費やします。
自分の演奏スタイルや音楽ジャンルなどから、どういった歪みが自分のギターに合っているのか?を見つけ出すのはある程度の経験や知識が必要です。
しかし、現在はネットで多くの歪みエフェクターのトーンを試聴したり、ユーザーの評価を確認することが可能となっているので、ある程度ネットで目当てのエフェクターを絞ってから、実際に店舗にいって試奏するという流れをオススメします。
※このサイトでも高品質なディストーションエフェクターを5つにまとめた記事があるので参考にしてみてください。
3. 空間系(リバーブ・ディレイ)
続いてもギタリストにとって必須のエフェクターである「空間系エフェクター」です。
ディレイやリバーブといったいわゆる部屋の「鳴り」を再現するエフェクターで、分かりやすいところでいうとカラオケのエコーがそれにあたります。
小さな部屋にいながらにして、大ホールでライブをしているかのような壮大なサウンドを再現することが可能になるのでギターソロやリードフレーズでも迫力を出すために良く使われます。
空間系エフェクトについて詳しく知りたい方はリバーブの種類とその効果についてをご覧ください。
まとめ
はじめに揃えるべきギターエフェクターについてお話しました。
- チューナー
- 歪み系
- 空間系
この3種類はギタリストにとっては必須のエフェクターです。
これ以外にも人気のエフェクターはいくつかあって、「EQ」と呼ばれる音質を加工するエフェクターや、「コンプレッサー」と呼ばれる音のダイナミクスをコントロールするエフェクターなど。
これらは状況に応じて必要になったときに購入するぐらいでいいと思いますが、ギターサウンドにより良い音質を求めるようになった時には必要になるかと思います。
なるべく分からないままに色々購入してしまい、無駄に予算を削らないためにもあらかじめ必要なものを知っておくことは重要ですね。
以上、はじめてのギターエフェクター【最初に揃えるべきはコレ!】でした。
今回の内容についてYouTubeでも詳しく解説しています。