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人気VSTプラグインソフトおすすめ12選【DTM】 これからDTMを使った作曲を始める方に向けて、人気のあるおすすめプラグインソフトをご紹介します。海外の最大手プラグイン販売サイト「Plugin Boutique」から、各ジャンルごとにレビュー数が多く、評価の高い製品を集めてみました。作曲において重要度の高い、これらの7つのエフェクトをご紹介していきます。→Plugin Boutiqueでの買い方をわかりやすく解説 FabFilter Pro-Q3(イコライザー) Pro-Q3は、初心者の方にも分かりやすい直感的なインターフェイスが特徴で、音の周波数帯域を目で確認しながらカットやブースト作業を行えるので、非常に便利です。Pro-Q 3は世界中の多くのミキシング・エンジニアから絶賛された前バージョン「Pro-Q 2」にさらに改良を施し、ダイナミックEQモード、サラウンド対応などの新機能を備えた、プロ品質の音質とワークフローを提供してくれるEQプラグインです。ミキシングとマスタリングの両方に使用できるので、初心者にとって非常に強力なツールとなります。FabFilter Pro-Q3 smart:EQ 3(イコライザー) smart:EQ 3はAI技術を利用して、不快なレゾナンスや不要なノッチをクリーンアップし、バランスの取れたサウンドを提案します。smart:EQ 3はユニークで画期的なEQプラグインの一つで、キックにパンチを追加することから、ボーカルパフォーマンスを強化したりと、様々なサウンドを自動的にイコライジングすることができます。非常に直感的なデザインであるため、レイヤードトラックのEQを微調整することが難しい初心者の方にも最適なイコライザープラグインです。smart:EQ 3 SSL Native X-Comp(コンプレッサー) X-Comp は、OPTO、FET、Vari Muタイプを含む、モダンからクラシックまで幅広いビンテージコンプレッサーの特性を再現することができるコンプレッサープラグインです。プロフェッショナルな機能、およびインターフェイスを備えた、一般的なコンプレッサープラグインを凌駕する、洗練された非常に用途の広いステレオコンプレッサーとして機能します。マスタリングの微妙なダイナミックコントロールから、エネルギーとパワーを注入する劇的なブリックウォール効果まで、特定のコンプレッサーをモデル化するだけでなく、幅広いコンプレッサーエミュレーションを可能にする為に、一連の機能とコントロールを提供してくれます。ビンテージな雰囲気から、現代的なモダンスタイルの圧縮まで、用途の広い万能コンプレッサーとしておすすめです。SSL Native X-Comp FabFilter Pro-C 2(コンプレッサー) FabFilterの「Pro-C2」は、最も人気ある製品の一つとして、多くのエンジニアやクリエイターに使用されています。多くの販売サイトでも高く評価されているコンプレッサープラグインです。FabFilterがコンプレッサープラグインのプロユース製品として定評のある理由は、その汎用性の高さと幅広い音響機能です。プログラムに依存する8つの異なる圧縮スタイルの他に、スムーズな先読み性能、最大4倍のオーバーサンプリング、インテリジェントなオートゲインとオートリリース等、すべてが美しいRetinaユーザーインターフェイスに詰め込まれています。 Pro-C 2は予算に余裕がある場合、圧縮パラメーターの範囲は非常に高いレベルの精度と柔軟性を提供してくれます。FabFilter Pro-C 2 Sonnox Oxford Limiter V4(リミッター) Oxford Limitterは圧縮対象の質感を損なうことなく、音圧を上げることに特化したブリックウォールリミッターです。全体の音圧を上げる際にも、コンプレッションの強くかかった質感を感じさせることなく、独自のアルゴリズムによって聴感上の音量を稼ぐことを得意としています。V4で強化されたレベル処理と計測精度を提供するトゥルーピークリミッターとして機能し、高度な先読み処理と独自のエンハンス機能はクリッピングを確実に回避しながら、業界で認められているITU-R BS.1770-4標準に準拠することができます。Oxford Limitterを使えば、音の迫力を向上させるだけでなく、アナログ機器のように暖かい、音楽的なサウンドを得ることができるので、アコースティックジャズのミックスのように繊細な処理が必要な時にも威力を発揮します。Sonnox Oxford Limiter V4 FabFilter Pro-L 2(リミッター) FabFilter Pro-L2は、市場に溢れている競合するリミッタープラグインをしのぐ、高性能&多機能なリミッタープラグインです。Pro-L2には、EBU R128、ITU-R BS.1770-4、およびATSC A / 85規格をサポートする、正確なリアルタイムピークメーターとラウドネスメータリングを備えています。ユーザーインターフェイスはGPUを利用したグラフィックアクセラレーションを備えており、フルサイズおよびコンパクトモードで優れたディスプレイを提供します。エンジニアの細かなニーズに合わせて、8つの異なる高度なリミッティングアルゴリズムから選択することができ、最大32倍の線形位相オーバーサンプリングとプロのディザリング(3つのノイズシェーピングアルゴリズムを使用)を使用して、クリーンな結果を得ることができます。FabFilter Pro-L 2 ADAPTIVERB(リバーブ) ADAPTIVERBは反響音に依存しない革新的なリバーブプラグインで、従来の反響に基づく音響空間モデリングとは異なり、ADAPTIVERBはオーディオソースを不明瞭にすることなく、音の深さ、倍音の豊かさ、滑らかなテイルを付加します。さらにレイトレーシングリバーブ、アダプ​​ティブシミラリティフィルタリング、およびリバーブテールが他の楽器との衝突を回避できるようにする、革新的な新しいAI技術を使用しています。先進的なテクノロジーで自動的に魔法のようなサウンドを作り出すプラグインとして人気ですが、CPU使用率が高めな為、スペックの確認は必須です。ADAPTIVERB Eventide Blackhole(リバーブ) Blackholeは通常のリバーブ効果から、現実には存在しない異世界のような仮想空間を表現することで、斬新な音響効果をトラックに付与することができます。使いやすい50以上のプリセットが搭載されており、楽器トラックに奥行き感を加えたり、合成されたサウンドスケープを壮大なサウンドにしたりと、完璧な空間表現を実現。一般的なリバーブに比べるとつまみの数は多いですが、より幅広い空間表現を可能にするように設計されており、独特なサウンドを作成できます。そのソフトなアタックと余韻のあるハーモニックテールにより、ギター、ストリングス、パッドに輝きを加えたり、小さなリバーブサイズでは、ボーカルやシンプルなドラムトラックに広がりを持たせることができます。Eventide Blackhole SSL X-Delay(ディレイ) X-Delayは、80年代の伝説的なハードウェアプロセッサにインスパイアされたディレイプラグインで、最大4つのディレイを同時に使えてクリエイティブな音作りが可能になっています。あらゆるボーカル、楽器、サウンドに対してプロ品質のディレイを迅速かつ直感的に作成するための適切な処理ツールを備えており、洞窟のようなリアルな反響音から、アップフロントダブリング、広大なステレオ音場を生成するのに最適です。独自のMILTIPLIERコントロールにより、高速化(0.5x)または低速化(2x)と、すべてのディレイタイムを同時に変更することも可能です。SSL X-Delay Repeater(ディレイ) 多くのヴィンテージモデルを備えたディレイ「Repeter」は、リバーブと同じく、空間に奥行きと深さを与える為に必須のエフェクトプラグインです。クラシックタイプから有名なビンテージデジタルデザインに至るまで、23もの本格的にモデル化されたディレイユニットを備えたデュアルディレイプラグイン。D16GroupとSlateDigitalの共同開発によるディレイユニット。アナログヴィンテージのテープエコーから最新のデジタル回路まで、過去70年間に多くのディレイユニットが作成されており、それらをモデル化。2つのステレオチャンネルのそれぞれに対して独立したミキシング機能を備えているため、非常に幅広い音作りが可能となっています。 Repeater iZotope Ozone 10(マスタリングソフト) マスタリングの定番ソフトである「Ozoneシリーズ」には、Elements、Standard、Advancedという3つのグレードがあり、このElementsは入門者向けの製品となります。それぞれグレードごとに機能の違いが多少ありますが、これから作曲を始める方にとってはElementsでも十分過ぎるほど高性能です。Ozoneの最大の特徴といえば、やはりAI機能による自動マスタリングで、これまで何時間とかかっていた作業がワンクリックのみの、ほんの10秒ほどで完了してしまいます。Ozoneは優れた音楽製品開発を称えられ、「Music Tech Choise賞」と「Music Tech Innovation賞」を受賞しています。iZotope Ozone 10 Voxengo SPAN Plus(スペクトラムアナライザー) SPAN Plusは、フリーウェアSPANプラグインの拡張バージョンとなっており、フリーバージョンでもかなり正確に音の周波数を表示してくれるので十分戦力になります。有料版の大きな特徴として、複数のトラックの波形を重ねて表示可能なところにあります。例えばキックとベースを表示して、マスキングの確認をしたり、さらに複数の楽器を追加してそれぞれの兼ね合いを確認することも可能となります。さらにレベル測定統計、ヘッドルーム推定、およびトゥルーピーククリッピング検出等、音源の確認のためのツールが多く揃っているので、早めに導入しておきたいプラグインソフトの一つです。 Voxengo SPAN Plus まとめ 人気VSTプラグインソフトおすすめ製品を12個ご紹介しました。 FabFilter Pro-Q3(イコライザー) smart:EQ 3(イコライザー) SSL Native X-Comp(コンプレッサー) FabFilter Pro-C 2(コンプレッサー) Sonnox Oxford ...

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EDMの作り方【DAWを使った打ち込み方法】 DAWを使ったEDM(エレクトロ・ダンス・ミュージック)の制作は、シンセサイザーのようなソフトウェアの操作、各種エフェクト関連、ミキシングテクニック等、覚えることが多いですが、その分他の音楽ジャンルにはないような制作の自由度の高さが特徴です。今回はこれからDTMを使ってEDMの制作をはじめる方に向けて、まずは使用楽器や基本的な制作手順について、FL Studioを使った実際の制作工程と共に解説していきます。 キック それではBPMを140に設定して、まずはキックから作っていきます。 EDMにおいてキックは最重要パートで、リズムの基礎を構築します。一般的にEDMの場合は「Loopmasters」や「Splice」のようなサンプル販売サイトからキックサンプルを探してきて利用します。 ダンスミュージックでは基本4つ打ちと呼ばれる(1小節に4発キックが鳴るパターン)リズムが人気ですが、ジャンルによって様々です。チャンネルラックに目当てのキックを挿し込んだら、リズムを打ち込んでいきましょう。 EDMキックにはレイヤーと呼ばれるキックを複数重ねるテクニックが使われます。気に入ったキックが見つからない場合に、キックのおいしい部分を重ね合わせてオリジナルキックを作り出すことができるので覚えておくと便利です。 スネア キックを打ち込んだらスネアでバックビートを作ります。基本的には2拍目と4拍目に配置することで、キックと組み合わさることで強力なグルーブ感を生み出すことができます。 今回はダブステップ調のハーフリズムなので3拍目になっていますリバーブのような空間系エフェクトを使用する場合、キックよりも音程感が出やすいので、場合によってはキーに合わせたチューニングを行うことで、より楽曲にマッチしたスネアサウンドになります。→スネアの抜ける音作り【EDM】 シンバル系 次にシンバル系でビートを装飾していきます。8、16分音符で刻むハットビートを挿入したり、クラッシュを使って高音域を埋めます。今回は左右にクラッシュを振って、右は4分音符で左は2分音符という少しトリッキーな感じにしてみました。 シンバルだけで聴くと少し気持ち悪いですが、後にシンセサイザーが入るとそこまで違和感はないです。高音を左右に大きく振ることでステレオ空間を広く使えて、ワイドな音像に仕上げることができます。 ステレオ音像を大きく広げる為のミキシングテクニック ベース 続いてベースを打ち込んでいきます。この段階でコード進行とキーをある程度確定させなければいけないので、ほんの少し音楽理論を勉強しないといけないのですが、はじめはプロの楽曲を参考にしたり、EDMでよく使われているコード進行 5選の記事を参考にして作ってみてください。今回はG#→A#→Cm→A#のコード進行でピアノロールに打ち込んでいきます。基本的にはあまり音程を動かさずにルート音のみで打ち込んでいくのが王道ですが、もしオシャレにベースアレンジしたい場合は「惹きつけるベースラインを書く為の5つのヒント」を合わせてご覧ください。 ベース音源はSERUMとサイン波のサブベースをレイヤーさせています。普通のベース音とさらに1オクターブ下の低い音を加えることで、ローエンドを強化しています。 シンセサイザー EDMのといえばど派手なシンセサイザーを使ったコードやメロディーが特徴的です。まず使用楽器なのですが、人気のシンセサイザーとして「SERUM」や「Sylenth1」辺りは定番です。予算に余裕があるなら「Omnisphere」を持っておくと非常に強力です。 コード まずピアノロールにコードから打ち込んでいきますが、この際にコードボイシングと呼ばれる音の積み上げ方が非常に重要なので、早めに勉強しておくと後々役に立ちます。コードを作るのが難しいときはダイアトニックスケールに沿って作っていくことで、音が外れることが無くなるので便利です。今回は複数のシンセサイザーを使ってレイヤーさせながら音を重ねていくことで迫力のあるサウンドに仕上げています。 ローミッドからミッド辺りと ミドルからハイにかけて さらにアルペジオフレーズも足してます。 EDMコードのサウンドメイクについては動画のほうで詳しく解説しています。 メロディー メロディーもシンセサイザーで作られる場合がほとんどです。メロディーラインの制作には作り手のセンス次第なところがあるので、一概に「EDMのメロディーはこう作る」といったような正解はないです。 メロディーの作り方【音を外さない方法】 こちらの記事を参考にして、オリジナルのカッコいいメロディーを生み出してみてください。サウンドメイクとしてはコードと同じように複数のシンセサイザーでレイヤーしたり、オクターブでユニゾンさせて音圧を稼ぐのが一般的です。 オクターブで重ねると分厚くなります。 慣れないうちはコードに含まれている音だけを使うようにすると、音が外れることはないのでオススメです。コードとメロディーを足したトラックがこちらです。 シンセサウンドが加わることで、一気にEDMっぽくなりましたね! まとめ EDMの作り方についてお話しました。 キックスネアシンバル系ベースシンセサイザー もちろんEDMではこれら以外にも多くの楽器が使われていたり、サイドチェインによるダッキングのような定番のミックステクニックやVSTプラグインソフトと呼ばれるエフェクト類を使ってさらに音質を整えていく必要があります。まずは今回の基本的な作り方を参考にして、自分の好きな音楽をたくさん作曲してみるところから始めてみましょう。以上、「EDMの作り方【DAWを使った打ち込みについて】」でした。 おすすめ記事 【EDM】ダンスミュージックのMIX(ミキシング)方法について人気おすすめVSTプラグインソフト5選【DTM初心者】

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ヒップホップビートの作り方【Beat Making】 世界の音楽シーンはHiphop一色となっており、最近では国内のHiphopシーンでも海外プロデューサーのType Beatを使用した楽曲が目立つようになってきました。最近は音楽制作が身近になり「自分もDTMを利用してカッコいいビートを作りたい!」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回はビート制作に必要な基本的な内容や、トラックメイクに役立つテクニックをいくつかご紹介。 ビートとは? ビートとはリズムに重点を置いた非常にシンプルな伴奏で、ループ(繰り返し)を多用し、調性も曖昧なのでメロディックな主旋律よりも、ラップのようなスタイルとの相性が良いです。基本的には一曲を通してループとアレンジの繰り返しで、アレンジが少なければリスナーは退屈になって聴くのを止めてしまう可能性があり、逆にアレンジが多すぎると印象に残りにくく、音楽の統一感も無くなります。特にHiphopビートにおいてはループが多くなる傾向にあり、ラップも起伏が少ない為、常にビートに対して適切な変化を加えることがプロデューサーの腕の見せ所です。 ビートメイキングのやり方 主なビートメイキングの流れとしては以下の通りです。 まず、作曲に必要なDAWや音源を用意します。 曲のテンポを決めます。 リズムパターンを作ります。通常はドラムマシンなどを使って音を入力したり、MIDIデータを作成してドラム音を合成するなどして作成します。 ベースを作ります。アンプからマイクで収音したり、MIDIを使って音を合成します。 コードとメロディーを作る。ピアノやギターといった伴奏楽器を使ってコードを入力し、その上にメロディーを付けます。 現代のHiphopビートの主要楽器としてキック、スネア、ハイハット、パーカッション、ベース、メロディックエレメント等、が使われており、その中でも特にキックとベースがミックスの大部分を占めます。→ビートメイクに必要な5つの機材【DTM】これらすべての要素をリズミカルに絡ませて、メロディやコードハーモニーよりも、ノリのあるグルーヴを生み出すことを意識して組み立てることが重要です。それでは具体的なビートの作り方について解説していきます。 キックとスネア キックとスネアはビートの基盤を作ります。キックはビート制作における重要パートであり、ダウンビートを鳴らし、表拍を強調します。スネアはバックビートを強調し、一般的には4/4拍子の場合2と4で鳴らしますが、必ずしもそうであるというわけではありません。 このような4つ打ちはビートの基礎ですが、実際に現代のHiphopで使われることはほとんどありません。実際にはよりシンプルな構成で、休符やゴーストノートを上手く取り入れて「リスナーにリズムをイメージしてもらう」という感覚でビートを作っていきます。 このような非常にシンプルなリズムパターンで構成し、リズムのすべてを提供しないことが重要です。そうすることで自然と聴き手側は体を揺らして自分でビートをイメージすることになり、ノリのあるリズム感を生み出すことができます。なるべくキックとスネアはミックス全体の中で一番手前になるように配置します。リスナーは一般的なポップミュージックよりもよりリズムにフォーカスしてリスニングする為、細かいサウンドキャラクターやベロシティの設定に気をつかい、「リズム」に対しての深い知識も必要となります。リズムの基礎知識 ハイハット ビートの基盤を組んだら、次に高音域のパーカッションを使用して、リズムの輪郭を作ります。ビート制作においては他のジャンルに比べてハイハットの重要度は高く、ビートのキャラクターを決定付けるポジションを担っているので、音色の選択やベロシティの設定までじっくりと時間をかけて作り上げましょう。Hiphopでは高音域パーカッションにクローズドハイハットがよく使われ、アクセントとしてピッチアップしたハットやロール、オープンハイハットを使用します。ハットを使いビートに全体的な「流れ」を作り、グルーヴ感をさらに強化しましょう。 ポップやロックミュージックではうっすら聴こえるぐらいのボリューム感で左右どちらかにパンニングしますが、Hiphopではキックとスネアと同じぐらいのボリューム感で、センターに配置することが多いです。→ハイハットの5つのミキシングテクニックドラムセットに関しては以上となります。 808ベース 次にベースを使いコード感を足します。Hiphopビートでは「808」と呼ばれる徐々に音量が減衰する歪んだサイン波がよく使用されます。音域的にはサブベースと呼ばれるかなり低い音域を扱うことになるので、ローエンドのミックス処理の難易度は上がります。→808ベースのミキシングテクニック【Hip-hop, Trap】コード進行はとてもシンプルで、2コードや3コードを1曲通して繰り替えすようなパターンが多いです。 永遠にループだと少し退屈だと感じたときは、グラインドやオクターブ上のハイフレットを使用してアクセントを付けることもできます。 808ベースはローエンドを担当し、35~60Hzぐらいのかなり低い音域なので一般的な再生機器だとベースを認識できない場合もあるので、プロデューサーによってはミッドベースをレイヤーすることもあります。 コードとメロディー ビートの土台となる部分ができたら、コードやメロディーといった上物を付けてビートを装飾します。主にギターやピアノ、オルゴール、シンセPADを使いアンビエントな雰囲気を演出します。現在のトレンドとしてハーフスピードエフェクトを使ったダークメロディと呼ばれるやメロディーや、レトロな雰囲気なエフェクト(RC-20 RETRO COLOR)を使用した汚れたサウンドがよく使われており、必須のテクニックなので是非とも習得しましょう。 まとめ 多くのHiphopソングにはこれらの要素に加えてラップボーカルが入ってくるので、そのことを考慮してしっかりとビートを単純化することと、ボーカルの入る隙間を空けておくことが大切です。リスナーの意識はボーカルに集まるということを意識しながらビート制作を行うことで、グルーヴ感のある一貫したリズムを提供することができます。 当サイトではオリジナルビート制作受注とトラックの販売も行っておりますので、詳細は下記リンクよりご覧ください。→制作依頼→トラックストア 以上、ヒップホップビートの作り方【Beat Making】でした。※YouTubeで詳しく解説しています。 おすすめ記事 トラップビートの作り方!簡単な5つのステップ【DTM】Lo-Fi(ローファイ)ヒップホップの作り方【DTM】

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はじめてのギターエフェクター【最初に揃えるべきはコレ!】 エレキギターを購入した後に必要になるのが、ギターのサウンドを変化させる為の「エフェクター」と呼ばれる機材。ギターの音作りにおいて必須の機材ではありますが、現在様々な音楽メーカーから非常に多くのエフェクターペダルが販売されており、初心者の方にとってはどれを買えばいいのか悩みどころだと思います。新品だと〇万円する製品がほとんどなので、できれば失敗したくないところ。そこで今回は初心者の方のために初めに揃えておくべきギターエフェクターの種類についてお話します。 1. 高品質なチューナー まずチューニングする為の「チューナー」は必須のアイテムです。ペダルを踏んでチューニングを確認できることは、ライブ演奏時にも便利なツールとして機能します。ギターチューニングの正しいやり方でも説明していますが、 万能タイプエレキタイプアンプラグドタイプ の3つの種類に分けることができます。おすすめは「エレキタイプ」のチューナーで、非常に高性能な製品が多く揃っているのでオススメです。アマチュア、プロ、どのギタリストのエフェクターボードを見ても間違いなくこの「チューナー」エフェクターがセットされていることでしょう。※詳しい高性能チューナーに関してはこちらの記事をご覧ください。 【2020年最新】精密ギターチューナー 5選 2. 歪みエフェクター(オーバードライブ・ディストーション) チューナーの次に必要なのが、オーバードライブやディストーションと呼ばれる「歪みエフェクター」です。歪み系のエフェクターもギタリストのエフェクターボードに必ず一つはある、鉄板エフェクターです。綺麗なギターサウンドから、いわゆるロックっぽい激しく歪んだサウンドにするために必要な機材なので、これを購入しないとエレキギターの醍醐味を味わえません。※歪みの仕組みについて詳しくしりたい方はこちらの歪み(オーバードライブ、ディストーション)が音楽に与える効果をあわせてご覧ください。 ギターアンプにも同じような歪み機能がついている場合がほとんどですが、多くのギタリストはギターソロで音をブーストするために使ったり、アンプの歪みとエフェクターの歪みを組み合わせて使うといった方法をとります。 ドライブエフェクターはギタリストが一番こだわりを持つ部分でもあり、自分に最適な歪みエフェクターをチョイスすることに長い時間を費やします。自分の演奏スタイルや音楽ジャンルなどから、どういった歪みが自分のギターに合っているのか?を見つけ出すのはある程度の経験や知識が必要です。しかし、現在はネットで多くの歪みエフェクターのトーンを試聴したり、ユーザーの評価を確認することが可能となっているので、ある程度ネットで目当てのエフェクターを絞ってから、実際に店舗にいって試奏するという流れをオススメします。※このサイトでも高品質なディストーションエフェクターを5つにまとめた記事があるので参考にしてみてください。 高品質のディストーションエフェクター 5選 3. 空間系(リバーブ・ディレイ) 続いてもギタリストにとって必須のエフェクターである「空間系エフェクター」です。ディレイやリバーブといったいわゆる部屋の「鳴り」を再現するエフェクターで、分かりやすいところでいうとカラオケのエコーがそれにあたります。小さな部屋にいながらにして、大ホールでライブをしているかのような壮大なサウンドを再現することが可能になるのでギターソロやリードフレーズでも迫力を出すために良く使われます。空間系エフェクトについて詳しく知りたい方はリバーブの種類とその効果についてをご覧ください。 リバーブエフェクター おすすめ 5選【ギター用】 まとめ はじめに揃えるべきギターエフェクターについてお話しました。 チューナー歪み系空間系 この3種類はギタリストにとっては必須のエフェクターです。これ以外にも人気のエフェクターはいくつかあって、「EQ」と呼ばれる音質を加工するエフェクターや、「コンプレッサー」と呼ばれる音のダイナミクスをコントロールするエフェクターなど。これらは状況に応じて必要になったときに購入するぐらいでいいと思いますが、ギターサウンドにより良い音質を求めるようになった時には必要になるかと思います。なるべく分からないままに色々購入してしまい、無駄に予算を削らないためにもあらかじめ必要なものを知っておくことは重要ですね。以上、はじめてのギターエフェクター【最初に揃えるべきはコレ!】でした。今回の内容についてYouTubeでも詳しく解説しています。 おすすめ記事 エレキギターを始める方へ【ギター完全マップ】【2020年最新】ギター用オーディオインターフェイスおすすめ 5選

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オリジナル楽曲をサブスク配信する方法【Spotify、Apple Music】 何日もかけて完成した自分のオリジナル楽曲を、できるなら世界中の人に向けて発信してみたいと思いませんか?一昔前は個人が全国、世界に向けて音楽を届けるには、音楽が認められることで音楽レーベルに所属し、流通を確保する必要がありましたが、今ではウェブサービスを利用することで簡単に配信することが出来るようになりました。今回は個人のクリエイターがSpotifyやApple Musicといった音楽配信サービスから自分の曲を配信する方法についてご紹介します。 誰でも簡単に配信できる 実際に筆者も、Spotify、Apple Music、YouTube Music、Amazon Musicといった世界的な主要サービスのほとんどで配信しています。音楽レーベルや事務所に所属しているわけでもなく、完全に個人で活動している状態ですが、SNSにつぶやくのと同じくらい簡単な手順で、世界中に向けて楽曲配信ができています。では、どういった方法でオリジナル曲を世界に向けて配信しているのか。順を追って解説していきます。 楽曲を用意する 配信する為には、まずは自分のオリジナルの楽曲を用意する必要があります。はじめて配信する人にとっては「プロクオリティの品質じゃないと配信できないのではないか?」「スマホで録音した歌声でも大丈夫なの?」といった疑問が浮かび上がるかと思いますが、特に「音源審査」のようなものは設けられていないので、基本的にはどんな曲でもアップロード可能です。曲のクオリティよりも、楽曲をアップロードする際に最も注意するべきは「著作権」です。例えば、他人の楽曲を一部をサンプリングした音源や、YouTubeから切り抜いた音声、ロイヤリティーフリーではない素材などを使った音源はNGです。すべて自分のオリジナルコンテンツである必要があります。 ジャケット画像を用意する 楽曲が用意出来たら、次はジャケットとなる画像データを用意しましょう。他にもアートワーク、カバーアートと呼ばれることもあり、CDの表紙に使ったり、曲の再生中に画面に表示される画像のことです。楽曲のイメージを反映した高画質な写真が好ましいですが、スマホで撮影した等、自分の好きな画像を指定することも出来ます。形式はjpg、.png、または .gifのオリジナル正方形の画像が最適で、小さな画像を拡大してぼやけた写真や、WebサイトのURL、SNSの名前の入ったデータは拒否されるので注意しましょう。 ディストリビューションサービス 自作楽曲をSpotifyやApple Musicのような音楽配信サービスから配信するにはディストリビューションサービス(音楽配信代行サービス)を使用するのが一般的です。音楽ディストリビューションを行っている会社は、有名所だとTuneCoreやCDBaby等があり、自分の楽曲をSpotifyやApple Musicなどに配信する為の仲介をしてくれるサービス会社のことです。 配信先により多少の審査はありますが、このディストリビューションサービスを利用することで誰でも簡単にApple MusicやSpotifyに自分の楽曲を配信することが可能です。ディストリビューションサービスを行っている会社は日本と海外も含めると多くの数があり、それぞれ料金形態や報酬制度やその他サービスが違ってくるので、自分の活動に見合ったサービスを選択することが重要です。 ディストリビューションごとの主なサービスの違い シングル・アルバム配信料金年会費手数料最短配信日数配信先ストア収益還元率その他サービス この辺りが各ディストリビューションによる違いでしょうか。例えば、まだ新しく活動を始めたばかりのアーティストで、そこまでの再生やダウンロード見込みが取れない場合には、収益還元が低くても、配信料金や年会費がゼロのところを選んだほうが良かったりします。あとはグッズ販売サービスが付属していたり、Spotifyに独自のプレイリストを持っていたり、大手音楽事務所やレーベルとの繋がりが深く、契約のチャンスがあったりと様々です。 はじめは細かい違いのように感じますが、自身のアーティストとしての規模が大きくなるにつれて最終的な収益にも差が開いてくるので、しっかりと自分の音楽活動に合った会社を選択するようにしましょう。 人気のディストリビューションサービス 現在多くのディストリビューションサービスがあるので、始めて利用する方からすると、自分にもっとも最適なプランを探し出すのは中々難しいです。一つ一つサイトを訪問して調べるのが確実ですが、中々時間のかかる作業なので、とりあえずは登録アーティストの多い有名なディストリビューションサービスを利用するのがもっとも安全かつ失敗が少なくなるかと思います。そこで、国内と海外で人気の主要ディストリビューションサービスをいくつかまとめてご紹介します。 narasu narasuはすべての手続きを代行、スマホから簡単に楽曲配信ができるように設計された国内のディストーションサービスです。Apple Music、Spotify、YouTube Musicはもちろん、AWA、レコチョク、LINE MUSICなどの国内の配信プラットフォームからも簡単に配信ができます。配信し放題プランは月額660円で利用でき、アーティストへ90%収益還元率でのサービス提供を行っています。 narasu公式サイト TuneCore 日本最大のディストリビューションサービス「TuneCore」国内での人気、知名度ともにNo.1。オリジナル楽曲を iTunes, Apple Music, Spotify, Amazon など世界185ヵ国以上で簡単に販売・配信。楽曲権利はそのまま、収益は100%還元。楽曲の各種配信先のリンクをシェアする際に便利な短縮URLの作成と、楽曲再生の分析データがみれるアナリティクスを備えたLinkCore(リンクコア)、各ダウンロード・ストリーミングサイトのピックアップやプレイリストへの掲載を補助してくれるSubmit(サブミット)という新たな機能も登場。詳細はTuneCore公式サイトをご覧ください。TuneCore公式サイト LANDR 国内外から人気のサービスであり、もともとはクラウドベースの自動マスタリングサービスとしても有名です。こちらも主要な配信サービスは網羅しており、楽曲権利と売り上げは100%還元です。曲数無制限のプランもリーズナブルな価格(¥400/月)もあるので、多くの楽曲をリリースするアーティストにオススメです。人気の自動マスタリングとセットになったプランもあるので、個人ミュージシャンの為の総合的な支援サービスとして利用できる強みがあります。LANDR公式サイト CDBaby 世界で最初に音楽のディストリビューションサービスを開始した業界最大手の会社。年会費がかからないという大きなメリットがあるため多くのインディーアーティストが利用しています。配信先もSpotifyやApple Musicなどの主要なところだけでなく、LINE MusicやAWAなど、日本国内に人気が偏っているプラットフォームにも配信が可能です。CDBaby公式サイト Distrokid 海外のディストリビューションサービスである「Distrokid」年会費$19.99を支払うと、シングルとアルバムを無制限にリリースできる、とても大きなメリットがあります。リリーススパンの速い、ビートメイクプロデューサーやヒップホップ系アーティストに人気のサービスで、登録してから配信まで最短1日というのも非常に嬉しいです。Distrokid公式サイト Frekul TuneCoreと並んで国内で人気のディストリビューション会社。Apple Music、Spotify、iTunes Storeなど世界中の主要音楽サービスからの配信はもちろん、カラオケからの配信も可能です。ASOBISYSTEMやavex、Pony Canyon、Sony Music Artists等、音楽会社と多く提携しており、有名なレーベルや事務所と契約できるチャンスがあるのも大きな特徴のひとつ。Frekul公式サイト まとめ SpotifyやApple Musicのような主要ストリーミングサービスからの配信にはディストリビューションを利用する必要があります。現在は音楽レーベル以外にも個人でディストリビューションサービスを利用することも非常に多くなってきました。自分の音楽活動に見合ったサービスを選択して、少しでもストリーミングによる収益を最大化することも、個人アーティストとしての活動に必要なスキルといえるでしょう。以上、「オリジナル楽曲をサブスク配信する方法【Spotify、Apple Music】」でした。 おすすめ記事 Russから学ぶ現代の音楽成功術とは?ミュージシャンの為のSNSマーケティングに役立つ5つのヒント

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