【コスパ良すぎ!】低価格帯の良質なエレキギター8選(2023年版)
これからギターを始める方にとって最初に最高の一本を選択することは、これから長いギター人生の中で最も重要な選択といっても過言ではありません。
低価格帯のギターはビルド品質のバラつきも多く、もし初めに状態の悪いギターを手にしてしまうと、音質や弾き心地の悪さから「ギターはこういうもの」と決めつけてしまい、挫折の原因にもなりかねません。
なので、比較対象の無い初めの一本はなるべくネットの情報やレビュー、評価を頼りに多くのユーザーから信頼を獲得しているギターを選択することをおすすめします。
エレキギターの選び方
エレキギターを実際に購入する際には、自分の演奏したいプレイスタイルやジャンルに合わせたサウンド、見た目、予算など、さまざまな要点を考慮することが大切です。
エレキギターの選び方について、いくつかのポイントをご紹介します。
1. プレイするジャンルやスタイルを明確にする
エレキギターは様々なジャンルで使用されている楽器です。ロックやポップ、ジャズやカントリー、ハードロックやメタルなど、プレイするスタイルや目的に合わせたエレキギターを選ぶことが大切です。
2. ピックアップの種類
エレキギターのピックアップは、弦を振動させることで電気信号を生成する装置です。ピックアップは、ギタートーンの質感を大きく左右する重要な部品です。ピックアップにはさまざまなタイプがあるので、プレイスタイルに合わせたものを選びましょう。
3. 材質を考慮する
ギター本体の材質は、サウンドや手触り、重量などに大きな影響を与えます。また、材質によっては、製品の寿命や保管上の特殊な点がある場合もあるので、あらかじめ下調べしておくと安心です。
4. ネックとフレットの種類
エレキギターのネックとフレットのタイプは、プレイヤーによって好みが異なるパーツの一つです。また、特にネックの太さとフレットのサイズはギタープレイに直接影響するポイントなので、実際に店舗で試奏してみるということも試してみましょう。
2. ブランド、価格帯で選ぶ
ギターを選び際には、ブランドや価格帯も重要な判断基準となります。ギター初心者向けに、低価格でも良質な製品を提供しているブランドもあるので、ギターについてあまり詳しくない場合は検討してみましょう。
それでは、ここから低価格帯の良質なエレキギターをいくつかご紹介します。
Yamaha Pacifica 112V
初心者のための最高のエレキギターとして人気を得ているYAMAHAのパシフィカ。
発売から数十年経った今でも、完璧に近い初心者向けエレキギターとして色んな音楽情報誌やウェブサイトでも紹介されることが多く、「ストラト」スタイルのボディシェイプは人間工学に基づいており、座って状態でも立った状態でも最高のプレイアビリティを実現します。
3つのピックアップ(1つのハムバッカーと2つのシングルコイル)が搭載されていることで、様々なジャンルやスタイルに合わせた音色選択が可能になっているので、まだ自分の演奏スタイルが確立していないギタリストにとってオールマイティなサウンドを提供してくれます。
Squier Affinity Stratocaster
Fenderが手掛けるリーズナブルなギター「SquierAffinity」シリーズ。
王道ともいえるクラシカルなストラトスペックを引き継ぎながら、コスト・パフォーマンスも実現した魅力的な入門用ギターとして人気のあるモデルです。
Squier Affinity Stratocasterは、3つのシングルコイルピックアップ、軽量のアルダーボディと21フレットのメイプルネック、ヴィンテージのトレモロブリッジなど、本家ストラトキャスターと同じようなビジュアルと機能性を兼ね備えています。
Epiphone Les Paul Studio LT
Gibson直系ブランドとして人気のエピフォン・レスポールスタジオ。
低価格帯にしてレスポールが持つ図太さとクラシックな雰囲気を出力し、試行錯誤されたマホガニーのボディとネックに加えて、ハムバッカーの厚みのある豊かなトーンを提供してくれます。
他のギターに比べると少し重量感はありますが、レスポール上位機種と同じ2ハムバッカー・ピックアップと2ボリューム2トーンのスタイルで、甘く艶のあるクリーントーンから、エッジの効いたドライブサウンドまで、王道のレスポールサウンドを奏でてくれる一本です。
Ibanez GRG170DX
黒のナイトフィニッシュでスタイリングされた「Ibanez GRG170DX」は、なめらかなダブルカッタウェイデザインで作られたポプラボディが特徴的で、激しめのロックやメタルを演奏したい方におすすめです。
Ibanezの定番モデル"RG"をもとにしたモデルで、2つのハムバッカーと1つのシングルコイルピックアップを搭載、マスターボリュームとトーンノブはギターのレベルと音色を制御し、5ウェイピックアップセレクタースイッチは2つのピックアップから選択するか、それらをブレンドすることも可能です。
特定のジャンルに特化したタイプのギターですが、手頃な価格帯にして、Ibanez品質を誇った、ルックス、トーン、演奏性を備えたメタル用機種として人気です。
Squier Bullet Mustang HH
Squier Bullet Mustangは女性ギタリストに人気のムスタングスタイルの初心者向けエレキギターです。
演奏性の高さやネックスケールが他のギターよりも短いので、若いギタープレイヤーや女性にも弾きやすいギターとしておすすめできます。
ジャンルとしてはパンク系が得意で、オーバードライブエフェクトと組み合わせることで最高のトーンを出力することができる2つのハムバッカーを搭載しています。
FERNANDES ZO-3
見た目はおもちゃのようなデザインですが、しっかりとギターサウンドを鳴らすことができる"ゾウさんギター"こと「ZO-3」
ゾウさんギターの大きな特徴の一つとして、ギター本体にアンプスピーカーが組み込まれている仕組みになっている為、シールドやアンプといった機材を用意しなくても、すぐに音を出すことができます。
小さめのサイズ感と、さらにハローキティ、リラックマ、ミッキーマウスといった人気キャラクターコラボしたかわいいモデルもあるので、お子様にもおすすめです。
PRS SE Standard 24
ギタリストが憧れる人気機種「PRS」の価格を抑えたSEシリーズ。
PRSとしてのサウンドクオリティを継承しつつも、手ごろな価格帯でのギターを実現したSEシリーズは、2001年のSantanaモデルの登場以来、世界中のギタープレイヤーに愛用されています。
ポール・リード・スミス氏は「学生でも手に入れられる低価格で、PRSの高品質が味わえるギターが作れないか」と提案したことから制作され、通常のPRSが40万~くらいであることを考えれば、コスパ面は非常に優れています。
Gretsch G2622 Streamliner
2016年に発表されGretchの「ストリームライナー・コレクション」は、ヴィンテージ感溢れるルックスと新開発のピックアップ、低価格を特徴とするコレクションシリーズです。
ファーストグレッチとしてホローボディタイプ(空洞のボディ)を狙っている方におすすめできるギターです。
ホローボディタイプのサウンド特性として、箱鳴り感のあるクリアなサウンドから、歪みを乗せたパラフルなサウンドまで、幅広いトーンを鳴らすことができます。
まとめ
初心者の1本目におすすめな低価格帯の良質なエレキギターをご紹介しました。
- Yamaha Pacifica 112V
- Squier Affinity Stratocaster
- Epiphone Les Paul Studio LT
- Ibanez GRG170DX
- Squier Bullet Mustang HH
- FERNANDES ZO-3
- PRS SE Standard 24
- Gretsch G2622 Streamliner
オールマイティなパシフィカ、ストラト系ならアフィニティ、レスポール直系ならエピフォン、激しめのジャンルはIbanez、若い人や女性の方はムスタングと、それぞれに特徴があるので自分の演奏スタイルやジャンルに合わせて選択しましょう。
以上、「【コスパ良すぎ!】低価格帯の良質なエレキギター8選(2023年版)」でした。