Clubhouseを利用する時に知っておくべき5つの基本的なマナーについて
Clubhouseは新しい招待制のオーディオソーシャルメディアアプリ。2020年3月に米国でサービスを開始し、最近は国内でも流行しています。
日本でバズが起こってから1週間ほどが経過しました。
→話題の「Clubhouse」とは?ミュージシャンが利用するべき5つの理由
どのSNSにも言えることですが、サービスが開始されてからしばらく経過すると、公式に規定があるわけではないけれども、ユーザー間同士の「お作法」的な暗黙のルールというものが確立されていきます。
Twitterで知らない人にいきなり絡むときは「FF外から失礼します」と添えるとか、インスタでハッシュタグを付けまくるのは宣伝っぽくてちょっとカッコ悪いみたいなことです。
1. プロフィールをしっかり書く
プロフィールをきちんと書くことは非常に重要です。
Clubhouse内では顔が見えない相手と初めましての会話をするので、プロフィール欄を充実させることで自分が何者であるのかを相手へ知らせるのと同時に、会話のきっかけとなる話題を提供することができます。
他のSNSよりもプロフィールへのアクセスが多く、そこから更にTwitterやInstagramに飛んで、相手の情報を引き出すことで会話がスタートするパターンがほとんどです。
あなたが話をしている間にスピーカーもオーディエンスもかなりの確率であなたのプロフィール欄を覗きに来るので、空白だけは避けるようにしましょう。
アイコンをタッチすると、プロフィール文章の始めの3行が表示されるので、そこにキャッチーな自己紹介文を書いておくと、さらに詳細まで目を通してくれる可能性は高まります。
2. スピーカーに指名されたらまずはミュート
現状の日本のClubhouseでは挙手をしてスピーカーに指名されたとしても、すぐに喋るのはなるべく控えましょう。
少人数部屋や直接指示されて壇上に上がる場合は別ですが、基本的にはスピーカー=喋る権利を貰えた。ぐらいの感覚で、スピーカーになったらまずはミュートするのが無難です。
会話に入る時は会話の流れを呼んで、良きタイミングで喋り始めないとルームの空気を断ち切ってしまい、時が止まります(笑)
とはいえ、このことに関しては意見が分かれる部分でもあり、本来の使い方としては喋る人は挙手をしてスピーカーの権限を貰い、喋り終えたらオーディエンスに戻るというのが普通だからです。
特に大人数の部屋では長期滞在した方はルームの上部の方に表示されるということもあって、ルーム内のほとんどの人がスピーカー状態になっていて、喋らない人はマイクをミュート状態にして待機するというスタイルが一般的になっているので、注意が必要です。
3. 自己紹介は短く
モデレーターからスピーカーとして指名された場合に自己紹介をお願いされることがあります。
お願いされなくても不特定多数の人が多くいる空間で、自分のことを知ってもらう為にも自己紹介は重要ですが、仕事の宣伝を交えながらダラダラと自己PRをするのはNGです。
そういうルームなら問題はないですが、会話に入るたびに長い自己紹介を聞かされるのはオーディエンス側としては結構苦痛です。
なるべくスマートに端的に済ますことで、オーディエンスに好印象を与え、長い自己紹介をするよりも逆にプロフィールを覗きに来てもらえる可能性は高まります。
最近上手な自己紹介だなと思った人に「はじめまして〇〇です。普段〇〇の仕事をしています。プロフィール欄に詳細を載せていますので、気になる方はそちらをご覧ください」という方がいました。
気になる方は見に行くし、興味が無い方に対してはルームの流れを断ち切ることなく会話を続けれるので、素晴らしいなと思いました。
4. End Roomは絶対おさない
ルームホストかモデレーターに選ばれた方限定ですが、部屋から退室するときは画面左下の「Leave quietly」です。
初心者の方で英語が苦手な方はメニューにある「End Room」を選択してしまいそうになりますが、End Roomは部屋自体を閉じるボタンなので注意しましょう。
部屋にいる人全員を退室させることになるので、気を付けましょう。
5. 興味のあるスピーカーをフォローする
Clubhouseのルームに入ると3つのセクションに分かれています。
- 上部 : Speakers(Moderator)
話をしている人達(緑の星マークはモデレーター) - 中部 : Followed By The Speakers
スピーカーがフォローしている人達 - 下部 : Others In The Room
その他の人達
Clubhouseのメインフィード(ルームを選ぶ画面)には自分がフォローしている人がトークしている部屋が表示されるので、例えば音楽系の人達をフォローすれば音楽系のルームが多く表示されることになります。
積極的にスピーカーとして喋っている方をフォローし、相互フォローの関係になれば、ルームに入室したときに中部のFollowed By The Speakerの場所に自分が表示されるので、オーディエンスだとしても自然と多くの人の目にとまることができます。
面白い人達をフォローすればその人がフォローしている人達もルームに表示され、面白い人がフォローしている人は面白いだろうという、数珠繋ぎ的に和が広がっていくことになります。
まとめ
Clubhouseを利用する時に知っておくべき5つの基本的なマナーについてお話しました。
- プロフィールをしっかり書く
- スピーカーに指名されたらまずはミュート
- 自己紹介は短く
- End Roomは絶対おさない
- 興味のあるスピーカーをフォローする
まだまだClubhouse自体がベータ段階なので、これからも色んなルールやマナーが模索されていくとは思いますが、現状だとこういった感じです。
クラブ機能の追加や課金要素なども追加されるそうなので、楽しみですね!
以上「Clubhouseを利用する時に知っておくべき5つの基本的なマナーについて」でした。
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