【重低音】サブベースVSTプラグインおすすめ5選
最近は楽曲制作に関して、ローエンド部分をどっしりと支えるサブベースの存在がジャンルに関係なく重要視されています。
特にヒップホップ、トラップ、EDMのような低音を強調するジャンルでは、図太くパンチのあるサブベースをチョイスすることでワンランク上のグルーヴ感溢れるトラックを入手できます。
→ローエンドミックスの為の重要な5つのヒント
サブベースとは?
サブベースとは?現在のサブベースの使い方でもご紹介しましたが、簡単にいうと一般的なベースのさらに1オクターブ下の25~80Hz周辺の非常に低い音域を扱う楽器です。
楽器といっても一般的にはシンセサイザーのサイン波を加工して補うことが多いのですが、あまりに低い音域の為、上手く加工しないと一般的なリスニング機器では綺麗に再生されません。
ローエンド部分はプロでも処理が難しいとされている音域なので、慣れないうちは自分で作るよりもサブベースに特化したプラグインを使用することで簡単にローエンドを強化することが可能です。
そこで、今回は人気のあるサブベースVSTプラグインを5つご紹介。
Bass Master
簡単な操作でスピーカーを揺るがすような重厚なサブベースが得られます。
このプラグインは完全に低音専用に設計されており、海外のプラグイン販売の最大手「Loopmasters」受賞歴のあるサウンドエンジンに基づいて構築されています。
Bass Masterは多くの音源ソースを備えており、 伝説的なハードウェアクラシックと最先端のシンセサイザーの両方から217の波形のセット(組み合わせは50,000通り以上)に及び、 あらゆるジャンルのパワフルなベーストーンに最適です。
Bass Engine 2
「Bass Engine 2」はヒップホップ制作に必要なサブベースに特化したVSTプラグインです。
ヒップホップ、トラップ系のプロダクションでは必須の808ベースと呼ばれるサウンドが豊富に備わっているので、即戦力として使えます。
ファットな808ベースとビンテージのアナログサウンド、300以上のヒップホップベース音源がすべてEQ処理済みで、Drawmer 1961 Dual Vacuum Tube Equalizerで処理された深いローエンドの暖かさとパンチのあるミッドレンジを実現します。
SubBass Doctor 808
本家「Roland TR 808」にインスパイアされた非常に自然な低音を再生可能で、必要に応じて心地よいパラレルサチュレーションを追加することもできます。
TR-808シンセサイザーは1980年に登場した古いタイプの機器ですが、現在のメインストリームでも使用される程人気は高く、最も使用率の高いソフトウェアといっても過言ではないほど多くのエンジニアから愛されています。
本物のサブベースサウンドを手に入れたい方におすすめです。
808 Studio 2
808 Studio 2は、最先端の品質の808ベース用に設計されており、ヒップホップやトラップはもちろんのこと、強力なサブベースシンセを必要とするあらゆるジャンルに最適です。
サンプラー、ローパスを備えた2つの追加オシレーター、シーケンス機能、サチュレーション、コンプ、EQ、フィルター等の豊富なエフェクトを搭載。
出来ることが多いので他と比べると操作は複雑ですが、自分でサブベースサウンドを作り込みたいという方におすすめのプラグインです。
JST Sub Destroyer
ロック、メタルコア界隈のエンジニアとして有名な「Joey Sturgis」がプロデュースするサブベース生成プラグインです。
ピッチ下降するベースドロップを簡単に作成することが可能で、一時期多くのバンドマンがライブ中の「きめ」で使ったり、既存のベースに追加したりと補助的な用途で使用しています。
ベースドロップ以外にもEDMやダブステップで使える強力なベースサウンドもプログラム可能。
まとめ
サブベースVSTプラグインおすすめを5つご紹介しました。
- Bass Master
- Bass Engine 2
- Sub Bass Doctor 808
- 808 Studio 2
- JST Sub Destroyer
これらのサブベースに特化したプラグインを使用することで簡単に素早くローエンドを強化することが可能です。
シンプルな操作なものから作り込めるものまで様々なので、制作環境やジャンルに合わせて導入してみてください。
以上、「【重低音】サブベースVSTプラグインおすすめ5選」でした。