【2021年5月最新】無料のVSTプラグインの中からおすすめ5つを厳選
毎月多くの音楽メーカーから無料のVSTプラグインがリリースされていますが、その中から特に注目度の高いプラグインを厳選してご紹介します。
元々有料だった製品が無料になっていたりと、有料製品にも劣らない性能を持ったプラグインもいくつかあるので、ぜひ参考にしてみてください。
Ocean Swift Synthesis
開発元のOcean Swift Synthesisは、すべてのシンセサイザープラグインを無料で利用できるようにしました。
無料の高品質シンセを探しているなら間違いなくチェックしておくべきサイトです。
OSS Enterprise、hybrid vector synth、the Polyphenom 2 polyphonic hybrid synthesizer、Aeolian Meditation等の製品が無料で入手可能です。
唯一の欠点としては現在Windowsにしか対応していないということです。
RDGAudio SideChainer 2
便利なサイドチェインエフェクトをかけることができる無料プラグイン。
サイドチェインはキックが踏まれた瞬間にだけベースの音量を下げるといった使い方ができるミキシングテクニックで、EDM系プロデューサーなら頻繁に使用することになります。
手動でボリュームオートメーションを使ってサイドチェイン効果を得ることもできますが、RDGAudio SideChainer 2を使えば簡単に一般的なポンピング効果を実現できます。
特徴としては対象となるトラックに合わせて独自の曲線を描くことができることです。これにより、コンプレッサーのエンベロープコントロールだけでは実現が難しいカスタムポンピングエフェクトを実現できます。
ANWIDA Soft SPATIO Light
SPATIO LightはANWIDASoftのSPATIOリバーブをベースにしたプラグインです。
その前身はクラシックなDXリバーブライトで、開発者によると色彩豊かな小さなルームリバーブから、自然な響きの広いホールリバーブまで、あらゆるもの音響効果をエミュレートできるとのことです。
プラグインには一般的なリバーブコントロールである、ミックス、プリディレイ、ディケイパラメーター、およびローパスフィルターが備わっており、64ビットの内部処理を備えたノイズの無いクリーンなステレオリバーブです。
こちらの製品は現在、VST3およびAUバージョンのmacOSで利用でき、Windows版は開発中となっています。
Strix Audio STR-X
STR-Xは特定のアナログアンプに基づかないギターアンプシミュレーションです。
独自開発の為、シンプルでありながらパワフルなアンプシムとして設計されており、さまざまなトーンをすばやく再現できます。
Normal、Thick、Openモードから選択し、Xノブでディストーション量をコントロールし、ゲインノブを使用してプリアンプセクションをブーストします。
3バンドイコライザー、プレゼンスコントロール、ブライトスイッチも付いていて、マスターノブで最終的な音量を調節します。
STR-Xは現在、Windows用のVST / VST3プラグインとして機能します。
Lostin70s Live Pedalboard
Lostin70は無料アンプシミュレーションをいくつかリリースしていますが、アンプが単独で提供できる以上の音響の柔軟性の為に無料のデジタルペダルボードをリリースしました。
6つのコンパクトエフェクトが搭載されており、歪みやコンプレッサー、空間系はディレイ、リバーブ等の一般的に使用頻度の高いエフェクトはすべて搭載されています。
現在Live Pedalboardは、WindowsおよびmacOSでVST、VST3、およびAU形式で利用できます。
まとめ
最新の無料VSTプラグインの中からおすすめを5つに絞って厳選してみました。
- Ocean Swift Synthesis
- RDGAudio SideChainer 2
- ANWIDA Soft SPATIO Light
- Strix Audio STR-X
- Lostin70s Live Pedalboard
ギタリストの読者も多いので、ギタリスト向けのプラグインもいくつか入れました。
無料シンセといえばここ最近は「Vital」一強な感じもありましたが、Ocean Swift Synthesisの登場でこちらの使用者も増えるのではないかと思っています。
どれも無料とは思えないほどハイクオリティーな製品ばかりなので、プロデューサーの方は是非ゲットして試してみてください。
以上、「【2021年5月最新】無料のVSTプラグインの中からおすすめの5つを厳選」でした。