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ギターアンプのノイズ問題を一発解決!すぐにできるアンプのノイズ対処法6選

アンプノイズ

ギターアンプのノイズ問題を一発解決!すぐにできるアンプのノイズ対処法6選

ギターアンプから「ジジジ・・・」といったノイズ。嫌ですよね。演奏中は気にならないけど、曲間や休符時にノイズだけが鳴り響いていると、気になる人も多いかと思います。

ギターアンプのノイズは、演奏や録音の際にサウンドに干渉する非常に厄介な問題です。しかし、いくつかの簡単な対策を実施することで、ノイズを大幅に軽減することができます。

そこで今回は、ギターアンプのノイズ対策として、すぐに実行できる5つの効果的な方法を紹介します。

1. 電子機器を近くに置かない

電子機器

電子機器は電磁波を発生しています。ギターアンプも信号を増幅するために電子部品を使用しており、近くに電子機器を置いていると、電磁波がアンプに影響を及ぼす可能性があります。

また、ギターの音というのは弦の振動をピックアップと呼ばれる機器で電気信号に変換して、アンプから出力されています。このピックアップからもノイズを拾うこともあります。

ノイズの原因となりやすい電子機器は以下の通りです。

  • スマホ
  • ノートパソコン
  • エアコン
  • 扇風機
  • 電気ストーブ

これらが原因でアンプからノイズが発生していることがあります。

ちなみに、シールドされていないケーブルや、アンプヘッドからも外部の電気信号の影響を受けるので、アンプの上にスマホやノートPCを置くのはあまりよくないです。

2. 低品質なシールドを使わない

シールド

先述したように、ギターシールドもノイズの原因となるので、安価なギターシールドや長年使用して劣化してしまったシールドを使っているとノイズが発生しやすくなります。

シールドは弦と同じように「消耗品」なので、音質劣化やノイズが目立つようになってきたら交換するようにしましょう。

新しいシールドを買うときは、もちろん信頼あるブランドや、価格の高い製品ほど良質で安心感はありますが、低価格で高品質な製品を提供している信頼あるメーカーもたくさんあるので、色々調べてから購入することをおすすめします。

個人的には「CANARE」のシールドが安価で、業界標準として多くのアーティストやエンジニアに使用されているのでオススメです。


3. エフェクターをチェック

エフェクター

足元のエフェクターがノイズの原因となっている場合も多いです。電源接続の順番パッチケーブルボリュームペダルのようなそもそもノイズが発生しやすいエフェクターもあります。

また、エフェクターには電源供給が必要ですが、パワーサプライで安定した電源供給を行い、電源ケーブルを他の電子機器やノイズ源から遠ざけ、クリーンな電源を確保することも大切です。

エフェクターの中からノイズの原因を特定する方法としては、一つ一つ繋いでみて確認するという方法がありますが、たくさん繋いでいる場合には原因を特定するのに時間がかかります。

ギターとアンプを直アンで繋いでみて、ノイズが鳴らなかった場合にはエフェクターを疑いましょう。

4. ノイズ除去エフェクトを使う

ノイズゲート

アンプを激しくドライブさせると、どうしてもノイズが大きくなってしまうのは仕方ありません。そういった場合に役に立つのが「ノイズゲート」と呼ばれるエフェクターです。(ノイズサプレッサーと呼ばれる場合も)

ノイズゲート(Noise Gate)は、音響機器や音楽制作においてノイズを抑えるための効果的なツールです。ノイズゲートは、不要なノイズやサステインの長い音をカットし、クリーンなサウンドを鳴らすのに役立ちます。

特にロックやメタルのような激しい歪みを扱うジャンルでよく使用されており、仕組みとしては、ノイズ自体を除去するのではなくて一定のレベルを下回った電気信号をすべて除去してくれるエフェクターです。

ノイズゲートより手前のノイズを根こそぎカットしてくれるので非常に便利なのですが、設定を間違えるとサスティーンを消してしまったり、クリーントーンに干渉してしまったりするので気を付けましょう。


5. 立ち位置を変える


楽器の位置や立ち位置を変えるだけでノイズがピタっと止まることもあります。

アンプの方を向いたり近づきすぎると、アンプから出た音を再びピックアップが拾ってしまいノイズ増幅ハウリングの原因にもなります。

この動画でも分かるようにギターとアンプとの距離、向きによってノイズボリュームが大きく変化するので、スタジオやライブ中の立ち位置も意識するといいですね。

6. グランドループの整備

グランドループ

ノイズの多くは不適切なグランドループから発生します。グラウンドループは、配線がループ状になっているもののことを指し、これはグラウンドだけに限らないで、信号回路や電源でも同じ問題となります。

グランドループの問題を解決するためには、異なる機器間の接続を管理して、余分な接地経路を排除する必要があります。これには、シールドされたケーブルの使用、オーディオインターフェースやDIボックスの導入、電源の統一などがあります。

色んな要因があるので、すべての現象に対処するのは難しいですが、ノイズをもらわないように配置や接続方法を変えてみたりするのが基本の対処方法です。

まとめ

ギターアンプのノイズ問題は、演奏や録音の際に頭を悩ませることがありますが、適切な対策を行うことで、クリーンで快適な演奏環境を維持することができます。

  1. 電子機器の距離を確保
    ギターアンプから電子機器を遠ざけましょう。スマートフォンやノートパソコンなどの電子機器が近くにあると、ノイズの原因となります。
  2. 高品質なシールドを使用
    ギターシールドは音質に大きな影響を与えます。安価なシールドや劣化したシールドを避け、信頼性の高いブランドのシールドを選びましょう。
  3. エフェクターの確認
    足元のエフェクターがノイズの原因になることがあります。エフェクターの電源や接続順序を確認し、安定した電源供給を確保しましょう。
  4. ノイズゲートの活用
    ノイズゲートはノイズを効果的にカットするツールです。必要に応じて使用し、ノイズをコントロールしましょう。
  5. 立ち位置の調整
    ギターとアンプの立ち位置や向きを調整し、ノイズを最小限に抑えましょう。
  6. グランドループの整備
    適切なグランドループの整備に注意し、余分な接地経路を排除しましょう。

これらの対策を組み合わせて、ギターアンプのノイズトラブルを解決しましょう。ノイズを解消し、クリーンなサウンドで演奏を楽しむために、試行錯誤しながら最適な対策を見つけていくことが大切です。

以上、「ギターアンプのノイズ問題を一発解決!すぐにできるアンプのノイズ対処法6選」でした。


ギターアンプのノイズの原因と5つの対策方法

自宅で音楽制作する時のノイズ対策について

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