【2024年最新】高品質ギター用オーディオインターフェイスおすすめ8選
ギターからのオーディオ信号をデジタル化してPC内の作曲ソフトに取り込みたい場合やライブの同期演奏時に、オーディオインターフェイスが必要になります。
しかし、いざ購入しようと思っても初心者からプロ向けまで幅広い製品がリリースされていて、どれが最適なのか悩むことかと思います。
そこで今回がギター用のオーディオインターフェイスのおすすめ製品をいくつかご紹介します。
ギター用オーディオインターフェイスの選び方
ギターに適したオーディオインターフェースでは、ギターレコーディングする為のシンプルな単一入力オプションと、マイク等を挿し込めるキャノン入力を備えている機種であれば十分対応可能です。
追加でレコーディング時の音の遅延を感じさせない「ダイレクトモニター」機能や、リアンプの為のアンプ出力ソケット等、製品によって少し機能が異なります。
用途に合わせて入力端子の種類・出力端子の数・音質・付属オプションなども考慮しながら、自分の音楽スタイルに最適なオーディオインターフェイスを探しましょう。
入力端子を確認する
オーディオインターフェイスにの入力端子の種類には、マイクを接続する「XLR(キャノン)端子」と楽器類の接続に使う「ライン端子」が備わっていることが多いです。また、両方に対応している「コンボジャック」もあります。
例えば、シンガーソングライターのような歌声と楽器を同時に録音する場合は2つの入力端子が必要となり、ドラム録音のような複数のマイクを使う場合では、8ch以上の入力端子が必要になることも。
より繊細なサウンドをキャプチャすることができるコンデンサータイプのマイクを使う場合には、ファンタム電源が搭載されているオーディオインターフェイスを選択しましょう。
出力端子の数
PCに接続する為のUSB端子や、スピーカー出力はほとんどの機種で搭載されているので、問題ないでしょう。
ギターやマイクのみをオーディオインターフェイスに接続する場合はメインの出力端子が1つのものでも十分ですが、外部エフェクターを接続する際には出力数が4ch以上が必要になります。
「リアンプ」のような、クリーンなサウンドをアンプからマイクで録音して、外部エフェクトで加工する方は出力数をチェックしておきましょう。
音質にこだわる
音質の良さを求める方はハイレゾ対応のものや、高品質な内蔵プリアンプを搭載した製品がおすすめです。
サンプリングレート(kHz)とビットデプス(bit)が高い機材を選ぶと高音質の録音が可能なので、おすすめは192kHzと24bitに対応している製品です。
また、オーディオインタフェースには「マイクプリアンプ」が搭載されています。モデルによってはラック型のマイクプリアンプをデジタルエミュレートした製品もあります。
付属のソフトウェアで選ぶ
一部の製品には音楽制作で役立つソフトウェアが付属されていることがあります。
有名な音楽メーカーの製品であれば主要DAW(作曲ソフト)の機能限定版が付属していることがほとんどなので、これから作曲を始めようと考えている方は、お得に制作をスタートすることができます。
Cubase、Studio One、Ableton Liveなど、製品によって付属するソフトも違ってくるので、使ってみたいソフトを基準に選ぶのもいいかもしれません。
それでは、ここからギター用オーディオインターフェイスのおすすめ製品をご紹介します。
IK Multimedia Axe I/O
- Amplitube 4Deluxe付属
- 可変インピーダンスレベル
- アンプアウト搭載
Ax I/Oには、デジタルアンプ、キャビネット、ストンプボックスを備えたIKMultimediaの「Amplitube4 Deluxe amp / FXモデラー」と8つのオプションが含まれているため、レコーディングギタリストにとって嬉しい、豊富なオプションが搭載されています。
ギターのために設計された、最高品位の 2イン/5アウトのオーディオ・インターフェース&コントローラー
として機能し、コンデンサーマイク用のファンタム電源、Amplitubeを制御するためのMIDI /エクスプレッションペダル接続、およびオンボードチューナーを備えています。
その他に多数のギターに役立つオプションが備わっており、Ax I/Oはギタリストの為に最も最適化されたオーディオインターフェイスの1つとして人気です。
SSL 2+ audio interface
- SL4000シリーズサウンド
- 4Kボタン搭載
- 頑丈なビルド品質
プロ品質の機能と接続を備えたインターフェイスである「SSL2 +」は、手頃な価格で伝説的な「SSLサウンド」を手に入れることができ、SL4000シリーズコンソールのサウンドにインスパイアされた、あらゆる音源ソースにアナログ特有の暖かさを施す「4K」スイッチを装備。
ギターとベースの信号、シンセサイザーやドラムマシンからの信号を切り替えるためのHi-Z(インピーダンス)オプションを備えた2つのライン入力があります。+48vはコンデンサーマイクとダイナミックマイクの両方を接続することができます。
SSL2 +を使うことで、世界中のレコーディングスタジオで作成された、伝説的なロック作品の質感を簡単に手に入れることができます。
Focusrite Scarlett 2i2
- 高品質マイクプリ内蔵
- ダイレクトモニター
- abletonとPro Tools付属
Focusriteは、最新のScarlett 2i2(3rd Gen)モデルの高品質のマイクプリアンプとデジタルコンバーターで高い評価を得ています。
デュアル入力部分には「Air」ボタンを備えており、クラシックなForcusrite ISAプリアンプ(8万円相当)と同じ質感を味わうことができます。また、ギターとベースのHi-Z接続、XLRケーブルのインとしても機能し、コンデンサーマイクに48Vのファンタム電源を供給することもできます。
オプションは「ableton Live Lite」と「Pro Tools First Focusrite Creative Pack」の2つのDAWをはじめとし、Focusrite Red 2 & Red 3 Plug-In Suite、Softube Time & Tone Bundle、XLN Audio Addictive Keys、等のプラグインも付属しているので、ギターレコーディングに十分過ぎるほどの機能が搭載しています。
Antelope Audio Zen Tour
- 最高品質
- エミュレーション付属
- 多機能
もし予算を気にせずに最高品質のオーディオインターフェイスを求めている場合には「Zen Tour」がギタリスト、バンドマンにとって、最も汎用性に優れたオーディオインターフェイスとして機能します。
Zen Tour内蔵のDSPエフェクトには、アンプとキャビネットモデルのほか、ミックスを磨くためのクラシックなスタジオギアエミュレーションが多数含まれています。
さらに4つの切替可能なMic/Lineコンボ入力と4つのHi-z/Line があり、計8chのアナログ入力があります。また2つのリアンプアウトやトークバック機能などポータブルインターフェイスとしては類を見ないほどの多機能を搭載しています。
持ち運びに便利なUSB/Thunderbolt™インターフェイスというだけでなく、バンドレコーディングにも対応可能な入出力を持ったプロ品質の機材です。
MOTU M2
- ミュージシャン向け
- 高音質
- DAW付属
M2は、ミュージシャン向けのオーディオインターフェイスとして人気があり、数十万円クラスの製品で使用される「ESS Sabre32 Ultra DACコンバーター」テクノロジーを惜しみなく採用。
さらにヘッドホン出力経路にも独立したESSコンバータを搭載し、プロ仕様のヘッドフォンアンプにも匹敵する出力を備えており、PC / MacやiOSデバイスはもちろん、スタンドアローンのヘッドホンアンプとしても機能します。
豊富な音源とエフェクトを内蔵したDAWソフト「Performer Lite」のライセンスがバンドルされており、音楽制作や音楽配信を始める方に最適なオーディオインターフェイスの一つです。
Presonus Audiobox USB 96
- バスパワー駆動
- 持ち運びに便利
- シンプルかつ高コスパ
AudioBox USB 96のフロントパネルに搭載されたマイク/インストゥルメント・コンボ入力2系統は、シンガー/ソングライター、Webキャスト、ギターとベースのコラボレーションなどに最適です。
USBバスパワー駆動で動作するので、ライブハウスやスタジオ等の持ち運びに便利で、ノートパソコンを使ったレコーディングやライブパフォーマンスにも適しています。また、48Vファンタム電源、デュアルマイク/ライン入力、外部コントローラーやエクスプレッションペダルで使用するMIDI I/Oを備えています。
Studio OneDAWとStudioMagicプラグインスイートが含まれているため、ソフトウェアをコンピューターにインストールし、ギターをHi-Z入力に接続するだけで簡単にギターレコーディングを始めることができます。
IK Multimedia iRig HD 2
- ポケットサイズ
- セットアップが簡単
- Amplitube付属
今回のリストの中で最もシンプルで手頃なインターフェイスの1つである「iRigHD 2」は、初めてギターレコーディングを行うギタリストに最適です。
複雑なセットアップの必要がなく、ギターからの信号をMac、PC、iOS等のデジタルデバイスに送信するか、HD 2のアナログ出力からアンプに送信することができ、アンプシミュレーターソフト「Amplitube」)からのエフェクトを適用することができます。
ポケット・サイズながらも24 bit/96kHz対応の高品位なA/Dコンバーターを搭載したハイスペックと、モニター音量も調節可能なヘッドフォン出力端子、アンプ接続用の1/4インチ標準アウト端子、エフェクト / ドライ・サウンドを切替可能なFX / THRUスイッチなど、ギタリストに役立つ様々な機能を搭載しています。
Apogee Jam +
- 簡単セットアップ
- BIASFXJam内蔵
- 高品質のApogeeプリアンプ
ApogeeのJam +はシンプルな「プラグアンドプレイ」機能のおかげで、ギターサウンドを簡単にキャプチャする為に必要な機能が備わっています。
Apogee Jam +はUSBインストゥルメント入力とヘッドフォン出力を備えています。Jam +はエレキギター、ベース、キーボードなどの電子楽器と接続したり、その他のアコースティック楽器からはピックアップで捉えたサウンド信号をiOSデバイスまたはPCに直接送信することができます。
ブレンド機能を使用することで、遅延無し(ゼロレイテンシー)でのモニタリングおよびレコーディングが可能です。Jam +には、1/8 "ステレオヘッドフォン出力とゼロレイテンシーモニタリング用のブレンド機能があります。
まとめ
最新の高品質ギター用オーディオインターフェイスをご紹介しました。
- IK Multimedia Axe I/O
- SSL 2+ audio interface
- Focusrite Scarlett 2i2
- Antelope Audio Zen Tour
- MOTU M2
- Presonus Audiobox USB 96
- IK Multimedia iRig HD 2
- Apogee Jam +
自宅でギター録音するような環境の場合は、求められるスペックはかなり基本的なものでも対応できることがほとんどです。
自分の演奏スタイルを考慮して、入出力の数や追加オプションのアンプシミュレーターソフトの有無、ビルド品質などを選択して購入するようにするのがおすすめです。
以上、「【2024年最新】高品質ギター用オーディオインターフェイスおすすめ8選」でした。