SpotifyがストリーミングサービスにNFTを導入する計画を立てています
Spotifyはスウェーデンで設立された音楽ストリーミングサービスです。2021年12月の時点で、1億8000万のプレミアム会員を含む4億600万を超える月間アクティブユーザーを抱えており、最大の音楽ストリーミングプラットフォームの1つとなっています。
Spotifyの最新の求人情報では、プラットフォームにNFTなどのWeb3のさまざま機能を統合するためのメンバーを雇っています。
Spotifyの広報担当者は、直接的なNFT計画についてのコメントは発表していませんが、YouTubeやInstagramでもNFTをまもなくサポートすると発表されており、Twitter、海外の最大級掲示板であるReddit、その他のソーシャルメディア製品も、ユーザーがNFTを表示、取引できるようにする機能を作成している中で、それらに追従する動きだと思われます。
NFT音楽
NFTまたは代替不可能なトークンは、ブロックチェーン上に作成される複製不可能なデータ単位です。NFTを利用すれば音楽のような複製可能なデジタルデータを、唯一無二なものとして所有できるようになります。NFTによってレコードやCD時代のような音源を「所有する価値」が再び注目されています。
昨年のNFT取引は2兆円を超え、2020年から見れば21,000%の増加となります。暗号資産ウォレットを所有、取引している人は約9万人から250万に増加しています。
NFTと音楽の関係は今回が初めてではなく、既にJustin Blau、Kings of Leon、Don Diablo、Jacques Greeneなどの様々な人気アーティスト達がWeb3の流れに乗るためにNFTの形で音楽をリリースしています。
まだまだNFTは一般的に浸透してるとは言えない状態なので、仮にSpotifyがプラットフォームにNFTを統合することになったとして、音楽ユーザーがWeb3の新機能にどのように反応するかはアーティストだけならず、業界全体が注目しています。
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