
音楽をNFT販売する為のおすすめサイト5選
NFTは簡単に説明すると、音楽ファイルなどのデジタル創作物を商品化し、代替え不可の希少性を持たせて販売する方法です。
社会情勢の変化に合わせて音源を扱うミュージシャンの新しい収益源となり得るとして注目を集め、多くのクリエイターが参戦している新しい市場です。
今回はNFTで音源を販売したい音楽クリエイターの方に向けておすすめのNFTマーケットをご紹介。
1. OpenSea

OpenSeaは、現在最大のNFTマーケットプレイスであるとされており、音楽以外にもアート、ドメイン名、バーチャルワールド、トレーディング カード、スポーツ、収集品など、さまざまなNFTを提供しています。
OpenSeaのミントツールを使用して、自分の音楽をブロックチェーン上の独自のアイテムに変換でき、所有NFTを販売する場合には初回に限り「ガス代」と呼ばれる生成料金が発生します。
ユーザー数とアイテム数が多い反面、これから始める方がユーザーの目につきやすいところに浮上するのはなかなか難しいのが実情です。
2. Rarible

市場規模でいうとOpneSeaに次ぐマーケットで、2021年3月中旬にはブロックチェーンゲーム「マイクリプトヒーローズ」の提携も発表され、日本でも話題になっていました。
Raribleは市場の盛り上がりの為にプラットフォーム上のアクティブなユーザーに独自のRARIトークンを授与しており、毎週75,000個のRARIを配信しています。
音楽以外にもアート、写真、ゲームアイテム、本、デジタル アート、映画などの作品を販売できます。
3. ROCKI

2021年5月に世界初の音楽ストリーミングサービスと音楽NFTプラットフォームを兼ね備えた「ROCKI」
現在はまだベータ版ですが、世界初のハイブリッド型のサブスクリプションモデルとの組み合わせで、リスナーからのサブスクリプション収益の大部分をアーティストに直接支払うことができます。
「ROCK」という独自のトークンも発行しており、テーマソング制作のコンペに優勝すると $10,000相当のROCKが贈呈されるキャンペーンも現在行われています。
4. Nanakusa

2021年4月に日本初の個人アーティストがNFTを発行、販売できるNFTマーケットプレイス「nanakusa」を世界市場に向けグローバルリリースししました。
2次販売の促進のために独自のNFT閲覧権限定機能を搭載しており、もちろん他のプラットフォーム同様に2次販売されたときのロイヤリティの設定も可能です。
現状は一次販売は公認されたアーティストのみとなっています。
5. Coincheck NFT

国内No.1の仮想通貨取引所として有名な「Coincheck」のNFTマーケットプレイスです。
日本最大級のブロックチェーンゲーム「CryptoSpells」および全世界4,000万DLを達成した「The Sandbox」と提携して、現在はベータ版として運用されています。
現在はゲーム分野に特化していますが、今後はゲーム以外の幅広い分野にも広げていくと公言されているので、要チェックです。
まとめ
- OpneSea
- Rarible
- ROCKI
- Nanakusa
- Coincheck NFT
今のところOpenSeaとRaribleの2強といった感じですが、すでに出品数が多すぎるのでガス代だけ消費してまったく取引されないということも十分あり得るので、その辺りは慎重に考えるべきだと思います。
音楽作品を売買する場合はROCKIのような音楽に特化したNFTプラットフォームも今後増えるかなと予想されるので、純粋な音楽ファンが集まる場所を狙うというのもありです。
以上、「音楽をNFT販売する為のおすすめサイト5選」でした。
ミュージシャンが今NFTに注目する理由とは?
2021年の音楽ビジネスはどうなる?今のミュージシャン達が知っておくべき5つの事