今がアツい!インストゥルメンタルギターアルバムおすすめ10選【2023年最新】
長年のギターファンの方であれば「インストゥルメンタル・ギター」という言葉を聞くと、エディ・ヴァン・ヘイレンやイングヴェイ・マルムスティーンのようなギタリストを思い浮かべるかもしれません。
しかし、これまでのギターインスト楽曲の概念を打ち破る、新しい世代のインストゥルメンタルギタリストたちが登場し、独自の音楽生と演奏スタイルで多くのファンを魅了しています。
今回は、インストゥルメンタルギターアーティスト達のおすすめアルバムをいくつかご紹介します。
Polyphia - Remember That You Will Die
Polyphiaは、2009年にアメリカ合衆国テキサス州で結成され、インストゥルメンタルロック、プログレッシブメタルバンドです。
テクニカルな演奏、ユニークなリズム、洗練されたメロディ、そしてポストロック、ヒップホップ、ジャズ、エレクトロの融合によって独創的な楽曲を作りだします。
最新アルバムでは、ナイロン弦のアコースティックギターを使用した楽曲"Playing God"、クレイジーなフュージョンリックと日本語詞を取り入れた"ABC"、そしてSteve Vaiをゲストとして迎えた"Ego Death"はネットを騒がせました。
Plini - Impulse Voice
Plini(本名: Plini Roessler-Holgate)は、オーストラリア出身のギタリスト、作曲家、プロデューサーで、インストゥルメンタルロックとプログレッシブメタルのシーンで高く評価されているアーティストです。
独自のギター奏法と作曲スタイルで知られ、メロディアスでテクニカルなギタープレイと洗練された楽曲構造が特徴的です。彼の楽曲には幅広い音楽要素が組み込まれており、プログレッシブロック、ジャズ、フュージョン、アンビエント、エレクトロニカなど、さまざまなジャンルの要素が融合されています。
2020年にリリースされた『Impulse Voices』は、卓越したメロディーセンスと、独自の世界観を展開し、インストゥルメンタルギターの表現力を一段階押し上げたアルバムといえます。
Covet - Catharsis
Covetは、アメリカ合衆国のインストゥルメンタルロック、プログレッシブロックバンドで、人気ギタリストの「Yvette Young」が所属しているバンドです。
Covetの楽曲は、ポストロック、プログレッシブロック、マスロックの要素が組み込まれており、感情豊かで幻想的な雰囲気な曲が多く、Yvette Youngのタッピング奏法や、フィンガーピッキングといったギタープレイスタイルが反映されています。
アルバム全体がクリエイティビティにあふれており、映画のような壮大さを持った楽曲が多く収録されています。
Intervals - Circadian
Intervalsは、カナダのプログレッシブメタル、インストゥルメンタルバンドで、ギタリストの"Aaron Marshall"が所属するバンドです。
バンドは2003年に結成され、洗練されたギタープレイとプログレッシブな要素を含んだ楽曲が特徴です。ギターは、テクニカルでメロディアスなリフ、複雑なリズム、洗練された楽曲構造を組み合わせて、独自のサウンドを展開しています。
アルバム「Circadian」は様々な雰囲気を持った楽曲で構成されており、王道メタリックな楽曲から、陽気なポップパンクな楽曲まで、幅広いジャンルを取り入れています。
Animals as Leaders - Parrhesia
Animals as Leadersは、アメリカ合衆国のプログレッシブメタル、インストゥルメンタルバンドで、特にテクニカルで複雑なギタープレイと独自性の高い音楽スタイルで知られています。
ジャズ、フュージョン、テクニカルデスメタル、アンビエント、エレクトロニックなど、さまざまな音楽ジャンルからインスピレーションを受けた音楽スタイルを持ち、特にギタリストの"Tosin Abasi"による8弦ギターを使った複雑なタッピング、スウィープピッキング、ポリリズムなどのテクニカルな奏法で表現されています。
重厚かつ強調された低音感で、最もプログレッシブかつ破壊的なインストゥルメンタルギターバンドとして人気を得ています。
Sithu Aye - Senpai Ⅲ
Sithu Aye(シトゥ・アイ)は、スコットランドを拠点とするギタリスト、作曲家、プロデューサーで、主にプログレッシブメタルや要素を取り入れたインストゥルメンタル音楽で知られています。
本人が自分のスタイルを「ハッピー・プログレッシブ・メタル」と表現しているように、キャッチーなメロディーや明るい雰囲気の楽曲が多く、日本にも多くのファンがいます。
EP「26」がリリースされた日は、Sithu Ayeの誕生日で、セントアンドリュース大学で物理学を勉強し、物理学の修士号を取得して卒業した日でもありました。
Jakub Zytecki - Nothing Lasts, Nothing’s Lost
Jakub Zyteckiは、ポーランド出身のギタリスト、作曲家、プロデューサーで、主にプログレッシブメタルとプログレッシブロックのジャンルで活動しています。
テクニカルなギタープレイ、洗練されたリズム、独特のアンビエントサウンドなどが特徴です。楽曲にはエモーショナルな要素が含まれており、独自の音楽スタイルが高く評価されています。
透き通ったクリーンなトーンを使って、ハンマリングオン、プリングオフ、ライトハンドタッピングといったテクニックで「琴」のような音色を表現しています。
Manuel Gardner Fernandes - Volume III
Manuel Gardner Fernandesは、ドイツで活動するギタリストで、プログレメタル「Unprocessed」に所属し、インスタグラムでのパーカッシブなギタースタイルが注目を浴びました。
ネオ・ソウルのような味わい深いエッジ感と、フラメンコにインスピレーションを受けた楽曲スタイルを展開し、特に目にも止まらぬ速さの右手のパーカッシブなブラッシング奏法が特徴的です。
PolyphiaのTim HensonやIchika Nitoとのコラボレーションした動画が人気です。
Jason Richardson - Ⅱ
Jason Richardsonは、アメリカ合衆国のギタリストで、アグレッシブかつテクニカルなギタープレイとプログレッシブメタルのジャンルで人気を博しています。
Born of OsirisやChelsea Grinといったメタルコアバンドでプレイした経験があり、特に自身のソロキャリアやメタルコアドラマーの「Luke Holland」とのプロジェクトで注目されています。
速弾きといったギターテクニックの高さで知られており、タッピング、スウィープピッキングなど、多彩なギター奏法を駆使して見るものを魅了します。
Chon - Chon
CHONは、アメリカ合衆国のマスロック、インストゥルメンタルバンドで、ジャズやフュージョンの要素を取り入れた独自の音楽スタイルを持っています。
音楽は、繊細なメロディ、複雑なリズム、洗練されたギタープレイが特徴で、テクニカルなギター奏法を駆使し、特にタッピングやアルペジオを用いたギタープレイが印象的です。
テクニカルな要素を取り入れながらも、心地よく、穏やかな雰囲気を持った楽曲が特徴です。
まとめ
インストゥルメンタルギターアルバムおすすめ10選をご紹介しました。
- Polyphia - Remember That You Will Die
- Plini - Impulse Voice
- Covet - Catharsis
- Intervals - Circadian
- Animals as Leaders - Parrhesia
- Sithu Aye - Senpai Ⅲ
- Jakub Zytecki - Nothing Lasts, Nothing’s Lost
- Manuel Gardner Fernandes - Volume III
- Jason Richardson - Ⅱ
- Chon - Chon
これらのインストゥルメンタルギターアルバムは、新しい音楽体験と、独自の世界観と高い演奏技術を兼ね備えギタリストの演奏を堪能することができます。
斬新なアプローチ、メロディアスな魅力、幻想的なサウンド、特に重厚かつ破壊的な要素を持つ楽曲が多く、新しい音楽に触れたい方にとっても非常におすすめできるアルバムです。
以上、「今がアツい!インストゥルメンタルギターアルバムおすすめ10選【2023年最新】」でした。