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洋楽メタルコア入門ならコレ!2025年に絶対に押さえるべきおすすめバンド10選

洋楽メタルコア入門ならコレ!2025年に絶対に押さえるべきおすすめバンド10選

2025年の洋楽メタル、メタルコアシーンは、続々と新しい革新的なアーティストがシーンを賑わせています。バンドごとに独自のスタイルでオーディエンスを圧倒し、他のジャンルでは味わえない熱狂のライブパフォーマンスが特徴です。

メタル、メタルコアは、激しいサウンドと攻撃的な歌詞が特徴の音楽ジャンルです。1970年代にイギリスで生まれ、その後世界中に広まり、現在ではヘビーメタル、デスメタル、ブラックメタル、メタルコアなど、様々なサブジャンルがあります。

今回は、最近メタル、メタルコアにハマった方や、普段から聴いているけれどチェックする時間がないという方に向けて、最新かつ人気のおすすめアーティストをご紹介します。

Bring Me the Horizon

Bring Me the Horizon(ブリング・ミー・ザ・ホライズン)は、イギリス出身のロックバンドです。初期の頃にはデスコアやメタルコアの要素を取り入れていましたが、その後の音楽性の変化により、ポストハードコア、オルタナティブロック、エレクトロニックロックなどのジャンルにも影響を受けるようになりました。

バンドは、2006年にデビューアルバム「Count Your Blessings」をリリースし、Kerrang! Award for Best British Newcomer 2006を受賞し、イギリスのエクストリーム・メタルシーンで注目を集めます。

次作の「Suicide Season」から音楽性が大きく変化し、よりメロディックな要素やクリーンボーカルを取り入れたサウンドにシフトしていきました。近年も革新的なサウンドを探求し続け、メタルコアの枠を超えた幅広いリスナーにアプローチしています。

Architects

Architects(アーキテクツ)は、イギリス出身のメタルコアバンドで、メタルコアの要素とテクニカルなギターリフ、エモーショナルなメロディー、変拍子、アグレッシブなブレイクダウンが特徴です。

2006年にデビューアルバム「Nightmares」をリリースし、その後も順調にキャリアを積み重ねました。特にアルバム「Hollow Crown」(2009年)や「Lost Forever // Lost Together」(2014年)は高い評価を受け、ファンからの支持を集めました。

活動を重ねるごとに徐々にアグレッションやテクニカルなプレイは維持しつつ、よりメロディアスな要素を取り入れられており、アルバム「The Here and Now」辺りからスクリーム以上に、よりアンセミックなコーラスやサビを重視した楽曲構成になっています。彼らの社会的なメッセージ性も多くの共感を呼んでいます。

I Prevail

I Prevail(アイ・プリヴェイル)は、アメリカ合衆国出身のロックバンドで、2013年にミシガン州デトロイトで結成されました。楽曲はポストハードコア、オルタナティブロック、ポップパンクの要素を組み合わせた独自のスタイルを展開しています。

デビューEP「Heart vs. Mind」を2014年にリリースし、注目を集めました。その後、本格的な成功を収めたのは、2016年にリリースされたカバーソング「Blank Space」で、テイラー・スウィフトの曲を独自のアレンジでカバーし、YouTubeで大きな反響を呼びました。

2019年にはセカンドアルバム「Trauma」をリリースし、更なる成功を収めました。収録曲の「Bow Down」や「Breaking Down」は、ラジオでよくオンエアされたこともあり、多くのファンを獲得しました。彼らのエネルギッシュなライブパフォーマンスも高く評価されています。

Parkway Drive

Parkway Drive(パークウェイ・ドライブ)は、オーストラリア出身のメタルコアバンドで、2003年にニューカッスルで結成されました。バンド名はメンバーがよく遊んだ場所「Parkway House」に由来しています。

Parkway Driveの音楽性は、重厚なギターリフ、疾走感のあるドラム、パワフルなスクリームとクリーンボーカルが特徴です。彼らの歌詞は自然災害や社会問題をテーマにしたものが多く、強いメッセージ性があります。

バンドの最新の3枚のアルバム「Ire」 (2015)、「Reverence」 (2018)、「Darker Still」 (2022) はオーストラリアのARIAチャートで 1 位を獲得しました。彼らは現在も世界中のフェスティバルでヘッドライナーを務めるほどの人気を誇っています。

Beartooth

Beartooth(ベアトゥース)は、アメリカ合衆国出身のロックバンドで、2012年にオハイオ州コロンバスで結成されました。ボーカリストは、以前Attack Attack!というバンドのボーカリストとしても知られています。

Beartoothの音楽は、ハードコア、ポストハードコア、パンクロック、オルタナティブロックなどの要素を融合させた独自のスタイルが特徴的です。彼らの楽曲はエネルギッシュで力強く、感情的な歌詞と力強いボーカルが特徴的です。

バンドは2013年にデビューEP「Sick」をリリースし、前身バンドの活躍もあり、初期から注目を集めました。その後、2014年にはデビューアルバム「Disgusting」をリリースし、特にシングル「In Between」や「Beaten In Lips」で注目を集めました。彼らは、その生の感情表現で多くのファンを魅了し続けています。

Spiritbox

Spiritbox(スピリットボックス)は、カナダ出身のプログレッシブ・メタルコアバンドで、2017年に結成されました。元iwrestledabearonceのボーカリスト、コートニー・ラプラントを中心としたバンドで、その強烈なクリーンボーカルとグロウル、Djent要素を取り入れたテクニカルなリフワーク、そして神秘的な雰囲気を融合させたサウンドが特徴です。

2021年にリリースしたデビューアルバム「Eternal Blue」は、ビルボードの複数のチャートで上位にランクインし、世界中のメタルシーンから絶大な支持を得ました。シングル「Holy Roller」や「Circle With Me」などでその人気を確立し、現代メタルコアシーンの最前線を走るバンドの一つとして注目を集めています。

Bad Omens

Bad Omens(バッド・オーメンズ)は、アメリカ合衆国ロサンゼルス出身のメタルコアバンドで、2015年に結成されました。インダストリアル、エレクトロニック、オルタナティブロックの要素を巧みに取り入れ、ダークでメロディックなサウンドを特徴としています。

2022年にリリースされたサードアルバム「The Death of Peace of Mind」は、特にTikTokなどのソーシャルメディアを通じて爆発的な人気を獲得しました。タイトル曲や「Just Pretend」などがヒットし、メタルコアの枠を超えて幅広い層にアピールするバンドとして、現在最も勢いのあるバンドの一つとして知られています。

Motionless In White

Motionless In White(モーションレス・イン・ホワイト)は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州出身のゴシックメタルコアバンドで、2005年に結成されました。ゴシックやインダストリアルな要素を取り入れた独特のサウンドと、ダークな世界観、強烈なヴィジュアルが特徴です。

彼らの音楽は、ヘヴィなリフとエレクトロニックなアレンジ、ボーカルのクリーンとスクリームのコントラストが際立っています。2010年のデビューアルバム「Creatures」以来、着実に人気を拡大し、特に2017年の「Graveyard Shift」や2019年の「Disguise」、そして2022年の「Scoring the End of the World」といった作品でチャートを賑わせました。彼らのライブパフォーマンスは、その視覚的な魅力も相まって非常に評価が高いです。

Ice Nine Kills

Ice Nine Kills(アイス・ナイン・キルズ)は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州出身のメタルコアバンドで、2000年に結成されました。彼らの最大の特徴は、ホラー映画をテーマにした楽曲と、それに合わせたシアトリカルなステージパフォーマンスです。

各アルバムが特定のホラー映画にインスパイアされており、歌詞、曲調、そしてミュージックビデオまでが一貫した世界観で展開されます。2018年のアルバム「The Silver Scream」は、ホラー映画ファンからも高い評価を受け、その後の「The Silver Scream 2: Welcome to Horrorwood」(2021年)も大成功を収めました。彼らはメタルコアにエンターテイメント性を融合させ、独自の地位を築いています。

Knocked Loose

Knocked Loose(ノックト・ルーズ)は、アメリカ合衆国ケンタッキー州出身のメタルコアバンドで、2013年に結成されました。彼らは激しいブレイクダウン、獰猛なボーカル、そしてハードコアパンクの影響を強く受けた生々しく攻撃的なサウンドが特徴です。

クリーンボーカルをほとんど用いず、ひたすらに重くブルータルなサウンドを追求しており、その独自のスタイルで急速に人気を集めました。2019年のアルバム「A Different Shade of Blue」や2021年のEP「A Tear in the Fabric of Life」は、評論家から絶賛され、彼らの評価を決定的なものにしました。ライブでは圧倒的なエネルギーを放ち、多くのファンを熱狂させています。

まとめ

2025年最新の洋楽メタル、メタルコアのおすすめバンド10組は以下の通りです。

  1. Bring Me the Horizon
  2. Architects
  3. I Prevail
  4. Parkway Drive
  5. Beartooth
  6. Spiritbox
  7. Bad Omens
  8. Motionless In White
  9. Ice Nine Kills
  10. Knocked Loose

今回ご紹介したバンドは、どれもメタルコア界隈で現在最も注目され、シーンを牽引している主要アーティストばかりです。

これからメタル、メタルコアを聴き始める方はもちろん、すでに熱狂的なファンの方であっても、最新作をもう一度チェックしてみるのもいいかもしれません。

以上、「【2025年最新】洋楽のメタル、メタルコアバンドおすすめ10選」でした。


【2025年最新】洋楽のメタル、メタルコアバンドおすすめ10選

初期スクリーモ、ポストハードコアバンド 10選【永久保存版】

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