【2023年】独立型ミュージシャンとして個人で活動する6つのメリット
以前は、ミュージシャンの活動といえばたくさんの人達の協力を得ながら行う必要がありました。
例えば、楽器演奏はできるけどもその他の作曲、ミキシング、マスタリングは専門家に依頼したり、音楽活動以外のマネージメントや流通、マーケティングを企業に依頼するということもあります。
近年では、テクノロジーの大きな進歩のおかげで、作曲補助ツールはもちろん、音楽以外のさまざまな活動を支援するサービスがリリースされているので、事務所を退所して個人で活動するミュージシャンも増えてきています。
そこで今回は、DIYミュージシャンとして個人で活動するいくつかのメリットのついてお話します。
1. クリエイティブを発揮できる
個人のアーティストとして活動していれば、自分の創作活動を完全にコントロールすることができます。
バンドやグループで活動していると、他のメンバーの意見を取り入れたりする必要が出てきますが、個人であれば自分のビジョンを妥協することなく、思い通りの音楽を制作し、演奏することができます。
ただし、他の人の協力が得られなくなるので、制作にかかる時間とコスト、責任はすべて自分にあります。
2. 情報が簡単に入手できる
これまでは、ミックスやマスタリングなど、専門的な技術は専門家しか持っていないノウハウとして蓄えられていましたが、今はインターネットに接続できる環境さえあれば、音楽に関するほぼすべてのトピックにアクセスが可能です。
その他にも、音源を流通させる方法や物販の制作など、音楽ビジネスにおける情報も簡単にネットから入手できるので、個人で活動することのハードルは格段に下がったといえます。
3. 柔軟性が向上する
個人アーティストとして、活動スケジュールやライブツアーを行う場合でも、チームで動くよりも柔軟性を持つことができます。
他のチームメンバーとのスケジュール調整に悩まされることもなく、時間と場所を独断で決定できるので、これは大きなメリットの一つです。
4. 優れたソフトウェアと音源サンプル
テクノロジーの進歩によって、バーチャルインストゥルメントや音源サンプルの品質はどんどん向上しています。
個人ミュージシャンであっても、例えばロックバンドのようなサウンドが欲しいけど、ギターが1本しかない場合、DTM環境で楽器ソフトや音源サンプルを利用することで実現可能です。
特に、本物の楽器をエミュレートするソフトウェア技術は、信じられないほど大きな進歩を遂げており、現在では、最新のヒット曲や映画音楽にも頻繁に使用されています。
5. 経済的な独立
個人としての音楽キャリアを持っているとき、音楽から得られる収入の唯一の所有者となることができます。つまり、メンバーと利益を分け合う必要が無くなり、事務所、レーベルに音楽権利を渡す必要も無くなります。
音楽から得られた収入のすべてを、音楽制作や活動にあてることができるようになるので、個人事業として音楽活動を急成長させることさえ可能になります。
とはいえ、事業に追われて音楽活動に支障が出てしまうのは本末転倒なので、運営が自分に向いてないと感じた場合は、外部にお願いすることも考えてみましょう。
6. コラボレーション
DIYアーティストだからといって、常に一人で活動をしなければいけないわけではありません。
個人同士だと気軽にコラボレーションができるので、色々なアーティストと協力し、様々なジャンルの音楽に触れて、多様なサウンドを探求する機会を得ることも非常に重要です。
これを繰り返すことで、音楽キャリアにおける成長と多様性を実現することができます。
まとめ
DIYミュージシャンとして個人で活動するメリットについてお話しました。
- クリエイティブを発揮できる
- 情報が簡単に入手できる
- 柔軟性が向上する
- 優れたソフトウェアと音源サンプル
- 経済的な独立
- コラボレーション
DIYミュージシャンとして、独立して活動することにはいくつかのメリットがあります。
ソロアーティストとして、他のバンドメンバーの意見に合わせるために自分のビジョンを妥協する必要がなく、創作活動を完全にコントロールすることは大きな強みとなる可能性があります。
テクノロジーの発達により、ミキシングやマスタリング、音楽配信、マーケティング、商品制作などの情報にもオンラインで簡単にアクセスできるようになりました。
もちろんチームで活動する上でのメリットもたくさんあるので、自分の活動スタイルや性格に合わせて、短所は外注したりして臨機応変に対応することで、より音楽活動の幅が広がるかと思います。
以上、「【2023年】DIYミュージシャンとして個人で活動する6つのメリット」でした。
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