【無料】2022年上半期にリリースされたフリープラグインおすすめ5選
最近では無料でも十分な能力を発揮するプラグインソフトも多くなってきました。
毎日世界中のさまざまな音楽メーカーから、音楽制作に利用できる無料のプラグインがリリースされており、中には有料製品と変わらない性能を持つものもあります。
今回は2022年上半期にリリースされたばかりの最新フリープラグインをいくつかご紹介します。
Caelum Audio Flux Mini 2
Caelum Audio Flux Mini 2は、すでに多くのクリエイターから評価を得ているプラグインのアップデートverです。
以前のFluxMiniと同様に、新しいバージョンでも独自のエンベロープカーブを描くことが可能で、フィルターのカットオフ、レゾナンス、ボリューム、ミックスバランスを調整できます。
バージョンアップした「Flux Mini 2」では、一度に複数のパラメーターをモジュレートできるようになり、さらに複雑なリズミカルなエフェクト効果が得られます。さらにMIDICCメッセージを送信する機能も追加されました。
SuperflyDSP Lost-Tapes
SuperFlyDSP Lost-Tapesは無料のテープエミュレーションとして機能し、トラックにローファイな雰囲気と昔ながらの質感を追加します。
さまざまな種類のテープモデルから選択し、フラッターを加え、クランチボタンを押して歪みを調整し、適切な量のノイズをダイヤルできます。
DepthノブとMix and Artifactスライダーを上げて、オーディオトラックにヴィンテージの雰囲気を吹き込みます。さらに、ステレオモードを使うとワイドなステレオ効果を得ることができます。
SynthIV Vibanez TL-V
SynthIV Vibanez TL-Vはシンプルなトレモロエフェクトです。
主にギター用として最適ですが、もちろん他の楽器にも使うことで特殊な効果を得ることができます。
Vibanez TL-Vプラグインは、IbanezTL-5トレモロエフェクトペダルをエミュレートして作成されており、開発者は元となるペダルデザインを再現し、シグナルチェーンと動作原理にも忠実であると述べています。
Ibanez TL-5と同じようにシンプルな操作が可能で、LEVEL、SPEED、DEPTHの3つのコントロールと、バイパスフットスイッチを備えています。
Smao Lab TaraTube Distortion
TaraTube Distortionはトラックに真空管の温かみある歪みを付与する為のディストーションプラグインです。
TaraTubeは信号パス内の真空管の数を選択できるので、ソフトなサチュレーションからフルゲインのチューブディストーションまで、あらゆる歪みトーンを提供します。
ソフトクリッピング、入力および出力ゲインコントロール、およびエフェクトの目的の量をダイヤルするためのミックスノブも付いています。
United Plugins Electrum Core
United Pluginsは有料のアンプ&キャビネットシミュレーターソフトでしたが、無料試用期間が終了した後も引き続き利用することができます。
試用期間後は一部の機能に制限がかかりますが、時間制限なく基本的なシミュレーション機能はそのまま使用できるため、今回のリストに追加しました。
5つのギターアンプシミュレーションと16種類のキャビネットシミュレーションが含まれています。
まとめ
最新のフリープラグインを5つご紹介しました。
- Caelum Audio Flux Mini 2
- SuperflyDSP Lost-Tapes
- SynthIV Vibanez TL-V
- Smao Lab TaraTube Distortion
- United Plugins Electrum Core
無料なのでGUIが簡素化されていたり、機能がシンプルだったりしますが、基本的にはミックス内で十分使用できるほどの性能を備えています。
DTMを始めたばっかりの方や、有料製品の前に無料で試してみたいといった方におすすめです。
以上、「【無料】2022年上半期にリリースされたフリープラグインおすすめ5選」でした。