作曲のモチベーションアップ!偉大なる音楽家の名言12選
長年作曲をしていると、時にはアイディアが思いつかなかったり、マンネリ化してしまい作曲の意欲が湧かなくなるときがあるかと思います。
ミュージシャンはいつの時代も、人々を勇気づけ、感動させ、癒しを与えてくれます。そして、自分たちの楽曲を通じて、世界中に感動を与え、少しでもより良い世界になることを願っています。ですが、ミュージシャン達は、時には挫折やモチベーションの低下に悩まされることもあります。
そんな時には、偉大なる音楽家たちの言葉を思い出すことで、作曲意欲とやる気をアップさせることができるでしょう。そこで今回は、偉大なる音楽家の名言をいくつかご紹介します。
レコーディングの1時間ごとに、スタジオで2時間笑いましょう(Quincy Jones)
音楽をやることは、何よりもまず楽しくなければいけません。
もちろん、音楽を続ける為には楽しいことばかりではないかもしれませんが、音楽を始めた理由を見失わないようにしましょう。
音楽は音符の中ではなく、その間の静寂の中にある(Mozart)
初心者プロデューサーほど、アレンジのときに音符と音符の間の空白を埋めようとする傾向があるように思います。
しかし、時には音符を消して、空白を味わうことができるようになってこそ、一流のミュージシャンだと言えるのかもしれません。
自分のスタイルに囚われないで(Armin van Buuren)
自分の作曲スタイルを特定のジャンルに当てはめてしまっていませんか?
他のジャンルから学ぶべきことはたくさんあります。例え自分がヒップホップアーティストだったとしても、ジャズミュージックをやることで、音楽の幅が広がることは間違いないです。
同じ曲を千回弾いても色々な発見がある。毎回同じように弾くのは本当の音楽家ではない。(Rainer Küchl)
音楽は音符では表すことができない、多彩な表現力と、エネルギーに満ち溢れています。
ときには譜面を見ずに、自分なりの表現で作曲・演奏をすると新しい発見があるのかもしれません。
音楽テクノロジーはニュートラルですが、すべては使い方次第です。(Jean-Michel Jarre)
DTMerならよく耳にする言葉です。
音楽の良し悪しは、プラグインの数や品質ではありません。プラグインをどのように使用するかで決まります。
良い作曲家は盗む。悪い作曲家は真似をする。(Stravinsky)
リファレンスといって、既存曲を参考にしながら作曲を進めることは、プロの世界でも頻繁に行われています。
ただ真似をするのか、自分なりに解釈をしながら盗むのでは、大きな差が生まれます。
すべてのトラックは、1 つの強力なアイデアから始まります(Hannes Bieger)
一つの良いアイディアから名曲は生まれます。逆をいうと、悪いアイディアをすぐに削除する勇気も必要といえます。
可能性があるアイディアだけに集中して、残りはすぐに手放す判断力も大切だと考えます。
自分の耳が許す音だけが音楽である。(Chopin)
大衆よりも、まずは自分がその曲を愛することができるかどうかが重要です。
自分の音楽を追求する者が、最終的に偉大な音楽を奏でることができると主張しています。
音楽は人類共通の言語(Henry Wadsworth Longfellow)
音楽の最も美しい点の1つとして、すべての境界を越える力です。
人種や文化に関係なく、地球上の誰もが同じ音楽に感動することができます。そして、それは生涯をかけて追求する価値のある芸術です。
音楽を書くことは、インスピレーションではなく、ハードワークです。(George Gershwin)
作曲に関する現実を、ストレートに言葉にした名言です。
ときに、奇跡や魔法によって名曲は生まれるものとして、美化されることがよくありますが、最終的には粘り強さと汗がもたらすものだと言っています。
最高のミュージシャンとは、自分をアーティストやミュージシャンだと思ったことがない人です。(Aphex Twin)
音楽に限らず、どの分野にも当てはまる名言です。
肩書などを気にせず、本能のままに音楽を追求する姿こそ、本物のミュージシャンなのかもしれません。
誰も完全にはオリジナルになれない。何をやっても、その原形になるものはあるはずなんだ。(Gene Simmons)
新しく思いついたアイディアでも、過去に聞いた音楽にインスパイアされているはずです。
メロディーもコード進行もすべて出尽くした今、新しい音楽を生み出すことは不可能なのかもしれません。