LiSA – 紅蓮華 ギターの音作り
こちらのカバー動画で使用したサウンドをもとに解説していきます。
まず使用機材はこちらです。
・ギター
SCHECTER Black Jack ATX C-1 FR
・ピックアップ
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) > AHB-1b Blackouts
・エフェクター
Line 6 >Helix LT(アンプシミュレーター
こちらを使用しております。
チューニングはドロップCチューニングです。
6弦=C
5弦=G
4弦=C
3弦=F
2弦=A
1弦=D
に合わせます。
Helix内で音作りしているので、詳しく紹介していきます。
アンプシミュレーターの設定
少ない歪み量で、エッジの効いたサウンドが特徴です。
恐らく本家はシングルコイルの音なのですが、筆者は所有していないためアクティブピックアップのギターで弾いています。
まずアンプモデルなのですが
・アンプヘッド
US Deluxe Nrm > Fender Deluxe Reverb (ノーマル・チャンネル)
・キャビネット
1×12 US Deluxe > 1×12 Fender Deluxe Oxford
こちらを使用しております。
プリアンプ設定
・Drive > 3.5
・Bass > 4.5
・Mid > 4.5
・Treble > 5.0
・Presence > 3.5
Fender Deluxe Reverbのアンプモデルを使用しています。
ピックアップの性能を考慮して、あえておとなしめのアンプを使用してバランスをとっています。
歪みを抑えて、EQはフラットに近い感じで使用しています。
キャビネット設定
・マイク
409 Dynamic > Sennheiser MD409
・マイクの距離
Distance > 2.0
古いタイプのビンテージマイクですが、意外と相性がよかったので使用しました。
各種エフェクター
今回使用したエフェクト類を順に紹介します。
・EQ (イコライザー)
・Compressor (コンプレッサー)
・Booster (ブースター)
・Distortion (ディストーション)
・Reverb (リバーブ)
・イコライザー
Parametric > Line 6 Original
Mid Freq > 4.0kHz
Mid Q > 1.0
Mid Gain >+1.5 dB
High Freq > 5.0 kHz
High Q > 1.5
High Gain > 2.0 dB
Low Cut > 80 Hz
4~5kHzをブーストしています。
単体だといいのですが、音源を重ねたときに結構低音がモコモコしているので、弾いてみた系をやるのなら200Hz周辺をカットしたほうがいいです。
・コンプレッサー
Deluxe Comp > Line 6 Original
・Threshold > -32.0db
・Ratio > 4:1
・Attack > 25ms
・Release > 200ms
・Knee > +6
うっすらかけています。
歪みを加える場合、無しでも問題ないです。
スレッショルド値はギターの入力信号の大きさによって変わるので、参考程度に。
・ブースター
Scream 808 > Ibanez TS 808 Tube Screamer
・Drive > 0.0
・Tone > 5.0
・Level > 6.7
Driveゼロでブースターとして使用しています。
TS 808はミドルが太くなるのでロックな楽曲と相性が良いです。
・ディストーション
Compulsive Drive > Fulltone OCD
・Gain > 1.5
・Tone > 5.0
・Peak Type > Low Peak
・Version > V4
なめらかで乾いた感じの歪みが合うのでFulltone OCDを選びました。
・リバーブ
Room Reverb > Line 6 Original
・Decay > 3.5
・Predelay > 16ms
・Low Cut > 200Hz
・High Cut > 8.0kHz
・Mix > 35%
耳では分からないぐらいうっすらかけてます。
以上、「LiSA – 紅蓮華」ギターの音作りでした。