【2021年版】マスロックのおすすめバンド5選
マスロックはポストハードコアの派生形ジャンルで、複雑で変則的なリズムの上にアルペジオやタッピングを使ったトリッキーな奏法で鳴らすクリーンなメロディーが特徴的な音楽ジャンルです。
音楽的にはジャズやネオソウル系の音使いに、モダンなサウンドをミックスさせたバンドが多く、高度な演奏技術が必要なことから他のジャンルに比べるとバンド数は少なめです。
今回は人気のマスロックバンドをいくつかご紹介します。
Polyohia
多くのバンドに影響を与えた現代マスロックのパイオニア「Polyphia」
元々はプログレッシブメタルバンドとして活躍しており、激しく歪んだギターによる速弾きとアグレッシブなドラミングが特徴的でしたが、2018年頃から徐々にクリーンなサウンドに変化させていきます。
今ではプログレッシブロックとマスロックのハイブリッドなサウンドに辿り着き、よりメロディックな楽曲で多くのファンを獲得し続けています。
良質なマスロックバンドを探している方は要チェックバンドです。
CHON
「CHON」はアメリカのプログレッシブロックとマスロックを掛け合わせたバンドです。
Polyphiaや人気のインストメタルバンド「Animals as Leaders」等のとツアーを行うことで、ファンを獲得していきます。
サウンドはテンションコードに重点を置いた複雑なハーモニーのコードトーンと変則的なリズムが特徴的で、有名ピアニストから影響を受けたことによる独特な音使いも人気の一つです。
Plini
ギタリスト兼ソングライターの「Plini Roessler-Holgate」によるマスロックバンド。
プログレッシブメタルやジェント系の音楽に分類されることもあり、2017年には音楽ウェブサイトMusicRadarにて最高のプログレッシブギタリストに指名されています。
最も影響を受けたアーティストにジョー・サトリアーニを挙げており、制作時には派手な演奏やテクニックに頼ることなく、シンプルでキャッチーなメロディーを心がけているとのこと。
Covet
人気マスロックギタリスト「Yvette Young」が所属しているバンド。
Yvetteはソロとして活動していましたが、バンドとして自分の書いた曲を演奏したいと考えて大学時代に書き留めていた完成させるべくCovetを結成。
変則的なチューニングや、型にはまらないコードシェイプで独自の音楽性を再現しており、イラストやアート作品もリリースしていることから、ギタリストとしてはもちろんですが芸術家としても注目されています。
Unprocessed
SNSで注目を集めるインフルエンサーギタリスト「Manuel Gardner Fernandes」が所属しているバンド。
バンドのジャンル的にはプログレやジェントメタル系ですが、マニュエル個人のインスタグラム投稿でよりマスロックに近い演奏が披露されており、そちらも非常に人気が高いです。
コードの分離感が分かるぐらいの少ない歪みに、高速カッティングを織り交ぜたフレーズが特徴的です。
まとめ
【2021年版】マスロックのおすすめバンドを5組紹介しました。
- Polyohia
- CHON
- Plini
- Covet
- Unprocessed
マスロックはインスト楽曲が多い為フロントマンとしてギタリストにスポットが当たることが多い音楽ジャンルです。
最近だと個人として活動しているマスロックギタリストも多くいるので、気になる方は是非チェックしてみてください。
以上、「【2021年版】マスロックのおすすめバンド5選」でした。
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