
メタル向けハイゲインアンプおすすめ5選
モダンな現代的なメタルに最適なアンプを選ぶときには、激しく歪ませた状態でもコードの分離感が損なわれないサウンドが重要です。
膨らみ過ぎないタイトな低音やパンチのあるローミッド等、歪みの量以外にもいくつかの条件が当てはまりますが、今回はラウド、メタル、メタルコア等の激しい歪みを必要とするジャンルに最適なハイゲインアンプのおすすめ製品を5つご紹介。
もくじ(クリックでジャンプ)
Marshall JVM410H

- 伝統的なサウンド
- ハイ寄りの煌びやかなトーン
- 幅広い音作り
Marshallは今ではロックのスタンダードとして君臨し、スタジオやライブハウスに必ず1台は設置されているほど有名なアンプです。
同じくMarshallの有名な100ワットアンプ「JCM800」ヘッドが80年代のメタルトーンを作り上げたといっても過言ではないほど広く普及しました。
ゲインアップしていくと煌びやかなハイが目立ってくることで、金属的なパンチのあるサウンドが特徴。
4チャンネルそれぞれに3つのモードが備わっている為、メタル以外にも非常に幅広いサウンドに対応できるのもJVMの魅力の一つです。
Mesa Boogie Rectifier Badlander

- タイトな低音
- ロックメタルの定番
- 太いサウンド
有名なMesa BoogieのRectifierアンプは90年代初頭に最初にメタルシーンに登場したとき、非常に攻撃的な歪みと図太いローエンドが特徴的で、多くのメタルギタリストがこぞって使用しました。
この「Badlander」はRectifierシリーズの最新製品であり、今までよりもローエンドからローミッドにかけて強化された低音成分が特徴。
キャビネットシミュレータ搭載で、8つ以上のMesaキャビネットIR(インパルス・レスポンス)とリアクティブロードボックスの両方から選択できる「CabCloneIR」が組み込まれています。
さらにお気に入りのIRをアップロードすることもできるので、ライブやスタジオ以外の自宅のような静かな環境でもアンプサウンドを最大限引き出すことが可能です。
EVH 5150IIIS EL34

- 明瞭度の高いハイゲイン
- パンチの効いたローエンド
- ブリティッシュサウンド
メタルに多大な影響を与えた偉大な「エドワード・ヴァン・ヘイレン」のクラシックなEL34トーンが特徴的な「EVH 5150IIIS EL34」
80年代から現在まであらゆるメタルトーンに使用されてきた「EL34」パワーチューブは、より滑らかな音の輪郭と、より現代的なブリティッシュサウンドを鳴らすことができます。
攻撃的なハイゲインサウンドはもちろんのこと、チャンネル1の透明感のある圧縮されたクリーンサウンドにも定評があります。
伝統的なイギリスサウンドを手に入れたい方におすすめです。
Peavey 6505+

- 現代的なサウンド
- 破壊的ハイゲイン
- ヴァンヘイレンサウンド
90年代初期に登場した伝統的な5150の後継モデルにレゾナンスと プレゼンスが2チャンネルそれぞれに独立して追加した「6505+」
3バンドトーンコントロールとアクティブ・レゾナンス及びプレゼンスはリズムとリードチャンネルそれぞれで独立したコントロールとして機能します。
更にリズムチャンネルのクランチスイッチもフットスイッチでON/OFFが可能。実質3チャンネル分のの幅広いサウンドメイクにも対応。
メタルの中でもスラッシュ系のより攻撃的なギタートーンに最適です。
Diezel Herbert Mark III

- 最高峰アンプ
- 多彩なサウンドメイク
- ワンランク上のトーン品質
ハイゲイン系アンプの最先端Diezel「HERBERT」の第三世代"Mark III"
HERBERT発売当初、巷のハイゲインアンプを蹴散らすかのような強烈な180wのモンスターパワーと3つのチャンネル、多彩なコントロールにより数あるアンプヘッドの中でも最高峰の一つとして認められました。
パワーチューブにワンランク上のオーディオ品質を持つ「KT77」を採用し、全音域が隙間なく高密度で出力される美しいサウンドは、多くのギタリストを魅了します。
3つのチャンネルは完全に独立しており、透明感のあるクリーンから、ジェントの歪みまで再現可能で、さらに補正されたスピーカーエミュレート出力も備えており、MIDI切り替えも可能です。
まとめ
メタル向けハイゲインアンプを5つご紹介しました。
- Marshall JVM410H
- Mesa Boogie Rectifier Badlander
- EVH 5150IIIS EL34
- Peavey 6505+
- Diezel Herbert Mark III
この他にも多くのハイゲインアンプがありますが、その中でも特に代表的な5つの機種に絞りました。
もちろんアンプヘッド以外にもギター本体、キャビネット、エフェクト等、メタルサウンドを生成する上で欠かせない要素はたくさんあります。
まずは自分のスタイルやジャンルに合わせて最適なアンプヘッドを検討しましょう。
以上、「メタル向けハイゲインアンプおすすめ5選」でした。