【2024年最新】洋楽のメタル、メタルコアバンドおすすめ10選
2023年の洋楽メタル、メタルコアシーンは、続々と新しい革新的なアーティストがシーンを賑わせています。バンドごとに独自のスタイルでオーディエンスを圧倒し、他のジャンルでは味わえない熱狂のライブパフォーマンスが特徴です。
メタル、メタルコアは、激しいサウンドと攻撃的な歌詞が特徴の音楽ジャンルです。1970年代にイギリスで生まれ、その後世界中に広まり、現在ではヘビーメタル、デスメタル、ブラックメタル、メタルコアなど、様々なサブジャンルがあります。
今回は、最近メタル、メタルコアにハマった方や、普段から聴いてるけどる時間がないという方に向けておすすめのアーティストをご紹介します。
Bring Me the Horizon
Bring Me the Horizon(ブリング・ミー・ザ・ホライズン)は、イギリス出身のロックバンドです。初期の頃にはデスコアやメタルコアの要素を取り入れていましたが、その後の音楽性の変化により、ポストハードコア、オルタナティブロック、エレクトロニックロックなどのジャンルにも影響を受けるようになりました。
バンドは、2006年にデビューアルバム「Count Your Blessings」をリリースし、Kerrang! Award for Best British Newcomer 2006を受賞し、イギリスのエクストリーム・メタルシーンで注目を集めます。
次作の「Suicide Season」から音楽性が大きく変化し、よりメロディックな要素やクリーンボーカルを取り入れたサウンドにシフトしていきました。
Killswitch Engage
Killswitch Engage(キルスウィッチ・エンゲイジ)は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州出身のメタルコアバンドです。1999年に結成され、デビューアルバム「Killswitch Engage」を2000年にリリース。
パワフルなスクリームとクリーンボーカルのコンビネーション、重厚なリフ、メロディックな要素を特徴とする独自のスタイルで人気を博しており、感情的で力強く、時にはポジティブなメッセージ性も含んでいます。
2002年にセカンドアルバム「Alive or Just Breathing」をリリースし、英Kerrang!誌において最高5Kの評価を獲得。米CMJラウド・ロック・チャートにおいては4週連続1位を獲得。これをきっかけバンドの名声は飛躍的に高まりました。
Architects
Architects(アーキテクツ)は、イギリス出身のメタルコアバンドで、メタルコアの要素とテクニカルなギターリフ、エモーショナルなメロディー、変拍子、アグレッシブなブレイクダウンが特徴です。
2006年にデビューアルバム「Nightmares」をリリースし、その後も順調にキャリアを積み重ねました。特にアルバム「Hollow Crown」(2009年)や「Lost Forever // Lost Together」(2014年)は高い評価を受け、ファンからの支持を集めました。
活動を重ねるごとに徐々にアグレッションやテクニカルなプレイは維持しつつ、よりメロディアスな要素を取り入れられており、アルバム「The Here and Now」辺りからスクリーム以上に、よりアンセミックなコーラスやサビを重視した楽曲構成になっています。
I Prevail
I Prevail(アイ・プリヴェイル)は、アメリカ合衆国出身のロックバンドで、2013年にミシガン州デトロイトで結成されました。楽曲はポストハードコア、オルタナティブロック、ポップパンクの要素を組み合わせた独自のスタイルを展開しています。
デビューEP「Heart vs. Mind」を2014年にリリースし、注目を集めました。その後、本格的な成功を収めたのは、2016年にリリースされたカバーソング「Blank Space」で、テイラー・スウィフトの曲を独自のアレンジでカバーし、YouTubeで大きな反響を呼びました。
2019年にはセカンドアルバム「Trauma」をリリースし、更なる成功を収めました。収録曲の「Bow Down」や「Breaking Down」は、ラジオでよくオンエアされたこともあり、多くのファンを獲得しました。
Parkway Drive
Parkway Drive(パークウェイ・ドライブ)は、オーストラリア出身のメタルコアバンドで、2003年にニューカッスルで結成されました。バンド名はメンバーがよく遊んだ場所「Parkway House」に由来しています。
Parkway Driveの音楽性は、重厚なギターリフ、疾走感のあるドラム、パワフルなスクリームとクリーンボーカルが特徴です。彼らの歌詞は自然災害や社会問題をテーマにしたものが多く、強いメッセージ性があります。
バンドの最新の3枚のアルバム「Ire」 (2015)、「Reverence」 (2018)、「Darker Still」 (2022) はオーストラリアのARIAチャートで 1 位を獲得しました。
Northlane
Northlane(ノースレーン)は、オーストラリア出身のプログレッシブメタルコアバンドで、2009年にシドニーで結成されました。バンド名は、初期のデモ曲を作成していたときに住んでいた通りの名前に由来しています。
音楽性はプログレッシブメタル、メタルコア、ダウンテンポ、エレクトロニックサウンドの要素を融合させ、幅広いスタイルを取り入れています。
2013年に、セカンドアルバム「Singularity」がリリースされ、よりプログレッシブな要素を強化し、国際的な成功を収めました。2019年までのARIAミュージックアワードでは、ベストハードロック、ヘヴィメタルアルバム部門で3度の受賞を果たします。
We Came as Romans
We Came as Romans(ウイ・ケイム・アズ・ロマンス)は、アメリカ合衆国ミシガン州にて結成されました。「人間が殺しあうことの愚かさ」などをテーマにしたメッセージ性の強いポジティブな楽曲を歌っています。
4曲入りミニアルバム「Demonstrations EP」を自主リリース。それを当時担当していたマネージャーが、大手インディーズレーベルである「Equal Vision Records」のスタッフに聴かせたところ、非常に高い評価を得た。
2013年8月10日にリリースした「Tracing Back Roots」が、自己最高となる8位(ビルボード総合チャート)、インディーズチャートでは1位を獲得する快挙。
August Burns Red
August Burns Red(オーガスト・バーンズ・レッド)は、アメリカ合衆国出身のメタルコアバンドで、2003年にペンシルベニア州ランカスターで結成されました。テクニカルなギターリフ、複雑なドラムパターン、重厚なリズム、そしてダイナミックなボーカルスタイルが特徴的です。
デビューアルバム「Thrill Seeker」を2005年にリリースし、メタルコアシーンで注目を集めました。その後、アルバム「Messengers」(2007年)や「Constellations」(2009年)で成功を収め、全米アルバムチャートで初登場24位を記録するヒットを記録し、バンドの人気を高めました。
クリーンボーカルはほとんど使用せず、全体的に攻撃的なサウンドの楽曲が多く、ブレイクダウンと呼ばれるパートも多用しています。
Beartooth
Beartooth(ベアトゥース)は、アメリカ合衆国出身のロックバンドで、2012年にオハイオ州コロンバスでよって結成されました。ボーカリストは、以前Attack Attack!というバンドのボーカリストとしても知られています。
Beartoothの音楽は、ハードコア、ポストハードコア、パンクロック、オルタナティブロックなどの要素を融合させた独自のスタイルが特徴的です。彼らの楽曲はエネルギッシュで力強く、感情的な歌詞と力強いボーカルが特徴的です。
バンドは2013年にデビューEP「Sick」をリリースし、前身バンドの活躍もあり、初期から注目を集めました。その後、2014年にはデビューアルバム「Disgusting」をリリースし、特にシングル「In Between」や「Beaten In Lips」で注目を集めました。
Underoath
Underoath(アンダーオース)は、アメリカ合衆国フロリダ州出身のポストハードコア/スクリーモバンドで、1997年に結成されました。2018年には解散する前の最後のアルバム「Erase Me」をリリースし、再結成後の新たな音楽活動をスタートさせました。
パワフルでキャッチーなメロディーとスクリームボーカル、エモーショナルな歌詞、テクニカルな楽器演奏が特徴的です。彼らのアルバムは、感情的なテーマ性を持ちながら、アグレッシブなヘヴィサウンドが融合しています。
2004年にリリースされたアルバム「They're Only Chasing Safety」と2006年にリリースされたアルバム「Define the Great Line」は、商業的にも大きな成功を収め、ビルボード200でトップ20入りし、バンドの代表作となりました。
まとめ
洋楽のメタル、メタルコアのおすすめバンドを10組は以下の通りです。
- Bring Me the Horizon
- Killswitch Engage
- Architects
- I Prevail
- Parkway Drive
- Northlane
- We Came as Romans
- August Burns Red
- Beartooth
- Underoath
今回ご紹介したバンドは、どれもメタルコア界隈では外せないような主要アーティストばかりです。
これからメタル、メタルコアを聴き始める方はもちろん、すでに熱狂的なファンの方であっても、最新作をもう一度チェックしてみるのもいいかもしれません。
以上、「【2024年最新】洋楽のメタル、メタルコアバンドおすすめ10選」でした。