AI技術を活用したゲートプラグイン「smart:gate」がリリース!自動検出でワークフローを高速化
AIを活用したプラグインを多数リリースしているSonibleは、新しいゲートプラグインの「smart:gate」をリリースしました。
ゲートプラグインの役割は、設定した値よりも音量が小さいときに、音をシャットアウトしたり、音量を小さくしたりできるエフェクトです。
例えば、ボーカルが歌ってない時のノイズを完全にカットしたり、ドラムヒットのテール音をゲート処理して、特有のサウンドを作成するのに役立ちます。
smart:gateはターゲットとする楽器を選択することが可能で、ボーカル、エレキギター、ドラム、ピアノなど様々な楽器を指定することで、ターゲットの音源のレベルが変化したり、他の信号の音量がターゲット信号よりも大きくなった場合でも、正確にゲートを作動させることができます。
入力信号の全体的なレベルに応じて開閉するのではなく、ターゲットに属する信号成分にのみ反応します。このコンテンツ認識機能により、これまでのゲートエフェクトよりもはるかに安定し、パラメータ化が簡単になっています。
検出されたターゲット信号のレベルは、smart:gateのビジュアライザーに表示され、パラメーターの調整をサポートします。また、インスタントリプレイ機能により、微調整が行われた際の信号全体への影響を予測することも可能です。
特定のサウンドのみを検出
smart:gateが他のプラグインと違うのは、AI検出機能により、特定の音のみをターゲットにしてゲートを作動させることができることです。
ゲート動作は検出された信号に厳密に従うことができ、ドラムなどのトランジェント成分の多いレスポンスを調整したり、ボーカルなどのトランジェントをあまり含まない素材をより自然に処理するのに最適です。
もちろん、必要に応じてコンテンツ認識をオフにして標準的なゲートとして使用することも可能です。さらに、選択したターゲット信号を減らす「ダッキングモード」も搭載されています。
smart:gateの特徴
- コンテンツアウェアなゲート処理
- ターゲットソースを決定するための幅広い楽器とサウンドプロファイル
- ゲート応答のおなじみのコントロール: スレッショルド、アタック/リリース、ホールド、トレランス
- パラメータ化を容易にするためのターゲットソース検出に関する視覚的なガイダンス
- パラメーター変更後の「インスタントリプレイ」予測
- 「No Target」では、従来の非AIゲーティングが引き続き可能
- 選択したターゲット信号を低減するコンテンツアウェアダッキングモード
- 3 バンド抑制制御により周波数スペクトル全体でゲートを調整
- 外部サイドチェーン入力。モノラル/ミッドまたはサイド信号の検出
- 利用可能なフォーマット: AAX、VST、VST3、AU
- Apple Silicon: M1 および M2 チップ (AAX を含む) のネイティブ サポート
Sonible smart:gate
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