これぞ「米津玄師砲」ストリーミング解禁&ニューアルバムリリースでバイラルチャートを独占
米津玄師がストリーミング解禁&ニューアルバムリリースでバイラルチャートを独占状態です。
バイラルチャートとはリスナーが聴いて感動、共有した音楽データを元に作られたチャートであり、再生回数や販売数よりも、より楽曲に対しての世間の反応を数値化したものといえます。
もちろん米津玄師の人気や知名度を考えると、今回の解禁&リリースである程度の盛り上がりは予想していましたが、ここまでくると日本音楽史上の歴史的快挙といえます。
SpotifyとApple Musicの集計ではトップ10はもちろん、トップ50のうち40曲近くが米津玄師一色となっている現状。
過去の邦楽の歴史やビッグアーティストのサブスク解禁のタイミングでも、これほどチャート欄を一人のアーティストが独占することはなく、もはや事件ですね。
最新アルバム「STRAY SHEEP」
最新アルバム『STRAY SHEEP』が、初週88.0万枚を売り上げ、8月11日発表の最新「オリコン週間アルバムランキング」で初登場1位を獲得。アルバム1位は3作連続通算3作目となった。
また初週売上88.0万枚は、7/27付でBTSが記録した56.4万枚を超え、「今年度最高初週売上」を記録。
さらに初週にして「今年度アルバム累積売上1位」も記録した。
ストリーミング主流のこの時代に、まだこれだけのセールスを叩き出せるアーティストが存在することが驚きです。
ミリオンに到達するのも時間の問題でしょう。
人気バトロワゲーム「フォートナイト」コラボ
今回のチャート独占事件の要因はまだあります。
8月7日から8日にかけて、世界的人気ゲーム「フォートナイト」で日本人初となる米津玄師によるバーチャルライブが実施されました。
これまでに海外のビッグアーティスト達「Travis Scott」や「Marshmello」が登場しており、大きな話題となりましたが、日本人として初めてこの大きなバーチャルステージに立ちました。
実際のライブにはアルバムジャケットの羊の仮面を被った人物が登場し、歌い踊るパフォーマンスを繰り広げていました。
ツイッターのトレンド1位
ライブ中は「#米津玄師xフォートナイト」のハッシュタグで1位をキープしており、多くのTwitterユーザーにもリーチされました。
ライブ観戦者の具体的な数字は発表されていませんが、Googleトレンドでもグラフの急上昇具合をみると、かなり多くの人数が興味を持っていたことが分かります。
このように時代に合った様々なマーケティング手法をふんだんに取り入れ、「米津玄師砲」は放たれたわけです。
現在は音楽情報誌や町中の有線でもなく、アルバムリリース後にツアーにまわることもできません。
TikTokやインスタグラムのような場所から多くのスターや名曲が誕生しています。
楽曲の良さはもちろんですが、上手く時代の流れを読み、若者のニーズに合ったリーチ方法で音楽を届けることの重要性も同時に考えさせられました。
以上、「これぞ「米津玄師砲」ストリーミング解禁&ニューアルバムリリースでバイラルチャートを独占」でした。
米津玄師 各種リンク
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