最高音質のコンデンサーマイク 5選【ボーカリスト向け】
以前の記事、【YouTuber向け】動画の音質向上テクニックでお話したように、
映像、編集、サムネイルはもちろん大切ですが、特にトークをメインとした配信なら「声」にもっと注力すべきだと考えております。
今回はトークを売りにしているYouTuberの方に向けて、声の収録に最適な「最高音質のコンデンサーマイク」を5つご紹介します。
NEUMANN U87Ai
こちらの「U87Ai」は、世界中の音楽スタジオで使われており、最も有名で信頼度の高いコンデンサーマイクロフォンです。
3つの指向性パターン(無指向性、カーディオイド、双指向性)をもつデュアルダイアフラムカプセルを備え、万能でありながらも声のレコーディングに関して最も力を発揮します。
全体的にフラットな音質で原音の再現能力が高く、低音から中音までの太い安定感と、やや高音よりのサウンドですが、耳に刺さるような不快さは無く、言葉の一音一音の明瞭度が非常に高いです。
BLUE Bottle
Blueのフラッグシップモデルであり、最も高いクオリティを誇る「Bottle」は、低ノイズと音の立ち上がりに定評があります。
音質低下に繋がるようなパッドやフィルターを排除して、音の純度と忠実度を高めることにこだわり抜かれています。
B0〜B8、9種類の交換可能ロリポップ・カプセルが用意されており、(純正は声の収音に最適なB6がセットされています)電源をオンにした状態で交換が可能であり、幅広い収録環境に対応できます。
Audio Technica AT5040
忠実な再現力、存在感、音の深みや純度など、すべてが高水準に位置するオーディオテクニカのハイエンドモデル「AT5040」
4枚の長方形ダイヤフラムは、透明感ときわめて低いノイズレベルと広大なダイナミックレンジを発揮します。
声の収音に重要な中音域800Hz~2kHzぐらまでが非常に繊細かつクリアであり、会話の内容を正確に視聴者に伝えることが可能。
コンデンサータイプの弱点である耐久性についても、硬質なアルミと真鍮のハウジング、ショックマウントAT8480とハードシェルキャリングケースも付属されているので安心です。
AKG C414 XLⅡ
原音の魅力を高める煌びやかなサウンドが特徴の「C414 XLⅡ」
9段階の細かい指向性設定が可能で、話し声のみにフォーカスして、ピンポイントで収音することができます。
デュアルダイヤフラムを採用し、近接効果(マイクの近くで喋った時の膨張した低音)の影響を最小限に抑え、4kHz以上が持ち上がったハイ上がりの特性で、煌びやかで透明感の音声になります。
低めのこもったような声色の方にオススメのマイクです。
SONY C-38B
漫才でお馴染みのマイクSONY製の「C-38B」です。
ある意味、業界標準ともいうべき製品です。
音質は原音に忠実で、2つの電源方式による利便性の高さも兼ね備えています。
プロ用途に適した1970年から続くロングセラーのコンデンサーマイクで、「日本人の耳に一番なじみのある音声」にしてくれます。
ちなみに2015年にはグッドデザイン賞も受賞しています。
このマイクを立ててトークするだけでも、見た目のインパクト的にはかなり良いんじゃないかと思います。
以上、【YouTuber向け】最高音質のコンデンサーマイク 5選でした。