最初の一本はコレ!これからエレキギターを始める人の為の初心者用おすすめギターメーカー10選
これからギターを始めようと思っているけど「一本目はどんなギターを買えばいいか分からない…」悩んでいる方も多いのではないでしょうか?エレキギターは奥が深く、様々なメーカーから多種多様なモデルが発売されています。特に最初の1本を選ぶことは、自身のギターライフを大きく左右する重要な決断となります。
初めてのギター選びは、ネットの情報だけでなく、楽器店に足を運んで実際に手に取って演奏してみることも大切です。まずはこの記事を読んで、事前にある程度のギター知識を身につけてから、自分にぴったりのギターを探してみましょう。
今回は、これからギターを始める人のために、特におすすめの入門者向けのギターメーカーをいくつかご紹介します。各メーカーの特徴や、初心者におすすめのモデルも合わせて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
一本目のギターの選び方
最初に自分に合ったエレキギターを選ぶことは、弾きやすさやモチベーションの維持、テクニック向上の為に重要な要素となります。自分に合うギターを選ぶポイントとして以下の要素をチェックしてみましょう。
演奏のしやすさ
エレキギターは個体ごとに、ネック(弦を押さえる部分)の形、ボディのサイズや重さに違いがあるので、自分に合ったギターを選ぶことで、演奏のしやすさに影響を与えます。
形状とデザイン
エレキギターは色んな形状やデザイン、カラーがあるのも大きな特徴の一つです。自分がカッコいいと思えて、愛着を持てるデザインのギターを選ぶことで、演奏へのモチベーションが向上します。
音楽的な好み
エレキギターのサウンドは幅広く、自分が好きな音楽ジャンルやアーティストのようなサウンドを鳴らすことが出来るギターを選ぶことで、自分の理想とするサウンドを表現しやすくなります。
予算とコストパフォーマンス
エレキギターは1万円前後の製品から〇〇〇万円の製品まで非常に幅広い価格帯になっています。最初の一本を選ぶときには予算も考慮するようにしましょう。予算内で最も良いパフォーマンスを発揮するギターを見つけることが重要です。
信頼性の高いメーカーを探す
低価格帯のギターから選ぶ場合は、有名なギターメーカーから選ぶことをおすすめします。信頼のあるブランドであれば、長い歴史と経験を有しており、製品の品質管理が徹底されています。価格は少し上がりますが、一本目で失敗したくないという方は検討してみましょう。
【初心者向けエレキギター】自分に合った理想的なギターを入手する為の5つのポイント
Squier(スクワイア)
スクワイヤー(Squier)は、1982年にフェンダーのサブブランドとして設立された、エレキギターとエレキベースのブランドです。当初は日本国内向けの廉価版ブランドでしたが、現在では世界中で販売されています。
スクワイヤーの最大の魅力は、フェンダーの代表的なモデルであるストラトキャスターやテレキャスターなどを、より手頃な価格で手に入れられることです。初心者でも購入しやすい価格帯でありながら、フェンダーの伝統的なデザインとサウンドを継承しており、コストパフォーマンスに優れています。
ラインナップは、初心者向けの「Affinityシリーズ」、ヴィンテージスタイルを再現した「Classic Vibeシリーズ」、モダンな仕様を取り入れた「Contemporaryシリーズ」などがあり、それぞれ異なる特徴を持つため、自分のプレイスタイルや好みに合わせて選ぶことができます。
YAMAHA(ヤマハ)
ヤマハのパシフィカ(PACIFICA)シリーズは、1990年に誕生したエレキギターのシリーズです。最初のギターは最高のギターであるべきだと考え、どのPacificaも定評のあるヤマハのクオリティーと高い演奏性、そして幅広いサウンドバリエーション、サウンドクオリティーを兼ね備えています。
多様な音楽ジャンルに対応できる汎用性の高さと、初心者から上級者まで満足できる演奏性、そしてヤマハならではの高い品質とコストパフォーマンスを兼ね備えています。
PAC100シリーズのような初心者でも手に取りやすいエントリーモデルから、プロのミュージシャンも愛用するPAC600シリーズ、さらなる高みを目指すプレイヤー向けのハイエンドモデルまで、幅広いラインナップが魅力です。
Bacchus(バッカス)
バッカス(Bacchus)は、日本の長野県松本市に本社を置くギターメーカーであるディバイザーが展開するエレキギター、エレキベースのブランドです。
特に、バッカスの「Global Series」は、コストパフォーマンスに優れたシリーズとして人気があります。海外工場で生産することでコストを抑えながらも、日本の厳しい品質基準をクリアしており、高い演奏性とサウンドを実現しています。
また、「Handmade Series」は、長野県松本市の飛鳥工場で熟練の職人によって製作される、こだわりの詰まったハイエンドモデルです。厳選された木材とパーツを使用し、細部まで丁寧に仕上げられた楽器は、プロのミュージシャンからも高い評価を得ています。
Ibanez(アイバニーズ)
アイバニーズのGIOシリーズは、「ステージへ最速」をコンセプトに、楽器をこれから始めるエントリー層に向けたエレキギターとエレキベースのシリーズです。
GIOシリーズ最大の魅力は、アイバニーズの上位機種譲りのデザインと演奏性を、リーズナブルな価格で実現している点です。アイバニーズの代名詞とも言えるRGシリーズを基調としたスタイリッシュなデザインは、初心者だけでなく、中級者や上級者にも人気があります。
ラインナップは、RGタイプ、GRGタイプ、GRXタイプなど、様々なボディシェイプのモデルが用意されています。また、7弦ギターや5弦ベースなど、多弦モデルもラインナップされており、幅広い音楽ジャンルに対応できます。
FERNANDES(フェルナンデス)
フェルナンデス(Fernandes)は、1969年に設立された日本の楽器メーカーです。エレキギターやベースを中心に、アンプやエフェクターなど、幅広い音楽関連製品を製造・販売しています。
フェルナンデスは、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデルから、プロ仕様のハイエンドモデルまで、幅広いラインナップを展開しています。そのため、初心者からプロまで、様々なレベルのプレイヤーに対応することができます。
その他にも、革新的な技術と独創的なデザインで知られています。特に、「サスティナー」と呼ばれる、弦の振動を持続させる独自技術は、世界中のギタリストから高い評価を受けています。
Epiphone(エピフォン)
エピフォン(Epiphone)は、1873年創業の歴史ある楽器メーカーで、現在はギブソン傘下のブランドとして知られています。
当初はマンドリンやバンジョーの製造から始まり、その後ギターの製造にも着手しました。1957年にはギブソンに買収され、ギブソンの廉価版ブランドとしての位置付けとなりましたが、現在では独自のモデルも数多く展開しています。
エピフォンの最大の魅力は、ギブソンの人気モデルを、より手頃な価格で手に入れられることです。レスポールやSG、カジノなど、ギブソンの名機をベースにしたモデルがラインナップされており、ギブソンサウンドを手軽に楽しむことができます。
Cort(コルト)
Cort(コルト)は、1960年代に韓国で設立されたギターメーカーです。現在は世界最大規模のギターメーカーの一つとして、エレキギター、アコースティックギター、ベースなどを幅広く製造しています。
Cortのギターは、高品質でありながら手頃な価格であることが特徴です。初心者からプロまで、幅広い層のプレイヤーに愛用されています。また、OEM生産も行っており、IbanezやSchecterなど、他の有名ブランドのギター製造も手掛けています。
多様なジャンルに対応できる幅広いラインナップが魅力的で、伝統的なストラトキャスターやテレキャスタータイプから、モダンなデザインのモデルまで、様々なニーズに応えることができます。
PhotoGenic(フォトジェニック)
PhotoGenic(フォトジェニック)は、主に初心者向けのエレキギターやエレキベースを製造・販売しているブランドです。手頃な価格帯でありながら、本格的なデザインと演奏性を実現しており、これから楽器を始める人にとって最適な選択肢の一つとなっています。
PhotoGenicの製品は、ストラトキャスターやテレキャスター、レスポールなど、定番のエレキギターのスタイルを踏襲しています。カラーバリエーションも豊富で、自分の好みに合ったデザインを選ぶことができます。
また、PhotoGenicは、ギター本体だけでなく、アンプ、シールド、チューナー、ストラップ、ピック、ソフトケースなどがセットになった「初心者セット」も販売しています。これ1つあれば、すぐにギターを始めることができるので、初心者には特におすすめです。
Legend(レジェンド)
Legend(レジェンド)は、1970年代に創業した日本の老舗ギターブランドであるARIA(アリア)のファミリーブランドです。主に初心者や中級者向けのギターやベースを製造しており、手頃な価格帯でありながら、品質と演奏性のバランスが良いことで知られています。
本体は初心者でも扱いやすいように設計されています。ネックは握りやすく、フレットも丁寧に処理されており、快適な演奏性を実現しています。また、ピックアップやブリッジなどのパーツも、コストパフォーマンスに優れたものが採用されています。
Legendは初心者セットも充実しています。ギター本体に加えて、アンプ、シールド、チューナー、ストラップ、ピック、ソフトケースなどがセットになったものが多く、これ一つでギターを始めることができます。
BLITZ(ブリッツ)
BLITZは、Legendと同じ国内老舗ギターメーカー「Aria」が監修・製造する、エントリーユーザー向けのエレキギターブランドです。
BLITZの最大の魅力は、高いコストパフォーマンスにあります。セットネック仕様や、上位機種と同様の構造・材にこだわって作られたレスポールタイプ、演奏性を考慮した薄型ボディにダブルカッタウェイが施されたSGタイプなど、ワンランク上のクオリティをリーズナブルな価格で提供しています。
ラインナップは、定番のレスポールスタンダードタイプ、レスポールカスタムタイプをはじめ、レスポールスペシャルタイプ、プレイヤビリティの高いダブルカッタウェイスタイルのSGタイプなど、人気のある定番シェイプが揃っています。
まとめ
これからエレキギターを始める人の為の初心者用おすすめギターメーカーをご紹介しました。
- Squier(スクワイア)
- YAMAHA(ヤマハ)
- Bacchus(バッカス)
- Ibanez(アイバニーズ)
- FERNANDES(フェルナンデス)
- Epiphone(エピフォン)
- Cort(コルト)
- PhotoGenic(フォトジェニック)
- Legend(レジェンド)
- BLITZ(ブリッツ)
初めてのギター選びで重要なのは、見た目の好みや予算はもちろんですが、実際に楽器に触れてみて、弾きやすさや音の好みを確認することです。近くに楽器店がある場合は、ぜひ足を運んでみましょう。店員さんに相談しながら、自分にぴったりの一本を見つけ出す喜びは、ギターを始める上での大きなモチベーションになるはずです。
もし楽器店に行くのが難しい場合は、オンラインショップも活用できます。多くのショップでは、商品の詳細情報やレビューが掲載されているので、それらを参考にしながら検討することができます。
以上、「最初の一本はコレ!これからエレキギターを始める人の為の初心者用おすすめギターメーカー10選」
エレキギターの初心者セットってどうなの?購入前に知っておくべき5つのポイント
【コスパ良すぎ!】低価格帯の良質なエレキギター8選(2023年版)