GUITAR

【プロギタリストが思う】エレキギターを選ぶときに注意するべき5つのこと

2023年4月5日

エレキギター

【プロギタリストが思う】エレキギターを選ぶときに注意するべき5つのこと

エレキギターを選ぶときには、様々な要素に注意を払う必要があります。

ギターの選び方に関してはすでに色々な情報が出ていますが、長年ギターをやってきた筆者が、実際にギターを選ぶときに考慮する「ここは比較的重要な要素だな」と思うポイントについてお話します。

もちろん、音楽ジャンルや自分の演奏スタイルに合わせて、適切な楽器を選ぶことが重要です。とはいえ、特に初めてギターを購入するのであれば、どのような点に注意を払うべきかわからない場合もあるかもしれません。そこで、今回はエレキギターを選ぶ際に注意すべき5つのポイントを紹介します。

1. メーカーと価格

メーカーと価格

有名なメーカーのギターであれば、一般的に品質が高く、出力するサウンドに関しても一定の信頼性が得られます。また、有名メーカーは多くの場合、製品に対してサポートが充実しており、故障や不具合の際にも対応が早く、安心して使用することができます。

しかし、有名メーカーの製品は高価格帯が多く、これからギターを始める初心者の方にとっては、少し敷居が高く感じる場合もあるかもしれません。一方で、小規模メーカーの製品であっても、魅力的なギターを提供していることもあります。

こういったメーカーは、より特定の演奏スタイルや音楽ジャンルに合わせた製品を提供していることが多く、個性的な音色を追求する方には選択肢の一つとなるはずです。

初心者にとって必ずしも高価な製品が必要とは限りませんので、まずはギターメーカーと価格について調べてみることをおすすめします。

2. ピックアップの種類

ピックアップ

ギターピックアップはエレキギターの音色に対して、最も大きな影響を与えるパーツのひとつです。選び方によっては演奏スタイルや音楽ジャンルに合わない音色を出すこともあるので、慎重に選ぶ必要があります。

ピックアップには、大きく分けて「シングルコイル」と「ハムバッカー」の2種類があります。シングルコイルは、明るくクリアな音色が特徴で、ストラトキャスターなどのクラシックなエレキギターで使用されることが多いです。

一方、ハムバッカーは、太くパワフルな音色が特徴で、レスポールなどのハードロックやヘヴィメタルなどの音楽ジャンルで使用されることが多いです。

どのピックアップを選ぶかは、自分の演奏スタイルや好みを考慮して、最適なピックアップが搭載されたモデルを選びましょう。

ギターのピックアップの役割について【種類とサウンドの違い】

3. 見た目のデザイン

デザイン

エレキギターを選ぶ際にギター本体のデザインにこだわることは、演奏者にとって非常に重要な要素のひとつです。

他の楽器と比較して、エレキギターには様々なデザインがあることも大きな特徴です。代表的なものとしては、ストラトキャスターモデル、レスポールモデル、テレキャスターモデル等があります。それぞれに特徴的な形状やカラーがあるため、自分の好みに合ったデザインを選ぶことで、演奏により個性を出すことができます。

ファッションと同じように、自分の気に入ったギターを持ってパフォーマンスに臨むことで、自信を持ったプレイができるようになります。また、お気に入りのギターを選ぶことでギター本体に愛着が湧き、日々の練習のモチベーションを持続させるためにも非常に効果的です。

ストラトキャスターとレスポールの違いは?仕様を徹底比較

4. ネック形状

ギターネック

ネックの形は、ギターの演奏面に直接影響を与えるため、自分に合ったネックを選ぶことが大切です。

一般的にネックの形状には、C字型、U字型、V字型、等、様々な形状があり、それぞれのネックの太さや、塗装によっても演奏のしやすさは大きく変化します。

ネックのフレット数も重要な要素のひとつです。フレット数が多いほど高音域での演奏がしやすくなりますが、弾きやすさや音の鳴りが低下することがあります。逆に、フレット数が少ないほど、演奏性が向上し、音の鳴りもよくなるとされています。

ネックに関しては、実際に弾いてみて弾きやすいものを選ぶのが最適ですが、最初のうちは何が自分に最適なのか分からないと思うので、通常はギタリストの手の大きさで判断するのが一般的です。

大きな手のプレイヤーは、太めのネックを好むことが多く、小さな手のプレイヤーは、細めのネックを好むことが多いです。

5. 全フレット確認

フレット確認

エレキギターを選ぶ際に、全フレットを鳴らしてみることは重要です。実際に店舗での試奏が必要にはなりますが、特に低価格帯のギターを購入するときには、全フレットを押さえて音がちゃんと出るかを確認しましょう。

ギターを試奏する時にやっておきたい5つの演奏方法

全フレットを鳴らしてみることで、フレットの高さがどの程度一定かを確認することができます。もしフレットの高さにバラツキがある場合、音程が合わなかったり、最悪の場合は音が鳴らないということもあります。

音が綺麗に鳴らないフレットがある場合は、ネックにねじれや反りが発生していることもあるので、注意が必要です。

まとめ

まずは、エレキギターの種類について理解することが大切です。ストラトキャスターやレスポールなど、代表的なモデルにはそれぞれ特徴があり、もちろんサウンドも異なります。

また、ピックアップの種類や材質など、細かな部分にも注目しましょう。さらに、価格帯や自分の演奏レベルに合わせた適切なスペックの選定も重要です。

以上のポイントをしっかりと押さえて、自分にぴったりのエレキギターを選んでみましょう。

以上、「【プロギタリストが思う】エレキギターを選ぶときに注意するべき5つのこと」でした。


【コスパ良すぎ!】低価格帯の良質なエレキギター8選(2022年版)

エレキギターの特徴と5つのメリット【楽器をはじめたい人向け】

※本サイトには、アフィリエイトリンクまたはプロモーション記事が含まれている場合があります。

人気記事

1

人気VSTプラグインソフトおすすめ12選【DTM】 これからDTMを使った作曲を始める方に向けて、人気のあるおすすめプラグインソフトをご紹介します。海外の最大手プラグイン販売サイト「Plugin Bo ...

2

EDMの作り方【DAWを使った打ち込み方法】 DAWを使ったEDM(エレクトロ・ダンス・ミュージック)の制作は、シンセサイザーのようなソフトウェアの操作、各種エフェクト関連、ミキシングテクニック等、覚 ...

3

ヒップホップビートの作り方【Beat Making】 世界の音楽シーンはHiphop一色となっており、最近では国内のHiphopシーンでも海外プロデューサーのType Beatを使用した楽曲が目立つよ ...

4

はじめてのギターエフェクター【最初に揃えるべきはコレ!】 エレキギターを購入した後に必要になるのが、ギターのサウンドを変化させる為の「エフェクター」と呼ばれる機材。ギターの音作りにおいて必須の機材では ...

5

オリジナル楽曲をサブスク配信する方法【Spotify、Apple Music】 何日もかけて完成した自分のオリジナル楽曲を、できるなら世界中の人に向けて発信してみたいと思いませんか?一昔前は個人が全国 ...

-GUITAR
-,

Copyright© TRIVISION STUDIO , 2024 All Rights Reserved.