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ドラム用レコーディングマイクのおすすめ5選

2020年12月26日

ドラムマイク


ドラム用レコーディングマイクのおすすめ5選


DAWを使った制作でドラムの音色を使用する場合には、音源サンプルを使用するのが一般的になってきましたが、生演奏のニュアンスやアナログの空気感を収録する為にスタジオを借りてマイク録りをすることも多いです。

そこで今回は、ドラム収音に使用されることの多いマイクを5つご紹介します。

1. Shure SM57(スネアドラム)

Shure SM57


レコーディングの定番マイクであるSM57は、世界で最も信頼性の高い収音マイクといっても過言ではありません。

入手しやすい価格帯で耐久性にも優れており、ドラム以外にも様々な用途に使用できるので1本所持しておいてもいいかもしれません。

ドラムの場合一般的にはスネアドラムに使用することが多く、スネアのリム付近に配置して収音します。


2. AKG D112 MkII(キックドラム)

AKG D112 MkII


低音の収音に優れたD112 MkⅡはキックドラムに対して使用されます。

キックドラムにはマイキングの為の穴が空いていますが、キックを踏んだ時に「ボフッ!」と出る空気が収音に悪影響を与えます。

そこでD112 MkⅡは空気圧の影響を減らすのに役立ち、別名「エッグ」とも言われるように、キックドラムからの風圧を避ける為に卵のような形になっています。

また、このダイナミックマイクは大きなダイアフラムを備えています。その周波数応答は、特に正確なキックドラムサウンドをキャプチャするためのものです。


3. Sennheiser MD 421(タム)

Sennheiser MD 421


Sennheiser MD 421は別名「クジラ」とも呼ばれ、その汎用性の高さに定評があります。

主にタムに使用されることが多いですが、その他エレキギター、ベースアンプ、オーバーヘッドマイクとしても使用されています。

5つの低音ロールオフオプションが付いているので、使用するタムに合わせてマイク設定を切り替えることが可能。

少しマイクとしては高価な部類ですが、SM57よりも古くからプロスタジオの定番として使用され続けている実績があります。


4. Shure Beta 52A(キック)

Shure Beta 52A


Shure製の耐久性に優れたキックドラム専用に設計されたマイクです。

高品質のローエンドを収音できるような周波数レスポンスなのでベースのような他の低音楽器でも上手く機能します。

スーパーカーディオイドピックアップパターンのダイナミックマイクなので、目の前の瞬間的な大音量を収音することに非常に長けています。


5. Shure SM7B(ハイハット)

Shure SM7B


ShureのSM7Bは主にボーカルに使用されるマイクですが、ハイハットに使われることも多いです。

高音ブーストと低音カットの2つのEQスイッチがあるので、突き刺さるような激しい高音でも上手く収音することができます。

収音軸外の音をカットするクラシックなカーディオイドパターンを採用します、収音軸を外れたときの音質劣化を最小限に抑えることが可能。


6. Samson C02(オーバヘッド)

Samson C02


2本セットになったペンシル型コンデンサーのマイクです。それは、オーバーヘッドドラムマイクとして構築されているためです。

12mmダイヤフラムによる優れたトランジェントレスポンス、リニアな周波数特性、高いSPLを備え、ライブやレコーディングに優れたパフォーマンスを発揮します。

ドラムの上部に設置し、オーバーヘッドに加えて、ドラムセット全体をマイキングするのに適しています。


まとめ


ドラムレコーディングに最適なマイクを6つご紹介しました。

  1. Shure SM57(スネアドラム)
  2. AKG D112 MkII(キックドラム)
  3. Sennheiser MD 421(タム)
  4. Shure Beta 52A(キック)
  5. Shure SM7B(ハイハット)
  6. Samson C02(オーバヘッド)

手頃な予算でドラムマイクを入手して、高品質のドラムトラックの録音が可能になりました。

デジタルが主流になった今でも、ジャンルによってはマイク録音のアナログ感のあるサウンドが効果的であることも多いので、ダイナミクスが豊富なドラムトラックが欲しい場合には是非検討してみましょう。

以上、「ドラム用レコーディングマイクのおすすめ5選」でした。


【DTM】ドラムの打ち込みテクニック(初心者向けガイド)

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