英語なのに海外では通じないギター用語5選
ギターに関する言葉は英語表記のものが多いので、そのまま使っても世界中で通じると思っていたりしませんか?
実は表記は横文字であっても日本で生まれた「和製英語」の言葉も多く、そのままだと海外で使用しても通じない言葉もたくさんあります。
今回はそんな実は海外では使われていないギター用語をご紹介します。
ストローク→ストラミング
ピックを持つ右手で「ジャカジャカ」とかき鳴らすことを"ストローク"といいますが、海外では"ストラミング"(Strumming)と呼ばれています。
チョーキング→ベンド
弦を持ち上げて音程を上げる奏法のことを「チョーキング」といいますが、海外では"ベンド"や"ベンディング"(Bend / Bending)と呼ばれています。
チョーキングは「窒息」や「息が詰まる」といった意味合いが含まれています。
ブリッジミュート→パームミュート
ブリッジミュートは"パームミュート"(Palm Mute)と呼ばれ、ピッキングする側の手の手刀部分をブリッジ部分に軽く乗せて、弦をミュートしながらピッキングするテクニックのことです。
海外でブリッジミュートと言うと、手を使うというよりかは「ブリッジに何かを挟んで響きを抑える」ような意味合いになります。
ツインギター→ダブルギター
メタルギターのリフやソロでよくある「ツインギター」は"ダブルギター"(Double Guitar)と呼ばれています。
ツインでも通じないことはないですが、ギターフレーズに対してよりも2人のギタリストがいるような状況であったり、双子でギターを弾いてるようなニュアンスになります。
シールド→ケーブル
ギターに使用されるケーブル関係は「シールド」と呼ばれますが、これはそのまま"ケーブル"(Cable)で合っています。
僕もギターを始めたときは「ケーブル」って呼んでいたのですが、業界では「シールド」って呼ぶんだーと思って言い直していたのですが、海外ではそのままケーブルでOKという。
ちなみに、ギターの信号はとても弱くノイズの影響も受けやすい為、ケーブルの芯線の外に網状等のノイズ対策用シールドが施されています。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回はギター用語にしぼりましたが、音楽全体でみるとこのような逆輸入的な「和製英語」がたくさん使われていたりします。
もしバンドメンバーに外国人の方がいたり、海外で音楽活動をする方は覚えておくと役に立つかもしれませんね。
以上「英語なのに海外では通じないギター用語5選」でした。
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