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アコースティックギターのサウンドを向上させるためのEQテクニック

アコースティックギター

アコースティックギターのサウンドを向上させる為のEQテクニック

アコースティックギターの音色を改善する方法として、イコライザー(EQ)を使用した加工&修正が非常に効果的です。

今回はEQを使ってアコースティックギターの音色を改善する為のいくつかの方法についてご紹介します。

1. 低音をカットする

低音カット

ギターやマイクの種類に関係なく80~100Hz以下に含まれる不要なノイズを除去することは、ギターの明瞭度を上げるための必須の工程です。

具体的にはハイパスフィルターを使って100Hz以下をスイープしてランブルノイズを取り除きますが、カットしすぎるとギター本来の深みのあるトーンを失ってしまうので注意が必要です。

通常はトラックが多いほど、余分な低音のマスキングが問題になることがありますが、ギター単体や弾き語りのようなスタイルの場合は大幅にカットする必要もないので、耳を使って聞きわけることが大切です。

2. ローミッドに注意する

マイク録りする場合は、サウンドホールの周りで少し「ブーミー」なトーンを拾うことがよくあります。

大体100〜300 Hzの周波数をカットすることで、全体がより落ち着いて明瞭感がアップするのでおすすめです。

3. ハイミッドは重要な帯域

解像度の高く透明感のあるサウンドの為には800~2kHz辺りの周波数帯域が重要になります。

ただし、アコースティックギターに限らずボーカルやピアノ、シンセサイザーといったすべての楽器においても同じことが言えるので、他の楽器との兼ね合いをみて慎重に判断しましょう。

アコースティックギターを上手にミックスする為の5つのヒント【DTM】

4. 煌びやかさを追加する

ピッキングによるパーカッシブな質感や、ギターの全体のサウンドをキラキラした感じにしたい時には2〜5kHzをブーストします。

ミックス全体で抜けが悪かったり、こもった印象になってしまっている場合には、ギターのボリュームフェーダーを上げる前に、この帯域のイコライジングを試してみましょう。

5. アンダーサドルピックアップ

アンダーサドルピックアップ

アンダーサドルピックアップを搭載して収音している場合は、耳障りな高音が飛んでいる可能性があります。

800~4kHzの間をノッチフィルター(Q幅の狭いピーク)を使い、左右にスライドさせることで不快な帯域を探すことができます。

耳障りな音が見つかったらそのままマイナス方向に3~6dBほどカットしましょう。

6. 濁りを取り除く

ギターのホール部分にマイクを備えたシステムを使用している場合は、100〜300Hz周辺に注意します。

モコモコっとしたマディートーンになりやすいので、濁りが気になる場合はこの辺りの周波数を少しカットすると、明瞭度が上がります。

7. ギター側でトーンを作る

エレアコ

ギター本体にEQが搭載されているエレアコタイプの場合には、ミックスの段階でEQを使う前にギター側で低音、中音、高音のバランスをできるだけとっておく必要があります。

また、多くのエレアコには「トーン」スイッチがあり、音質を変更するのに役立ちます。実際にはEQコントロールをフラットな状態からスタートして、スイッチ設定を試してみて、そこからEQを使って微調整すると良い結果が得られやすいです。

8. やりすぎない

EQによるカットやブーストは非常に便利ではありますが、やりすぎるとデメリットも多いので注意しましょう。

もし過度なイコライジングが必要な場合は、レコーディングに戻ってギター本体、マイクの種類、マイキングの距離、角度などを見直して、録音プロセスからやり直すことをおすすめします。

アコースティックギターの録音時に注意すべき5つのこと

まとめ

アコースティックギターの音質を向上させる為のEQテクニックをご紹介しました。

  1. 低音をカットする
  2. ローミッドに注意する
  3. ハイミッドは重要な帯域
  4. 煌びやかさを追加する
  5. アンダーサドルピックアップ
  6. 濁りを取り除く
  7. ギター側でトーンを作る
  8. やりすぎない

ギター単体なのか、バンドのようなアンサンブルの中で演奏するのかでも求められる音質は変化します。今回は修正が必要な場合の基礎的な内容となっているので、まずは修正が必要かどうか?の判断力が求められます。

お気に入りの音源や、プロの演奏を聴いて「こんな音にしたい!」といったサウンドをイメージしながら音作りすることで、理想のサウンドに近づけることができます。

今回ご紹介した内容はミックス段階以外にも、実際に演奏しているときにも効果的な方法なので、アコースティックギターの音作りで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

以上、「アコースティックギターのサウンドを向上させるためのEQテクニック」でした。


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