SpotifyがアーティストページにNFTギャラリー機能を追加する為のテストを実施中
音楽ストリームサービスのSpotifyが米国内の限られた人数のアーティストページでNFTギャラリー機能をテストしています。
Spotifyのアーティストプロフィールページではアーティストとファンのやり取りを収益化する為の「スーパーファン」オプションといった、ユーザーエンゲージメントを高める為のインタラクティブ機能が向上しており、最近ではアーティストのコンサートの日付と商品がアーティストページに表示されるようになりました。
今回の報告によると、公開テストされる新しい最新機能は「NFTギャラリー」のようです。
現在は人気DJスティーブ・アオキのようなWeb3愛好家と、一部のAndroidデバイスでこの機能をテストしているようです。
NFTギャラリー機能が実装されると、アーティストページの楽曲リストの次のNFTギャラリーで、サードパーティ(OpenSea等)で公開中のNFT製品を配置することができます。
ギャラリーに表示されているNFT製品はタップすることで拡大可能で、そのままユーザーをNFTプラットフォームのNFTコレクションページにリンクするオプションも表示されます。
声明の中で、Spotifyは次のように述べています。
Spotifyは、少数のアーティストグループがアーティストプロフィールを介して既存のサードパーティNFT製品を宣伝するのに役立つテストを実行しています。アーティストとファンの体験を向上させるために、定期的にいくつかのテストを実施しています。これらのテストの中には、より幅広い経験への道を開くものもあれば、重要な学習としてのみ役立つものもあります。
Spotify
NFTミュージック
NFTと音楽の関係は既にJustin Blau、Kings of Leon、Don Diablo、Jacques Greeneなどの様々な人気アーティスト達がWeb3の流れに乗るためにNFTの形で音楽をリリースしています。
→ミュージシャンが今NFTに注目する理由とは?
このモデルが普及すればアーティストが直接ファンから支援を受けることができるモデルとして注目されていますが、まだまだ取引量としては少ないのが現状です。
Spotifyのようなストリーミングの巨人が乗り出すことで、NFTミュージックが一般にも広く普及するのかどうかは、業界のみならずミュージシャン、クリエイターにとっても非常に重要なトピックとなります。
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