究極のプログラム式アナログアンプBluGuitar「AMP X」がついに完成!
BluGuitarsは、待望のアナログベースのプログラム式アンプ&エフェクトユニットの「AMP X」が今年のNAMM 2022で、ついに発売する準備ができたとの発表がありました。
AMP Xは「Neural Analog」と名付けられた技術で、アナログ方式のままプログラム可能なペダル式プロセッサーとなっており、様々なチューブアンプのサウンドをアナログ回路のまま再現することが可能な世界初のアンプとして注目を集めていました。
AMP Xは開発者であるThomas Blugの究極のビジョンとして語られており、
「完全なアナログ品質を使用し、実際のチューブのトーンと感触を提供することで、アンプの設計全体を再現できる初めてのアンプ」「このアンプは、ある意味で私にとっての旅の終わりを示しています。これは、私が過去30年間に向けて構築してきたデザインです」
BluGuitar CEO ThomasBlug
AMP Xは5年間以上の歳月をかけて開発されており、2年前の2020NAMMで最初に発表された時には開発中として報告されていましたが、今年のNAMM 2022で完成との発表がありました。
全体的なコンセプトは、ギタープレイヤーのシステム全体を1つのAMPX6.5lbsユニットに収めることができるというものです。
オンボードアナログエフェクト(コンプレッサー、ブースト、オーバードライブ、ファズ、トレモロを含む)およびデジタルエフェクトバンク(プリ/ポスト、ステレオまたはモノラルコーラス、フェイザー、フランジャー、ユニバイブ、ディレイ、リバーブを提供)と組み合わせた16コアプロセッサーによって制御されます。
AMP1 Iridium Editionで利用できるすべてのトーンが含まれており、BlugPrintsサウンドライブラリのアンプ、エフェクト、キャビネットプリセットが搭載されています。
AMP Xを使用することで任意のチューブアンプを再現するようにプログラム可能になり、ヘッドアンプ、エフェクター、キャビネットを持ち歩いているのと同じように、アナログ機材の様々な組み合わせを試すことができ、足元の操作だけで切り替えが可能になります。
コントロールに関しては、他のマルチエフェクターやシミュレーターのようなシンプルなつまみ構成ですが、上部のフラップを持ち上げて「Xコントロール」を開くことで、各プリセットを細かく調節するためのパラメーターも搭載されています。
発売日や価格についてはまだ未発表です。
続報や、さらに詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
https://amp-x.bluguitar.com/
Universal Audioのビンテージギターアンプエミュレーター「UAFX」ペダルシリーズに3機種追加
【2021年版】最高のアンプシミュレーターソフトおすすめ5選