最高のエモロックバンドおすすめ15選【永久保存版】
エモはロックの派生ジャンルで、音楽的にハードコア・パンクをルーツとすることから、エモーショナル・ハードコアと呼ばれることもあります。
エモロックの定義は広いですが、メロディアスで感情的な音楽性、心情を吐き出すような叙情的な歌詞によって特徴付けられるロックの1スタイルとして確立しており、そのサウンドや音楽性は時代によって変化しています。
今回はそんなエモロックバンドに最近ハマった方や、普段から聴いてるけどもっと色々なアーティストが知りたいといった方に向けて、おすすめのエモロックアーティストをご紹介します。
My Chemical Romance
My Chemical Romanceはアメリカ合衆国ニュージャージー州出身のロックバンド。
国内でも「ミュージックステーション」に出演したり、日本武道館でライブを行うなど、日本においても抜群の知名度を誇る。
ちなみに、ボーカルであるGerard Wayは"エモ"というジャンルに嫌悪感を示しており、エモというジャンルに分類される事を拒んでいることは有名。
Panic! at the Disco
Panic! at the Discoはアメリカ合衆国のBrendon Boyd Urieによるソロバンド。
2005年9月に1stアルバム「A Fever You Can't Sweat Out」を発売。その中からのシングル「I Write Sins Not Tragedies」が世界中で爆発的なヒットをし、アルバムも200万枚のセールスを記録。
1stで前面に押し出していたエモ感が、2ndではビートルズ調へと変貌を遂げ、最近ではダンス調の楽曲も多く、ジャンルにとらわれない幅広い楽曲をリリース。
Fall Out Boy
Fall Out Boy)は2001年に結成されたアメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身の4人組エモロックバンド。
2000年代のエモ全盛期にデビューしたエモバンドの中では飛びぬけて人気の高いバンドの一つとして、日本国内での知名度も圧倒的。
2009年には惜しくも無期限の活動休止を発表しましたが、2013年に約4年振りのアルバム「Save Rock and Roll」で活動再開を発表し、その後も2枚のフルアルバムをリリース。
Falling in Reverse
Falling In Reverseはアメリカ合衆国ラスベガスで結成されたエモロックバンド。
曲調は幅広く、ロックを中心にポストハードコアやポップパンク、さらにはメタルコア、スクリーモなどジャンルにとらわれない型破りな楽曲を多くリリースしている。
2019年にリリースされたシングル「Popular Monster」がアメリカの"Mediabase Active Rock Chart"にて3週連続で1位を獲得する快挙。
Sleeping with Sirens
Sleeping with Sirensはアメリカ合衆国フロリダ州オーランドにて結成されたエモロックバンド。
2009年に「For All We Know」「Broadway」「We Are Defiance」「When Statues Fall」のメンバーが集まり結成。エモ~ポストハードコアまでの幅広い楽曲展開。
デビューアルバム「With Ears to See and Eyes to Hear」をリリースするとビルボードの"Top Heatseekers"チャートにて、初登場7位を記録する。
All Time Low
All Time Low)はアメリカ合衆国メリーランド州ボルチモア出身のエモロックバンド。
Green DayやBlink 182の影響が感じられるポップパンクな楽曲も多くリリースしており、キャッチーなメロディーと高いパフォーマンス性から全米から注目を集める。
その後、アメリカ最大のロック専門雑誌「Alternative Press」の"Band of the Year 2008"に選出される。
Jimmy Eat World
Jimmy Eat Worldはアメリカ合衆国の4人組ロックバンド。エモロックのパイオニア的存在で、最も商業的に成功を収めているエモバンドの一つとして地位を確立しています。
アルバム「Bleed American」のシングルカットされた曲「The Middle」はバンド最高位のビルボード5位にランクイン。
2008年に人気楽曲「Sweetness」がアサヒスーパードライのCMに起用されたことから、日本国内にも広く認知されることとなる。
Twenty One Pilots
Twenty One Pilotsはアメリカ合衆国オハイオ州にて結成された2人組ロックバンド。
2013年のレーベルデビューアルバム「Vessel」は全曲がゴールド認定され、2015年にリリースしたアルバム「Blurryface」は全米1位を記録。
グラミー賞に数回ノミネートされ、最優秀ロック・ビデオ賞、トップ・ロック・アルバム賞などの数々の音楽賞を受賞している。
Paramore
Paramoreはアメリカ合衆国テネシー州出身のロックバンド。
2007年の2ndアルバム「Riot!」がビルボード15位をマークし、イギリスチャート24位を記録。後の2008年には第50回グラミー賞で最優秀新人賞に選抜される。
2015年2月8日に行われた第57回グラミー賞にて、アルバム「Paramore」からの4thシングル「Ain't It Fun」でバンド初のグラミー賞"最優秀ロック・ソング賞"を受賞する。
Taking Back Sunday
Taking Back Sundayはアメリカ合衆国ニューヨーク州のロングアイランドで結成されたオルタナティヴロックバンド。
2006年ワーナー・ブラザース・レコードから発売したメジャーデビューアルバム「Louder Now」がBillboard 200で最高2位を記録。
同年8月にはSummer Sonic 06にて初来日し、国内でも人気に火が付く。
The Used
The Usedはアメリカ合衆国ユタ州オレムにて結成されたエモロックバンド。
1990年代から前身バンドにて活動をスタートさせており、ポストハードコア界隈の先駆者として高い人気を誇ります。
2002年6月にデビュー作となるセルフタイトルの1stアルバム「The Used」をリリースした後、このアルバムからは「A Box Full of Sharp Objects」「The Taste of Ink」「Buried Myself Alive」「Blue and Yellow」の4枚のシングルがリリースされ、結果として100万枚を売り上げてプラチナディスクを獲得。
Evanescence
Evanescenceはアメリカ合衆国アーカンソー州リトルロック出身のロックバンド。
2003年にWind-up Entertainmentよりレコード・デビュー。1stアルバム「Fallen」は全世界で1500万枚を売り上げ、グラミー賞2部門(最優秀新人賞と最優秀ハードロック・パフォーマンス賞)を獲得して一躍スターとなった。
国内でも積極的にライブを行っているので、日本での認知度は高い。
Three Days Grace
Three Days Graceは1997年にカナダのオンタリオ州ノーウッドにて結成されたロックバンド。
2003年にリリースされた1stアルバム「Three Days Grace」は全米200万枚セールスを突破し、ダブルプラチナに認定されている。
その後にリリースするアルバム「One-X」「Life Starts Now」も立て続けにプラチナ認定を受け、一気に世界的な人気を獲得する。
A Day To Remember
A Day to Rememberはアメリカ合衆国フロリダ州出身のロックバンド。
1stアルバム「And Their Name Was Treason」でデビューを飾ると、その後もエモ~ポップパンクにシャウトを織り交ぜたハードコア色の強い楽曲で、全米の若者を中心に序々に人気を獲得していく。
2010年リリースのアルバム「What Separates Me from You」では、50万枚を突破しゴールド認定を受ける。
Mayday Parade
Mayday Parade)はアメリカ合衆国フロリダ州タラハシー出身のロックバンド。
結成直後に、自主制作で1stEP『Tales Told by Dead Friends』をリリース。その後も地道にライブ活動を行いながら序々に知名度を上げていき、自主制作にもかかわらず結果的に1万枚以上を売り上げた。
2011年に3rdアルバム「Mayday Parade」をリリースし、全米アルバムチャートにて初登場12位を記録する。
まとめ
最高のエモロックバンドを20組ご紹介しました。
- My Chemical Romance
- Panic! at the Disco
- Fall Out Boy
- Falling in Reverse
- Sleeping with Sirens
- All Time Low
- Jimmy Eat World
- Twenty One Pilots
- Paramore
- Taking Back Sunday
- The Used
- Evanescence
- Three Days Grace
- A Day To Remember
- Mayday Parade
エモロックは1990年代の終わりから2000年代初頭にかけて最も盛り上がりをみせたジャンルで、人気は年々衰えているように感じますが、一部のトップ層のバンドはファンの心を掴み、多くの根強いファンを抱えている印象です。
最近では世界的にライブ、フェスが復活の兆しをみせているため、多くのライブバンドがまた積極的に活動を始めているので、盛り上がりを取り戻す可能性は十分にあります。
現在は活動をストップしていたり、まだまだ現役で動いているバンドもあるので、活動詳細は各アーティストのホームページをご覧ください。
以上、「最高のエモロックバンドおすすめ15選【永久保存版】」でした。