ヨルシカ - 夕凪、某、花惑い ギターの音作りについて
まず使用機材はこちらです。
・ギター
Gibson Lespaul Standard
・ピックアップ
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) >SH-4 JB
・エフェクター
Line 6 > Helix LT (アンプシミュレーター)
を使用しています。
Helix内で音作りしているのでそちらを詳しく紹介していきます。
Helix LT
アンプシミュレーターの設定
チューニングは全弦半音下げでプレイしています。
テレキャスターをお持ちの方はいいのですが、そうじゃない方はテレキャスター独特の「乾いた音」を意識して音作りをします。
まずアンプモデルなのですが
・アンプヘッド
Divided Duo > ÷13 JRT 9/15
・キャビネット
1×12 Celest 12H > 1×12 ÷13 JRT 9/15 G12 H30
こちらを使用しております。
プリアンプ設定
・Drive 1 > 8.5
・Drive 2 > 8.5
・Tone > 7.0
・Cut > 0.0
・Presence > 10.0
Divided 13 JRTのアンプモデルを使用しています。
イントロのギターカッティングフレーズ以外はフロントピックアップでプレイしています。
レスポールゆえにフロントピックアップを使っているのにフロント特有の甘さを消すという矛盾があるセッティングですが、テレキャスの乾き感とエッジ感を出すためにトーンとプレゼンスを高めに設定しています。
Aメロのクリーンのアルペジオパートは歪み系をすべてOFFにして弾いています。
キャビネット設定
・マイク
421 Dynamic > Sennheiser MD421-U
・Distance > 1.0
マイクの距離です。
各種エフェクター
今回使用したエフェクト類を順に紹介します。
・EQ (イコライザー)
・Compressor (コンプレッサー)
・Booster (ブースター)
・Wah (ワウ)
・Delay (ディレイ)
・Reverb (リバーブ)
・Pitch Shifter (ピッチシフター)
・イコライザー
Parametric > Line 6 Original
Low Freq > 200Hz
Low Q > 1.0
Low Gain > -2.0 dB
Mid Freq > 2.0 kHz
Mid Q > 2.0
Mid Gain >+2.0 dB
High Freq > 5.0 kHz
High Q > 1.5
High Gain > +2.5 dB
Low Cut > 120 Hz
低音を少しだけカットしてハイミッドをブーストしています。
・コンプレッサー
Kinky Comp > Xotic SP Compressor
・Sensitivity > 2.0
・Mix > 50 %
・Attack > 2.0
・Release > 10
・Level > 5
深めにかけています。
Sensitivityは感度なので一般的なコンプのスレッショルドと思ってもらえれば。
リリースがMAXになってますけど、これは完全に設定忘れなので実際は短めに設定したほうがいいです・・・
・ブースター
Kinky Boost > Xotic EP Booster
・Deive > 2.0
・Boost > On
・Bright > On
プリアンプのみではあまり歪まないので、ブースター側でも若干ドライブさせてます。
EP ブースターでモチっとしたFuzzっぽい歪み感が加わるのでオススメです。
・ワウ
Teardrop 310 > Dunlop Cry baby Fasel model 310
・Position > 71%
・Mix > 20%
ピークブースト目的で うっすらかけっぱなしにしています。
リード弾く際の隠し味的な意味合いで使っています。
・ディレイ
Simple Delay > Line 6 Original
・Note Sync > 1/8
・Feedback > 30%
・Mix > 25%
リードパートで使用しています。
8分音符が4回返ってくるぐらいのフィードバックで設定しています。
・リバーブ
Room Reverb > Line 6 Original
・Decay > 3.0
・Predelay > 20ms
・Low Cut > 150Hz
・High Cut > 8.0kHz
・Mix > 35%
耳では分からないぐらいうっすらかけてます。
・ピッチシフター
ピッチシフターを使って全弦半音下げにしています。
以上、「ヨルシカ - 夕凪、某、花惑い」 ギターの音作りでした。