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ダイアトニックコードとは?【作曲に役立つ音楽理論】

2019年12月26日

ダイアトニックコード


ダイアトニックコードとは?【作曲に役立つ音楽理論】


今回は作曲する上では欠かせない、ダイアトニックコードについてお話します。

ダイアトニックコードとは、キー内のダイアトニックスケールの音から成り立つ7通りのコードのことです。

スケールとは?


まず、スケールについて軽くお話しします。

みなさんが学校で習った「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」この7種類(初めと最後のドは同じ音とします)の音達を1グループとして「Cメジャースケール」と言います。


※日本だと音の呼び方が「ド・レ・ミ」ですが他の国では「C・D・E」と英語表記で呼ぶのが一般的です。


この基本的な7つの音のグループがダイアトニックスケールです。

そしてこのダイアトニックスケールの中からそれぞれの音を起点に、3度づつ音を重ねた7通りの和音のことを「ダイアトニックコード」と呼びます。




トライアドコード


例えば、Cを起点に3つの音を重ねる3和音を「C・E・G」でCメジャーコード

Dを起点にすると「D・F・A」でDマイナーコードとなります。


※度数の概念やメジャー、マイナーの基本的なコードについて学びたい方はこちらの記事を合わせてご覧ください。

ギターコードの基礎知識

ギターコードの基礎知識 (マイナーコード編)



これ繰り返すとC〜Bまでの7通りのコードができます。


C・Dm・Em・F・G・Am・Bm-5


この7つのコード群に使われている音は、すべてCメジャースケールの音から成り立っています


なので曲のキーさえ分かっていれば、ダイアトニックスケール内の音を使ってメロディーを付けたりギターソロを弾けば、まず音を外すことはないということになります。


これが基本的なダイアトニックの考え方です。
現代のポップスやロックのコードを作る上で基盤となる概念なので必ず覚えましょう。

主要三和音


先ほどのCメジャーのダイアトニックコード


C・Dm・Em・F・G・Am・Bm-5


この中の「C・F・G」の3つがメジャーコードでそれ以外はマイナーコードですよね。


この3つのメジャーコードがCメジャーのダイアトニックコードにおいて、最も重要なコードなので「主要三和音」と呼ばれています。


「コード進行」というものは基本的にはこの3つのコード関係(ケーデンス)から成り立っており、これに代理コードをやツーファイブといった色々なアレンジを加えて、コード進行というものは作られています。



以上、作曲に役立つ音楽理論(ダイアトニックコード編)でした。

次回はこの3コードのケーデンスについて詳しく解説していきます。


作曲に役立つ音楽理論(ケーデンス編)

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