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いくら練習してもギター演奏が上手くならない?演奏が下手に聴こえてしまう5つの原因

いくら練習してもギター演奏が上手くならない?演奏が下手に聴こえてしまう5つの原因

ギターの練習をしていて、いざネットにアップしたり、ライブハウス等で演奏してみても視聴者からあまり良い反応が無く、悔しい思いを経験している方もいるのではないでしょうか?

オーディエンスからのリアクションが無い原因として、テクニックは十分であっても、いくつかの要因でギターの演奏が下手に聴こえてしまっている可能性があります。楽器演奏にあたって技術やセンスはもちろん重要ですが、上手く聴かせるコツを押さえておくことも大切です。

そこで今回は、ギター演奏が下手に聴こえてしまう原因とその解決方法について解説します。

1. リズムのずれ

リズム

ギター単体の演奏やバンドアンサンブルにおいて、楽曲に合わせてリズムキープしながら演奏することは非常に重要です。リズムがずれてしまうと、演奏全体が不安定な印象を与えてしまい、初心者っぽい演奏に聴こえてしまいます。

特に、ドラムやベースといった安定したリズム楽器が無い状態で演奏する場合、リズムが乱れているとお客さんは自分でリズムを取り直す必要があり、純粋に音楽を楽しむことができなくなってしまうかもしれません。

バンド演奏のようなアンサンブルの場合は、自分のリズム感覚に主体的になるよりは、先導するリズム楽器(主にドラム)に合わせて演奏する方が、全体でみると調和のとれたアンサンブルになります。

2. 音量バランスがおかしい

音量バランス

「弾いてみた」のようなオケに合わせたり、バンドアンサンブルの中で演奏する場合には、ギターの音量を適切にコントロールすることが大切です。他の楽器との音量バランスに差がありすぎると、音が浮いて聴こえたり、不調和な印象を受けてしまうことがあります。

例えば、バンドの場合はギタリストが大きな音で演奏しすぎることで、ボーカルが聴き取りずらくなってしまったりと、アンサンブルの音量バランスが崩れることで、オーディエンスにとって聴きづらい演奏になってしまいます。

普段の練習のときから、常に全体の音量バランスを気にする癖をつけておきましょう。

3. テクニック不足

テクニック不足

当然ですが、ギターを演奏する上で基本的なテクニックや音程・リズムの正確さが足りていない場合、演奏が下手に聴こえてしまいます。

シンプルに練習不足でフレーズをミスしてしまったり、実力以上のフレーズを弾こうとして上手く演奏できていないということもあるので、基本的な練習を繰り返し、正確な演奏を目指すことが何よりも大切です。

技術が伴っていないと感じた場合は、楽曲の演奏レベルを落として、シンプルな曲からスタートしてみましょう。

4. 間違った音作り

音作り

音楽ジャンルや演奏スタイルによって、音作りの方向性は変わってくるので一概にはいえませんが、例えばジャズ調の楽曲なのに、ギターの歪み量が多すぎたり、反対に激しいメタル系の曲なのに歪み量が足りてなかったりすると、それだけで演奏に違和感が出てしまうこともあります。

わかりやすい所でいうと、ギターの歪みが極端に少ない状態で、ハイフレットの単音弾きのギターソロを弾いても、おそらく物足りなさを感じてしまうでしょう。

サウンドメイクもギタースキルの一つと言われるぐらい、ギタリストにとって楽曲のイメージに合った正しい音作りができることは重要です。もちろんサウンドメイクに正解はありませんが、自分たちの音楽に合った音色を鳴らすことで、お客さんに心地よいサウンドを届けることができます。

5. 空間系をかけていない

ギターを上手く聴かせる上で、空間系エフェクターをかけることは重要です。空間系エフェクターとは、主に残響や音の広がりを作り出すエフェクターのことで、カラオケの「エコー」も空間系エフェクトの一種です。

ギターに空間反響をプラスすることで、厚みのある壮大なサウンドを作り出すことができます。さらにバックトラックとギタートーンを上手く馴染ませる効果もあるので、特にギターソロのような単音弾きとの相性が抜群です。

しかし、空間系エフェクターをかけすぎると音がぼやけてしまったり、アンサンブル全体が濁ってしまう原因にもなりかねないので、効果を最大限に引き出すためには、適切なエフェクト量を知る必要があります。

まとめ

自分ギター演奏がオーディエンスにどのように聴こえているのかを知ることは難しいです。普段の練習から常に録音するようにして、客観的に自分の演奏を聞き返すことで改善できることもたくさんあります。

リズムのずれやテクニックなどは練習することで改善することができますが、音質を改善するにはたくさん音楽を聴いたり、ミックス知識を学ぶ必要があるかもしれません。

ギターだけでなく、オケを含めた全体で調和的なサウンドを作り出すことができれば、視聴者やお客さんから良いリアクションが返ってくるかもしれません。

以上「いくら練習してもギター演奏が上手くならない?演奏が下手に聴こえてしまう5つの原因」でした。


ギター演奏が下手に聴こえてしまう人の3つの特徴

ギターが上手い人と下手な人の決定的な5つの違いとは?

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