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GUITAR

ギターが上手い人と下手な人の決定的な5つの違いとは?

2023年5月28日

ギタリスト

ギターが上手い人と下手な人の決定的な5つの違いとは?

ギターの上手さは人それぞれで、明確な基準はありません。とはいえ、ギタリストなら誰でも一度は「自分は上手いのか、下手なのか」と考えたことがあるのではないでしょうか。

みなさんがギタリストの演奏を聴いていて、特に目立ったミスもないのに、なんだか不安定な演奏に聞こえてしまう。そういった経験もあるかと思います。

そこで今回は、ギターが上手い人と下手な人の、技術や演奏面における5つの重要な要素を紹介します。これらの要素を理解することで、ギター演奏のスキル向上に役立てることができるはずです。

1. 練習時間と効率の違い

エレキギター

「こんなに練習しているのに、いつまでも上達しない…」と感じる人は、日々の練習を行き当たりばったりで進めたり、なんとなく毎日同じメニューをこなしてしまっている可能性があります。

特に長い練習時間がとれない場合には、より効率的な練習方法が必要になります。
ギターが上手くなる人が取り入れている練習方法は?

ギターを手に取って「今日は何の練習をしよう…」と考えなくてもいいように、自分に合った練習メニューを組んでおくことをおすすめします。

以下は、1時間で終わる効率的な練習メニューの例です。

0~10分 : スケール練習

スケールの練習を始めます。
耳のトレーニングと指を馴らすためにもスケールの上昇、下降フレーズは効果的です。

初心者の方はペンタトニック / ブルーススケールから習得するのがオススメです。なるべく音程を意識して、今どの音を弾いているのかを考えながら弾くと効果的です。

スケールの形を覚えても、忘れないように毎日練習することで自分の引き出しとして蓄えられていきます。

10~20分 : コード練習

続いてコード練習です。

毎日2~3個のコードを習得して、新しいコードは作曲のインスピレーションや楽曲に色付けするのに役立ちます。

コードを覚える良い方法はコード一覧表を開いて順番に覚えるよりも、キーを指定して、そのキーに含まれるダイアトニックコードを順番に覚えていくことです。

ギター初心者が覚えるべき5つのコード(優先順にご紹介)

基本のトライアドコードをある程度覚えたら、実際に曲の中で使ってみたり、4和音コードにも挑戦してみましょう。

20~50分 : メインセクション

自分の目的に合わせて、その工程を進めます。
練習項目の中でもメインとなる部分で、ここはギタリストごとに練習内容は変わります。

例えば自分が弾きたい楽曲の練習を進めたり、シンガーソングライターを目指している方なら、引き続きコードバッキングの強化や、作曲方法を学んだりと目指すべきアーティスト像となる為のメインセクションです。

なるべく楽しんで取り組めることに大きく時間を費やすことが重要です。

50~60分 : 音楽理論を学ぶ

ギターに必要な音楽理論を学ぶことで、明日の練習がさらに効率的になります。

スケールとモード代理コード作曲に必要な基礎知識など様々な知識を学ぶことで、音の持つ役割が分かるようになるので、ギターを通じて音楽そのものに深い興味が芽生えます。

ギターの習得スピードも速くなり、ギターの練習がもっと楽しくなります。

以上のメニューはあくまで一例なので、自分の現在のスキルレベルに合わせてメニューを組んでみましょう。

2. 正確なリズム感とタイミング

メトロノーム

ギターが下手に聴こえてしまう原因のほとんどが「リズム」であるといっても過言ではありません。

ミスなく弾けているつもりなのに「ギター上手いねー!」と言われた経験がなかったりする場合には、リズムを見直してみるといいかもしれません。

逆に言うとシンプルなフレーズでもリズムがしっかりしていれば、上手く聴かせることができます。ある程度フィンガリングやピッキングが習得できたら「リズム感」を重点的に鍛えることで、ギターの演奏スキルを格段に向上させることができます。

例えば、8分音符のフレーズで小節頭の音4分音符の表拍は比較的リズムキープしやすいですが、

リズムキープ

それ以外の部分がぶれやすいので、クリックに合わせてしっかりとリズム練習することで、ワンランク上の演奏ができるようになります。

リズムキープ


この部分を強化することで、誰が聴いても安定感のある上手い演奏になります。

3. テクニックと表現力

上手いギタリストは、様々なテクニックを使いながら、音楽に感情と表現力込めながら演奏しています。

同じ1音でも、ビブラートをかけたり、スライドから入ったり、ブラッシング音を織り交ぜたりして、多彩な音色を表現しています。

色々なテクニックの中でも、演奏にダイナミクスを付けて表現力を上げることは非常に重要な要素の一つです。

ダイナミクスとはトラック内の音量の変化のことで、小さい音から大きな音、大きな音から小さな音へと緩急をつけながら演奏するとリスナーはダイナミックさを感じます。

右手のストロークの強弱で音量コントロールをすることでサウンドに表情が加わり、より繊細な表現ができるようになります。

ダイナミクス

例えば、Aメロは静かに弾いて、Bメロの終わりサビに向かうにつれて音量を大きくしていき、サビで最大の音量となるようにコントロールすることで、楽曲全体でみると相対的にサビで迫力を出すことができます。

歪みギターはダイナミクスがつけにくい?

アコースティックギターやクリーンサウンドのエレキギターは右手を使ったボリュームコントロールが比較的簡単ですが、ディストーションなどで歪ませたギターの場合はコンプレッション(圧縮)がかかっているためダイナミクスコントロールが難しくなります。

ダイナミクス


これはエレキギターを歪ませすぎると良くないと言われている理由のひとつでもあり、ダイナミクスが無くなることでサウンド全体の緩急がなく、のべっとします。

4. こだわりのサウンドメイク

音作り

演奏を上手く聞かせる為にはジャンルや演奏スタイルに適したサウンドメイクをするというのも重要です。

サウンドメイクスキルもギタリストの実力のうちと言われるぐらい、ギタリストにとって音作りは切り離せないスキルのひとつです。また、右手のピッキングによる音の質と音色にもこだわり、適切な強さのピッキングやタッチで弦を弾くことで、豊かで魅力的な音色を鳴らすことができます。

リードギターの音作りに役立つ7つのヒント

鳴らす場所が変われば音は変わります。同じ機材でも会場の形やオーディエンスの入り具合など、様々な要素に影響を受けるので一概にこの音が正解!というものは存在しません。

しっかり自分の耳で判断できるようになるまでにはそれなりの経験と知識が必要となりますが、そこがまたギターの深さでもあり、面白さでもあり、リスナーに常に最高のサウンドを届ける努力は欠かせません。

5. 自信からくるステージパフォーマンス

ステージパフォーマンスは、ギター演奏において重要な要素です。上手なギタリストは、自身の演奏に情熱やエネルギーを注ぎ込み、観客を引きつける魅力的なパフォーマンスを披露します。

アーティストとしての自信は、自分自身の能力や演奏に対する信頼と確信から得ることができます。自信を持つことで、演奏中に緊張や不安を軽減し、普段通りの自然な演奏が可能になります。

初めてのバンドライブを成功させる為の5つのポイント

アーティストとしての自信を高めるためには、以下の点に注意することが重要です。

  1. 継続的な練習と準備
    練習を重ねることで演奏の基礎を固め、曲やフレーズを十分に理解しておくこと必要があります。練習を繰り返して演奏のクオリティを上げることで、心に余裕がうまれます。
  2. イメージトレーニング
    演奏前に、自分がどのようなステージ上の姿を想像することが重要です。カッコいい姿や魅力的なパフォーマンスをイメージすることで自信につながります。
  3. ミスを恐れない
    ミスやハプニングが起きた場合でも、自信を持って対応しましょう。ライブ中は失敗を恐れず、前向きな気持ちを持つことが大切です。
  4. ライブの経験値
    実際のステージでの演奏経験を積むことで、自信とステージプレゼンスが向上します。現場でのライブ演奏を繰り返し、積極的に演奏の場に参加するようにしてみましょう。

自信とステージプレゼンスは、プレイヤーの魅力や個性を引き出すために重要な要素です。継続的な努力と経験を積むことで、自身をもったギタープレイを身につけることができるでしょう。

まとめ

ギターを演奏する上で、上手い人と下手な人の間には明確な違いが存在します。

ギターが上手い人は、地道な練習に取り組み、リズム感やサウンドメイクで演奏技術や音楽性において、オーディエンスに強い印象を与えることができます。

一方、いつまでもギターが上達しない人は、練習の効率が悪く、技術的にも未成熟なため、自信の無い演奏でオーディエンスに十分な魅力を伝えることができません。

今回の5つの要素を把握することで、ギタリストとしてのスキル向上に役立てることができるでしょう。

以上、「ギターが上手い人と下手な人の決定的な5つの違いとは?」でした。


ギター演奏が下手に聴こえてしまう人の3つの特徴

ギターの演奏を10倍上手く聴かせるための3つの要素

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