【2020年最新】スマホ作曲アプリのおすすめ 5選
2020年現在、各音楽メーカーから作曲用のアプリが多くリリースされており、PCやMacを所持していなくても、スマホやタブレットで本格的な作曲ができるようになりました。
音楽知識が無くても直感的に作曲を進めることができ、音楽素材をプレイリストに自由に並べるだけで作曲ができるような便利なソフトも存在します。
今までよりも作曲が身近になり、誰でもゲーム感覚で楽しみながら音楽が作れます。
今回は初心者の方から本格的に楽曲制作をしたい方まで、最新のスマホ用の作曲アプリをいくつかご紹介します。
作曲ソフトの選び方
作曲ソフトにも色々特色があり、得意なジャンルであったり、制作方法にも違いがあります。
自分に合った作曲ソフトを見つける為にも、ソフトを選ぶときの基準として
・作曲レベル
・やりたい音楽ジャンル
・無料or有料
・PC用作曲ソフトとの互換性
この辺りを基準に探してみましょう。
作曲レベル
初心者向けのアプリほど、音楽的知識は必要なく、直感的に制作を進めていけるように作られていますが、細かいサウンドメイクであったり、エフェクト類のパラメーターを調節することができません。
逆に本格的なアプリほど細かく設定できたり、プロ仕様の音源やエフェクト類を使うことができますが、それなりの知識と慣れが必要になってきます。
ゲーム感覚で楽しみながら作曲をしたいのか、本格的にやっていくのかを考えて選びましょう。
やりたい音楽ジャンル
作曲ソフトごとに得意なジャンルというものが存在します。
ロック系に多い生楽器の録音、エレクトロ系の打ち込み、トラップビートのようなループ素材を配置して作曲していくようなタイプのものまで、製品ごとに得意な分野は異なります。
自分のやりたい音楽ジャンルに見合った製品を選ぶことで、制作を効率良く進めることができます。
無料or有料
有料の製品ほど本格的なものが多いですが、無料だからといって有料製品に劣っているというわけではありません。
機能やレビューをしっかり読んで、自分の作曲スタイルに合った製品を見つけましょう。
PC用作曲ソフトとの互換性
スマホで作曲したデータをPCの作曲ソフトに送れるかどうかの互換性も重要です。
スマホ用ソフトで外出先や隙間時間で簡単な作曲の枠組みを作っておいて、帰ってからPCを使って本格的に作業を進めるという方も多いと思います。
筆者もそういう使い方をすることが多く、空いた時間にコード、メロディー、リズムをざっくり作っておいて、家に帰ってから音色を入れ替えたり、EQやコンプを使ったミックス作業を進めています。
これらの項目を参考にして、作曲アプリを選んでみましょう。
それではスマホ作曲アプリのおすすめをご紹介します。
GarageBand
- Apple製品に付属
- 高機能
- 優れたユーザーインターフェイス
スマホデバイスで使える作曲ソフトとしては、人気、知名度ともにトップクラスのGarageBand。
初心者の方にも簡単に音楽制作ができるようという目的で作られたソフトだけあって、使いやすさと、画面の見やすさには定評があります。
ギター等の外部音源の取り込みや、音源ソフト、エフェクト類、Macとの互換性も高く、本格的な作曲をする方やプロミュージシャンの方も使用するほど高性能なソフトです。
Medly
- 2016年のベストミュージックアプリ受賞
- 直感的に音楽制作
- SoundCloudへアップロード
Medlyは音楽制作において、新しいアプローチを提案し、ベテランのミュージシャンから音楽を始めたばかりの方まで、誰でも最高の音楽を作ることができる作曲ソフトです。
無料で使える16種類の楽器と100種類のループ素材があり、それらをドラッグ&ドロップで繋ぎ合わせるだけでも簡単に作曲ができます。
ピアノロールにノートを打ち込んでメロディやコードを作ることもでき、オートメーションやエフェクト類も充実しており、本格的な作曲にも対応しています。
FL Studio Mobile
- FL Studioとの互換性の高さ
- 本格的な制作が可能
- 高品質
海外で大人気のDAW「FL Studio」のモバイル版です。
EDMやHipHop制作に優れており、それに合わせた高性能な音源や、エフェクト類が多く搭載されています。
互換性が非常に高く、スマホ、タブレット、PCのすべてのデバイスで同じように操作でき、本家FL Studio内ではプラグインソフトとしてFL Studio Mobileを起動することが可能。
ミックスからマスタリングまでのすべての工程をソフト内で完結できるほど、多機能+高音質でFL Studioユーザーならこちらの「FL Studio Mobile」一択です。
KORG Gadget 2
- 強力なガジェット群
- 直感的なユーザーインターフェース
- プラグインとして使用可能
ガジェットと呼ばれる40個以上の小型シンセサイザー/ドラムマシンを搭載し、それらを自由自在に組み合わせて、直感的なユーザーインターフェースで音楽制作が行える、最高のオールインワン音楽制作ソフトフェア&プラグインです。
第2世代となった KORG Gadget 2 は、新しい機能と新ガジェットを詰め込んで大幅にパワーアップ。メイン画面のカラーを見直し、各トラックの状況を一目で確認できる新デザインを採用。
ガジェットをプラグインとして各種DAWに読み込ませることもでき、プラグインのみをパッケージした安価なモデル「KORG Gadget 2 Plug-ins for Mac/PC*1」も用意されています。
Roland Zenbeats
- TR-808等、Rolandの名器を使用可能
- 直感的な操作感
- ビートメイキングツール搭載
Zenbeatsの特徴はなんといっても、TR-808やTR-909、TR-707の往年の名器と呼ばれるシグネチャー・サウンドを搭載していることです。
今や世界中のヒップホップやトラップビートシーンでは、必ず使われているといっても過言ではない本家TR-808サウンドが楽しめるのは嬉しいです。
ループ・ビルダー・モード、タイム・ストレッチ、キー・ロックなどの機能を備え、クリエイターやビート・メーカー、プロデューサーを目指す人に最適なツールです。
まとめ
スマホ作曲アプリのおすすめを5つご紹介しました。
- GarageBand
- Medly
- FL Studio Mobile
- KORG Gadget 2
- Roland Zenbeats
将来的に本格的な制作を考えているのなら、主要DAWであるLogic Pro ⅩやFL Studioとの互換性がある「GarageBand」「FL Studio Mobile」辺りをおすすめします。
モバイルアプリとして人気が高いのは「Medly」です。
その他にも、やりたい音楽ジャンルや自身の作曲スタイルを考慮して選びましょう。
以上、【2020年最新】スマホ作曲アプリのおすすめ 5選でした。