【BOSS MT-2】メタルゾーンだけで曲作ってみた : Helix音作り解説
今回はRoland JC-120とBOSS MT-2のみで曲作ってみるという企画です。
シミュレーターはLine 6のHelixを使用しています。
Roland JC-120のセッティング
- Drive : 2.0
- Bass : 5.0
- Mid : 5.0
- Treble : 5.0
メタルゾーンの効果だけを強調する為に、すべてのつまみをオールフラット(12時方向)の状態で、ドライブは音量が下がらず、歪まない程度に調節してあります。
マイクは定番のShure SM57を使用しています。
メタルゾーンのセッティング(バッキング)
- Drive : 16%
- Bass : 48%
- Mid : 45%
- Treble : 39%
メタルゾーンはつまみの効きが凄いというのが特徴なので、ほかの製品よりも慎重にEQセッティングする必要があります。
まずはデフォルトが歪みMAXなので、ドライブを16%まで下げます。高音の暴れてる感じが落ち着いて、音の輪郭が分かるポイントまで下げていきます。
低音、中音は他の楽器とのバランスをみて調節して、特に高音は耳に突き刺さるような不快な音が出やすいので、歪みと合わせてコントロールしました。
ダブリング
サウンドメイクが終わったらバッキングトラックは左100、右100に振ってダブリング効果を出しています。
→エレキギターの7つのミキシングテクニック
メタルゾーンのセッティング(リード)
- Drive : 49%
- Bass : 69%
- Mid : 64%
- Treble : 39%
バッキング設定のままでリードを弾くとぺらぺらした音になるので、まずは音圧&サスティーンを稼ぐ目的でドライブを49%まで上げていきます。
今回はハイフレットの高音弦ポジションのリードフレーズなので、低音補強して音を分厚くして、ボーカルもいないので中音も遠慮なく上げていきます。
高音は少し上げただけでキンキンした感じになったので、そのままにしています。