歌声を演奏できる新感覚電子キーボードCASIO「CT-S1000V」を発表
CASIOが人気キーボード「Casiotone」の新製品として「CT-S1000V」を発表しました。
今回発表されたCT-S1000Vは、鍵盤で歌声を演奏できるが特徴の電子キーボード。新たな鍵盤演奏表現や楽曲制作を楽しみたいミュージシャンや音楽クリエイターに向けた電子キーボードとして、CASIO独自に開発した音源技術「Vocal Synthesis」により、歌詞の情報とボーカル音色を組み合わせて様々な歌声を演奏することができます。
これまでにもボーカルシンセの技術は多く存在しましたが、CASIOは「誰もが気軽に演奏できるボーカルシンセ」として開発。膨大な歌声ライブラリを読み込むことで、色々なパターンの歌声を作り出せます。
スマートフォンやタブレットから入力した歌詞データと楽器に内蔵している多彩なボーカルとの組み合わせで、鍵盤を弾けばそれに合わせて歌が生み出されます。
鍵盤を押している間、自動的に歌詞が進む 「フレーズモード」 と、鍵盤を押すごとに歌詞の音節が進む「ノートモード」で決まったメロディを弾くだけでなく、自由に楽器に触れながらインスピレーションを膨らませることができます。
CT-S1000Vにあらかじめ内蔵されている100種類に加えて、専用アプリを使ってオリジナルを作成することも可能です。
ボーカルはさまざまなキャラクターの22種類をプリセット。各ボーカリストは年齢や性別、ビブラートのかけ方などを、操作パネルのノブで演奏をしながら変化させることができます。
さらに、アタックタイム、モジュレーションなどのパラメーター調整や多彩なエフェクト、アルペジエーター、鍵盤を押したままで自動的に鍵盤連打の効果が得られるリトリガー機能などを駆使し、自分だけの歌声演奏を楽しむことができます。
もちろんシンセサイザーとしての機能「コンプレッサー」「フェイザー」「ディストーション」「ワウ」「リバーブ」「ディレイ」などの多彩なエフェクトを思い通りにかけられることはもちろん、カシオ独自の100種類4系統のDSPエフェクトを内蔵。
製品情報
国内での発売は2022年3月上旬を予定。価格はオープンプライスで、市場推定価格はCT-S1000Vが55,000円前後と予想されています。
より詳しい情報はこちらをご覧ください。
https://music.casio.com/ja/products/casiotone/cts1000v/
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