どこでも作曲!スマホで使えるモバイルDAW(作曲ソフト)おすすめ7選【2024年最新版】
以前は、音楽制作といえば大掛かりな機材やコンピューターを使用して行うものでしたが、最近では、スマートフォンやタブレット等のモバイルデバイスを使用して、プロ品質の楽曲を作成することができるようになっています。
スマートフォンにお気に入りのDAWを入れておけば、移動中やカフェで好きなだけ音楽を作ることができ、ミュージシャンはいつでもどこでもインスピレーションを保存することができます。
簡易的にアイディアを保存して、自宅に帰ってからDAWで完成させたり、スマホだけでミックスからマスタリングまで完結できるソフトまで幅広くあります。
今回は、最新のスマホで使えるモバイルDAWのおすすめ製品をいくつかご紹介します。
FL Studio mobile
FL Studio Mobileは、海外のEDM、HIPHOPプロデューサーの間で非常に人気のある「FLStudio」のモバイルバージョンのアプリです。
国内ではCubaseが圧倒的ですが、海外ではFL StudioとAbletonの人気が高く。その理由としては、ヒップホップ、ハウス、テクノなどのループ音楽に特化した作りと、ブロック配置型ワークフローが特徴であることです。
高品質のシンセサイザーとサンプルへのアクセスに加えて、素早いビートプログラミング用のステップシーケンサーを備えているので、ダンス系やヒップホップ系のビートメイカーの方におすすめです。
FL Studio mobile
KORG Gadget 3
KORG Gadget 3は、ガジェットと呼ばれる40個の小さなシンセサイザーとドラムマシンを搭載し、それらを自由自在に組み合わせて、使いやすいユーザー インターフェースで音楽制作を行う、最高の音楽制作ソフトフェアとプラグインです。
KORG Gadget 3は、新しい機能と新しいガジェットを追加し、大幅に強化されました。厳選されたパラメーター、強力なサウンド/プリセットを含む強力なデバイスの数々。新しいデザインにより、メイン画面の色を変更し、各トラックの状況を簡単に確認することができるようになっています。
受賞歴のあるiOS版、すべての機能とプラグインを含むMac版、およびMac/PCのどのDAWでも使用できるプラグイン版が含まれています。
KORG Gadget 3
Steinberg Cubasis
Cubasisは、国内で最も人気のあるSteinberg Cubaseのモバイル バージョンです。Cubasisは、iPhoneやAndroid スマートフォン&タブレットで作曲ができ、デスクトップDAWに近い操作感を提供します。
モバイルでも強力な音楽制作ソフトの1つであり、トラックリストやミキサーを使用して、個別のトラックを組み合わせて処理、編集、ミックスを簡単に行うことができます。
Cubasisは、内部ソフトも充実しています。Micrologueバーチャルアナログシンセサイザーの126のプリセットと、HALion Sonic、HALiotron、およびAllen Morganドラムキットに基づく120以上のバーチャルサウンドを備えたMicroSonicが含まれます。
Steinberg Cubasis
Auria Pro
タブレット史上、最も優れた音楽制作ソフトの一つで、その優れたユーザーエクスペリエンスは、iPhone/iPad で使えるプロ仕様のDAWに最も近いものとして高く評価されています。音楽制作に取り組みたい方におすすめです。
Auria Proは、最大96kHzのサンプルレートで24ビットで動作します。適切なオーディオインターフェイスと無制限のセッショントラック、最大24トラックまで同時録音できます。MIDIおよびオーディオ編集セクションには、2つのFabFilterシンセサイザーと、WaveMachine独自のLyraサンプラーが含まれています。
AuriaPro は、モバイル端末であっても本格的な制作がしたいクリエイターのニーズに応え、デスクトップDAW に近い操作感を持っています。
Auria Pro
GarageBand
GarageBand は、2004年からApple Macに標準搭載されている音楽制作ツールです。これから制作をスタートする初心者向けに設計されており、Apple社のLogic Proと並ぶ音楽制作の主力製品として機能します。
ユーザーフレンドリーで使いやすいインターフェイスを備えているので、音楽制作の経験がなくても豊富なライブラリからループを取得して、音楽の要素を組み合わせることで直感的な操作で簡単に作曲を進めることができます。
GarageBandは、iPhoneやiPadでも使用することが可能で、対応機種はiOS 11が動作するiPhone 5s以降、iPad mini 2以降、第6世代以降のiPod Touchとなります。
GarageBand
BandLab
Bandlabは、作曲の為の多くの機能を搭載したモバイルDAWで、ブラウザでも利用可能。いつどこでインスピレーションが湧き出てもサッとポケットから取り出して作曲することができます。
BandLabの特徴として、無制限のクラウドスペースで無制限の数のプロジェクトを作成できるため、ストレージの問題に対処することができます。また、200を超えるMIDI互換のバーチャルインストゥルメントと10,000を超えるロイヤリティフリーのループ素材が付属しています。
作曲機能だけでなく、クリエイターのソーシャルメディアプラットフォームとしての側面も持っており、プロのミュージシャンや他のアーティストと協力しながら制作することができます。
BandLab
Caustic 3
Caustic 3は、AndroidとiOSのデバイスで使用できる作曲アプリで、ラックマウントサンプラーリグやシンセサイザーをベースにしており、モバイルデバイスに最適化されたインターフェイスを持っています。
アプリ内のほとんどのコントロールをオートメーション化することができ、自動演奏を修正するための強力なエディターを搭載。ディレイ/リバーブの空間系エフェクトを備えたミキサーデスクとパラメトリックEQとリミッターを備えたマスターセクションも備わっています。
すべてのファイルはユーザーアクセス可能なストレージに保存され、ユーザーはPCMSynth、BeatBox、Vocoderで使用するために独自のWAVファイルを作成することができます。
Caustic 3
まとめ
音楽制作のためのツールとしてスマートフォンを使う方も増えてきました。今回紹介した7つのモバイルDAW は、それぞれ独自の特徴を持っています。
簡単な操作で音楽制作初心者におすすめのアプリから、多くの機能を備えた本格的な音楽制作をしたい方向けのアプリまで幅広い製品が揃っています。
スマホを使った音楽制作であれば、いつでもどこでもインスピレーションを形にすることができます。モバイルDAWで、音楽制作の新しい形を発見してみましょう。
以上、「どこでも作曲!スマホで使えるモバイルDAW(作曲ソフト)おすすめ7選【2024年最新版】」でした。
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