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人気DAW(作曲ソフト)おすすめ10選【DTM】

2019年11月19日

人気DAW

人気DAW(作曲ソフト)おすすめ10選【DTM】

現代の音楽制作の世界では、コンピューターを使ったDAW(Digital Audio Workstation)ソフトウェアが必須です。DAWは、ミキサー、サンプラー、エフェクトプラグイン、バーチャル楽器などの音楽制作に必要な要素を統合したソフトウェアで、録音、編集、編曲、ミキシング、マスタリングといった機能を提供します。

最近の作曲ソフトはどれも高性能で、曲をつくるということに関しては、どれを選んでも「不便だ」と感じることはまずないと思います。

しかし、各ソフトごとに機能面の違いや、得意なジャンルというものがあり、自分の作りたい音楽や、作曲スタイルを考えてから選ぶことで、より作業を効率的に進めることができます。

DAWソフトの選び方

daw

DAWソフトウェアを選ぶ際には、以下の要素を考慮することが重要です。

使用目的

DAWソフトウェアには、初心者向けのものからプロフェッショナル向けのものまでさまざまな種類があります。使用目的に合わせて、機能や価格帯を比較しながら検討しましょう。

対応OS

DAWソフトウェアは、製品によってWindowsやMac OSなどの対応OSが異なるものがあります。自分が使用するパソコンのOSに対応したDAWソフトウェアを選ぶ必要があります。

操作性

DAWソフトウェアは、機能が多く、ソフトによっては操作性が複雑なものもあります。特に初心者の方は、直感的に簡単操作で作曲できる製品をおすすめします。

拡張性

DAWソフトウェアには、標準で付属しているプラグインエフェクト以外に、外部のプラグインを追加できるものがほとんどです。あらかじめ自分が使用したいプラグインやエフェクトに対応しているかどうかを確認することも重要です。

価格帯

DAWソフトウェアには、無料から有料までさまざまな価格帯があります。自分の予算に合わせたものを選びましょう。

以上の要素を考慮して、自分に合ったDAWソフトウェアを選びましょう。また、無料版やデモ版を提供している製品も多いので、まずは試してから、本格的に導入するかどうかを決めることもできます。

Cubase

cubase

「Cubase」はドイツのソフトウェア会社Steinbergが開発する国内シェアNo.1のDAWです。

VOCALOIDを用いた楽曲制作に特化した「VOCALOID Editor for Cubase」の存在でボカロPに重宝されていることも国内で人気の高い要因の一つ。

あらゆるジャンルに対応でき、プロでも使用してる方が非常に多く、開発元もYAMAHAの傘下ということもあり、これから作曲を始める方の一台目のDAWとしておすすめです。

特徴としてはほぼ全てのVSTプライグインを使用でき、操作性、機能面をみてもあらゆる面で優れています。VOCALOID Editor for Cubaseという、ボカロを直接DAW内で操作できるソフトに対応しており、ボカロPに非常に人気が高いのも、国内シェアNo.1に繋がっている理由です。



FL Studio

fl studio

ヒップホップ系やEDMの制作に特化したブロック配置型のDAW。こちらは海外シェアNo.1です。

海外のトップDJ、プロデューサーに人気があり、ダンスミュージック界の人気DJやヒップホップ界隈の有名プロデューサーまで、幅広く使用されています。

価格の安さと、一度購入するとアップデート生涯無料という点が嬉しいですね。

FL Studioの特徴としては高音質と機能性を兼ね備えたプラグインと音源を多数搭載している点、操作性としては基本的に、ブロック単位で作ったループ素材を並べて作っていく形になるので、Hiphop,Trapのビートメイクの作成にあたってはとても便利です。



Ableton Live

ableton live

こちらも海外ではFL Studioと肩を並べる人気DAWで、ダンスミュージックなどのループを多用するタイプの音楽制作に最適です。

Live 11では、洗練されたコンピングシステムやMPEのサポートなど、クリエイターから要望の多かった機能が多数追加されています。

ライブパフォーマンス機能にも優れているため、ライブステージで使用するDAWとしても非常に人気が高いです。

ループ素材や高品質のシンセサイザーが充実しており、FL Studioと同じくブロック配置型になっています。
Liveと付くだけあって非常に高い安定性を持ち、即興演奏にも柔軟に対応できる設計になっています。



Logic Pro

Logic Pro

Apple社製のDAWです。非常に高いコストパフォーマンスを誇り、Apple製品との相性も抜群です。

Logic Proは優れたコストパフォーマンスを提供し、特にMacユーザーにとってはこの価格帯でこれほどの機能を備えた音楽制作ツールは他にはありません。

まずはGarage bandから初めて、Garage bandで物足りなくなった方はLogicにステップアップをおすすめします。

ループ素材とバーチャル音源等、すべて合わせると60GB以上になりますが、2万円代で購入できるのはコスパ良すぎです。
プロ仕様のプラグインソフトを多数搭載しており、ミキシングからマスタリングまでこのソフト1つで完結できるのも強みですね。ただやはりWindows非対応というのは残念です。


Logic Pro 公式サイト

Pro Tools

Pro Tools

Prp Toolsは業界標準のプロのレコーディングスタジオで使われているDAWとして有名です。

業界標準のレコーディングスタジオ御用達ソフトとして認知されていましたが、現在ではMIDIや打ち込み機能も充実しておりエレクトロ系にも対応できます。

現バージョンのPro ToolsはMIDI打ち込み機能も充実同時再生オーディオトラック数レイテンシー補正機能外部オーディオインターフェイスも自由に選べるようになり、一般にも幅広く普及しています。

楽器の録音やオーディオ編集などに強く、将来業界を志している人にオススメします。ですが初心者の方には少し敷居が高く、無料版のPro Tools Firstというのがリリースされているので、そちらから試してみるといいと思います。


Pro Tools公式サイト

Studio One 5

Studio One

Studio Oneは数年前から市場で勢いを増しており、現在では主要なDAWと肩を並べる実力を持つソフトウェアとなり、いくつかの領域では他のDAWを超える能力を発揮します

アップデートされたVer.5では、レスポンシブでモダニストなインターフェイス、スムーズなワークフロー、革新的でありながら関連性の高い機能セットを備えており、まさに最先端のバーチャルスタジオデザインを体現しています。

クリップゲインエンベロープが搭載されているので、他のDAWよりも精度の高いボリュームコントロールが可能で、コンプレッサーや通常のボリュームオートメーションを使うよりも簡単にバランスをとることができます。 


Studio One公式サイト

Reaper 6

Reaper 6

Reaperは非常に手頃な価格のクロスプラットフォームソフトウェアであり、CPU負荷が少なく、洗練された MIDI/オーディオ ルーティング機能を備えたDAWです。

動作の軽さが特徴で、クロールやズームからフェーダーの移動、トラック編集まで、すべての操作がストレスなく滑らかに操作可能で、スペックが高くないコンピューターでも安心して作業を進めることができます。

DAW市場の中でもカスタマイズ可能な手頃な価格のDAWとして初心者にも人気です。30日間の制限無しで利用できるデモ版があるので、まずはそちらから試してみることをおすすめします。


Reaper 6 公式サイト

Reason 12

Reason

Reasonは「ラックシステム」というコンセプトを持ち、実機のハードウェアを操作しているような感覚で制作できるDAWです。

新しい外観とサウンドインタラクションで、Reason 12は新しい外観とサウンドインタラクションで音楽制作のクリエイティビティレベルアップ。実機に似たエフェクト群で、楽器を選ぶ感覚に近い操作感が人気です。

Reason内のコアツールを別のDAWの中でVST3またはAUプラグインとして起動することができる「Reason Rack」プラグインが導入されました。もちろんReasonをメインのDAWとして使用することもできますが、ストックされたインストゥルメントとエフェクトを好きな場所で使うことが可能です。 


Reason 12 公式サイト

Bitwig Studio

Bitwig Studio

Bitwig Studioは、7年前に新世代のDAWとしてリリースされ、発売当初は「Ableton Liveの競合」と言われて大きな話題になっていました。

リアルタイムでループ素材を切り替えながら曲を構成していく、ライブパフォーマンスに向いた機能も装備している為、実際のライブで使えるということで世界的にも注目を集めました。

もちろん、レコーディング、打ち込み、アレンジ、ミックス&マスタリングなど、通常の音楽制作部分も充実しています。2022年6月に新しい「Convolution(コンボリューション)」デバイスなどを備えたバージョン4.3が登場しました。


Bitwig Studio

Waveform Pro 11

Waveform Pro 11

Waveform Pro 11は過去のバージョンアップで数回に渡り改善が繰り返され、他のDAWとはまったく違う操作感を提供し、今も急速に進化し続けいるDAWの一つです。

個別のエディターやインスペクターウィンドウは搭載されておらず、オーディオやMIDIを編集したい場合は直接的なアプローチで、トラックにプラグインが必要な場合は、そこにドラッグするだけの直感的な操作が可能です。

Studio One が使用するシングルウィンドウのアイデアを開拓しましたが、Waveform Proのワークフローには独自のアイディアがあります。


Waveform Pro 11公式サイト

まとめ

  • Cubase
  • FL Studio
  • Ableton Live
  • Logic Pro
  • Pro Tools
  • Studio One 5
  • Reaper 6
  • Reason 12
  • Bitwig Studio
  • Waveform Pro 11

国内ではCubase一強な感じがありますが、最近のデジタル音楽の波に乗ってFL StudioAbletonが注目されてきています。

初めにも言いましたが、DAWはどれも非常に高性能な物が多いので、どれを買ってもハズレということはまず無いので安心してください。

自分のやりたい音楽のジャンルや、予算を考えて決めるのがいいと思います。それでは、楽しいミュージックライフを!


DTM初心者が一曲完成させる為の5つの作曲手順

ギタリストにおすすめの最新DAW 5選 (2020年)

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