Daft Punkのエンジニアが15年間の経験から得たミキシングに関するアドバイスを公開中
Daft Punk、Jeff Mills、Marcel Dettmannの楽曲に関わるマスタリングエンジニアの「Conor Dalton」が、15年のキャリアから得たミキシングとマスタリングのアドバイスを含む、約7000文字の情報をSNSで共有しました。
最近のTwitterの投稿で、アドバイスが書かれたWebサイトを公開し、繰り返し発生するミックスダウンの問題、ゲインステージング、ステレオ配置、マルチバンドコンプレッションに関するアドバイスを見ることができます。
より高度なゲインステージ、EQの使い方、コンプレッサーの使い方から、さまざまな環境でミックスを最適化する方法、ドミナントレゾナンスを認識して制御する方法、マスタリングエンジニアに送信する前にミックスダウンをエクスポートする方法など、有益な質問にも答えてくれています。
ステレオ出力にビジュアルメーターを表示して、相関メーターや周波数アナライザーでの音楽の見え方に慣れ、音量を合わせたリファレンス曲を数秒スキップして耳をリセットしながら作業をするとよいでしょう。
Glowcast
共鳴が多すぎると、バランスが取れた曲の全体的なパワーに到達することができません。周波数が小さなエリアに集中し、均一に広がっていないため、これらの高振幅エリアは単独でリミッターのスレッショルドにヒットし、他のすべての周波数とバランスのとれたチームの一員ではありません。
Glowcast
Webサイトの最後には、Conor Daltonが使用している機材、プラグインの一覧も掲載されています。
かなりの大ボリュームなので読み切るのに時間がかかりますが、外部に出ないような貴重な情報ばかりなので、音楽制作に携わる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
Conor Dalton
Webサイトはこちら。
Twitter : https://twitter.com/ConorDalton_GC
Instagram : https://www.instagram.com/conordalton_mastering/