伝説的アーティストが使った有名な5つのギターコード
ギターコードは多く存在しますが、その中でも伝説的なアーティストを特徴付けた有名コードもいくつか存在します。
今回はロック史に残る有名なギターコードを5つご紹介します。
1. ジミ・ヘンドリックス(E7#9)
伝説的なギタリスト「ジミ・ヘンドリックス」が使用した「E7#9」コード。
オーバードライブのかかったトーンで弾くと60'sや70's辺りのロックを彷彿とさせます。
現在ではジャズスタンダードでよく登場するコードで、GとG#を組み合わせた響きが独特です。
2. オアシス(Em7)
オアシスやピンクフロイド等のロックバンドが使うEm7のシェイプです。
通常のEm7の形よりも明るいトーンで、どこか切ない感じがするのが特徴。
オアシスの「Wonderwall」では2フレットにカポを装着して演奏しています。
3. ビートルズ(Fadd9)
ビートルズの「A HARD DAY'S NIGHT」という楽曲の冒頭で使用されているコードですが、世界中のアーティスト達がコピーしようとしても完全に再現できなかった為、長い間謎コードとして物議を醸していました。
ジョージが2001年に12弦ギターの「Fadd9」だったと明らかにし、ベースのルート音、ピアノとアコースティックギター等のいくつもの要素が含まれたことによる独特なサウンドです。
ちなみに6弦のFは親指で握り込むように押さえます。
4. ビートルズ(G)
いまでは当たり前に使われているGフォームですが、もともとは「Yesterday」でポール・マッカートニーが弾いていたことで有名になったと言われています。
音源では1音下げチューニングで演奏されています。
5. エリックジョンソン(パワーコード)
最後は特定のコードではないのですが、パワーコード全般に使えるコードフォームです。
普通とはかけ離れたフォームばかり使うエリック・ジョンソンのパワーコードの形です。
押さえるのが難しいですが、これで押さえると分離感のあるスッキリしたパワーコードになるので、いつもの形のパワーコードトーンに飽きてきたら一度試してみてはいかがでしょうか。
以上、「伝説的アーティストが使った有名な5つのギターコード」でした。