FL Studio v20.6アップデート情報
FL Studioのアップデートが来ました。
今回はアンプシミュレーターやオーディオデータの自動クォンタイズ等、ギターの音録りや生楽器のレコーディングに役立つ素晴らしいアップデートとなっています。
いくつか厳選して紹介いたします。
・Distructor
歪みとモジュレーション機能を兼ね備えたアンプシュミレーターです。
ギタリストにとってはかなり嬉しい機能です。
一番左の「DISTORTION」にはBlood OverdriveやFast dist等のFL Studio搭載の歪み系エフェクトがまとめて入っています。
その他フィルターや揺らぎ系のモジュレーションや、様々なスピーカーから選択することができます。
・New Time
これは神プラグインですね。
MIDIノートのクォンタイズ(タイミング自動補正)機能はついていましたが。
なんと今回、オーディオデータの自動クォンタイズにも対応しました。
ボーカルやギター、ドラム等の生楽器を録音した際の微妙なズレをトラック単位でまとめてクォンタイズしてくれるので圧倒的に作業時間が短縮されます。
クリック一つで打ち込みと同じ正確さが出せるので、個人的にもかなり嬉しい機能追加です。
Fruity Voltage Controller
8チャンネルの電圧制御装置です。
シンセサイザーやドラムマシン等の外部ハードウェアをコントロールできます。
デジタルミュージックに特化していたFL Studioが、いよいよ幅を広げてきましたね。
・プレイリストトラックをまとめてレンダリング
すべてのプレイリストのデーターをまとめてレンダリング(オーディオファイル化)できるようになりました。
All playlist tracksをクリックすると順次レンダリングされていきます。
・SoundCloudエクスポート
Soudcloudに直接エクスポートできるようになりました。
FILE→Export→Upload to cloudから
こちらも面倒な作業を飛ばして直接アップロードできるので非常に便利ですね。
その他にもアップデートや修正された箇所があるので詳細はこちらのImage-line社の公式サイトにてご確認ください。