ギター練習に役立つアプリ 5選
現在、各メーカーから非常に便利な音楽アプリが数多くリリースされています。
アンプシミュレーターやDAW(作曲ソフト)等、少し前まではPCやMacで行うのが当たり前だった作業も、スマホ1台あれば扱える時代になりました。
今回は多くの音楽アプリの中から特に、「リハーサルスタジオでの練習やライブ現場の実践で役に立つ音楽アプリ」に絞って5つ紹介します。
Guitar Tool Kit
ギタリスト、バンドマン必須のアイテムで、チューナー、メトロノーム、コード、スケール、アルペジオ等ギタリストにとって必要な道具がほとんど詰まっているアプリです。
スケールをすぐに表示できる機能と「この押さえ方のコードネームなんだろう?」と思ったときに自分で指板に音を打ち込むとコードネームが表示される機能も非常に便利です。
音楽系アプリの中では使用頻度が一番高く、使っていてとても優秀なアプリだと思うのですが、なぜか現在評価とレビュー数が凄く低いのが謎です。
Metronome - Tempo
メトロノームアプリはこれです。
色々リズムパターンをカスタマイズできたり、 複数の曲目リストにプリセットを保存できたりと非常に便利です。
実際の使い方としてはライブのセットリスト順に登録して、曲間ですぐ呼び出して使用したり、クリック音を消してスマホの画面全体が点灯するようにすれば目視でリズムをとることもできます。
あと個人的にクリック音が好きです。
Audio Spectrum Analyzer dB RTA
スマホ用のスペクトラムアナライザーです。
スマホ用だと画面が粗かったり、周波数が正確じゃない場合があるのですが、無料でこのクオリティは驚きです。
スペクトラムアナライザーは音の周波数を計る装置なのですが、音質向上を図るなら必須のアプリです。
スタジオ内の音の住み分けに使用したり、ライブハウスのサウンド特性を知るために使用しています。
※リハ前とかにこれ使ってるとPAさんのやる気スイッチ入りますよ(笑)
PCM録音
非圧縮のWAV形式で録音できる音声レコーダーです。
音質も良いのですが、スマホ付属のボイスレコーダーでスタジオやライブハウスの爆音を録音すると、自動で圧縮がかかって音がめちゃくちゃ潰れたり、極端に音が引っ込む場合があるのでそれを回避するために使っています。
※今調べたらiphoneだとロスレス圧縮設定というものがあったので、もしかしたらこれを使えば大きな音でも綺麗にとれるかもしれません。
リハスタでの練習を録音して聴いたり、ライブの録音に使用しています。
Multi Track Recorder
4トラックのMTRです。
かなり操作がシンプルでワンタップで録音と再生ができるので、ちょっとしたアレンジやデモ制作に使えます。
4トラックというのがちょうど一般的なバンド編成「ドラム、ベース、ギター、ボーカル」を録音できるので、とりあえず簡易的に録音して、あとは自宅で仕上げるという風な使い方がオススメです。
1トラック目にバッキングパートをサッと録音して、リードパートをいくつか録音して聴き比べるという使い方も便利です。
以上、現役ギタリストが教える現場で役立つアプリ 5選でした。