ギターカッティングフレーズ【リズム鍛錬】
ギターのカッティングフレーズにおいて最も基本的なのは16分音符によるカッティングです。
1小説に16個の音符が入るので、1拍ごとに4つの音を弾くことになります。
このときに表拍だけではなく、裏拍をしっかりと意識して演奏することでグルーヴ感のある歯切れの良いカッティング演奏ができるようになります。
今回はリズム強化にもなるカッティングフレーズパターンをいくつかご紹介します。
まずは16分音符の表拍を弾く
16分音符の表拍にアクセントを置いて演奏します。
×マークの部分はブラッシング奏法で左手全体で軽く弦に触れるようにミュートした状態でピッキングします。
右手のストロークは必ず上下の動きをキープしたままで弾くようにしましょう。
表拍+裏拍の複合パターン
表拍+裏拍の複合パターンのカッティングフレーズです。
アップピッキングにアクセントがくるので慣れるまでは少し難しいかもしれませんが、カッティングは裏拍のリズム感覚を覚えることが非常に重要なので、ここでマスターしておきましょう。
3つ単位で演奏するパターン
ここから難易度が上がります。
コードストローク1発+ブラッシング2発の3つ区切りのパターンで、アクセントの場所がアップとダウンで交互にくるので表拍+裏拍のリズム感覚が身についていないと、混乱してしまいがちです。
慣れないうちは「わさび・わさび・わさび」と3文字単語を口ずさみながら演奏するのがオススメです。
コードストローク主体のパターン
今度はコードストローク2発+ブラッシング1発のパターンです。
コードもマイナーセブンスナインスコードを使ったクールなコードカッティングに変更しました。
今までの逆でブラッシングにアクセントを置いたフレーズなので、コードストロークからしっかり左手でミュートする技術も必要になります。
まとめ
基本的なカッティングフレーズをご紹介しました。
カッティングのコツとしては
- 右手はできるだけ力を抜いて、手首のスナップを使う
- アクセントを付けるときには力を入れるのではなく、ストローク幅を2倍とって2倍の速度で振り切るイメージ
を意識すると歯切れの良いグルーヴィーなバッキング演奏になります。
実際にバンドで演奏する場合にはドラムやベースとの全体のアンサンブルを考えた上で、どこにアクセントを入れるのかを判断しましょう。
以上、「ギターカッティングフレーズ【リズム鍛錬】」でした。
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