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ギターの弾き方!はじめに癖付けておくべき5つの事

ギターの弾き方の画像


ギターの弾き方!はじめに癖付けておくべき5つの事


みなさんはギターを購入したら、まずは「Cコード」や「ドレミファソラシド」の練習をしたり、好きなアーティストの楽曲のTAB譜を購入して、いきなり楽曲練習をスタートしていませんか?

もちろん毎日コツコツ練習を積み重ねることは大切ですが、その前にやるべきことがあります。


RPGの経験値稼ぎと同じで、効率の良いレベル上げの方法というものはギターにも存在します。


何もわからずにただギターを思うがままに弾いているだけでは効率よく上達できないので、今回ご紹介する内容を意識しながら練習に取り組むことで、間違いなく上達のスピードは向上します。


ギター歴16年の筆者が「はじめにこれを気を付けて練習していれば、今頃もっと上手になっていただろうな。」と思う5つのことをご紹介します。


1. 正確にチューニングをしよう

チューニングの画像


正確にチューニングすることは、正しい音感を身につけるためにも必ず癖付けておくべきことの一つです。

特に初心者の頃はごくわずかな音程のズレに気付けないので、「そこまで正確に合わせなくてもいけるじゃん。」とかって思いがちですが、いつまでも正しい音感が身につかず、後々苦労することになります。


筆者自身もギター初心者の頃、当時の軽音楽部の先輩に「チューニングしっかり合わせて!」と言われて、「神経質すぎない?こんな微妙なズレで気になるとか・・・」って心の中で思いながらしぶしぶチューニングしていましたが、今となってはごめんなさい。と謝りたい気持ちです。


もし今コードの違和感に気付けないとしても、気持ち悪いと感じている人はいると思って、しっかりチューニングしましょう。

ギターチューニングの正しいやり方


2. 指板の押さえ方


指板に対して、特に4~6弦の太い弦を真っすぐ垂直に押さえるようにしましょう。

正しい押さえ方


何も意識せずに押さえていると、指の力は少し下の方向に向かって加わります。

特に低い弦を押さえる時になりやすく、ベンドと呼ばれる軽くチョーキングした状態になってしまっていることでピッチがズレます。

ベンドした押さえ方


筆者もいまだに難しいフレーズとか弾いていると、つい意識がそっちにいってしまい、あとから動画を見返して反省したりしています。

はじめのうちから上下にベンドしないよう、弦を真っすぐ上から押さえるように気を付けましょう。


3. ピックの持ち方


コードストローク主体のカッティングが得意なギタリストと単音の速弾きが得意なギタリストはピックの持ち方も違います。

両方こなす上手い人は奏法によって握り方を使い分けて、指の中で瞬時に切り変えています。
これはなかなか高等な技術なので、初心者の方はどちらのプレイスタイル主体でやっていきたいかを決めておいて、それに見合った握り方を身につけることが上達の近道となります。


カッティング系のギタリストはピックを浅く握り、人差し指をピックの裏で曲げています。

カッティングのピックの持ち方


速弾き主体のギタリストはピックを深く持ち、人差し指も使って細かく動かします。

速弾きの握り方


ピックの握り方は人によって様々とは言われていますが、いきなり我流はあまりオススメしません。


4. 正しいフォームを身に着ける


先程のピックの握り方にも同じことが言えますが、ギターに限らず、体を使うという意味ではどんなスポーツでも正しいフォームを身に着けることは非常に重要で、演奏力と成長スピードに直接影響する部分であると考えています。


もちろんどんなフォームであってもある程度のレベルにまでは誰でもたどりつけますが、上級者になって、より高度な技術が必要になったときに大きな差が出ます。

プロと呼ばれる人達の中でも「スゲェ!」と感動するほどの演奏力を持っている方は、みなさんフォームが綺麗で、特に右手のピッキングに無駄な動きが一切ない印象です。

ギターの構え方

ギターの構え方
  1. ギター本体のくぼんだ部分を太ももに乗せて安定させる。
  2. 腕の一部分を本体に当ててブレないように固定する。
  3. ギターネックがなるべく地面と水平になるように構える。


右手のフォーム

ギター右手のフォーム
  1. 肘が45℃ぐらいになるようなイメージ。
  2. 右手の指をどれかギター本体に当てて宙に浮かないよう固定する。
  3. 弦に対してピックが水平にあたるようにする。

左手のフォーム

ギター左手のフォーム
  1. 基本的には親指をネックの上から握り込むように持つ。
  2. 手首が反り返ったりしないように、真っすぐにする。
  3. 弦に対して真っすぐ垂直に押さえる。



5. ピッキング

ピッキングの画像


フォームの話の延長になりますが、正しいピッキング(弦を弾く)のやり方をはじめにしっかりと身につけておくと上達が早くなります。

  1. ピックは力を入れずに握る
  2. ピックは弦に対して平行になるように
  3. 弾くときは弦に対して直角に動かす
  4. 腕と手首のスナップを使う
  5. 6弦すべてを均等に鳴らすイメージ
ピッキングの角度


ピッキングはギタリストによって様々なので、一概には言えませんが基本的なことを習得したうえで自分の弾きやすい弾き方を模索したほうが良いです。


まとめ


ここまで、ギターをはじめるときに癖付けておくべきことについてお話しました。
まとめると、

  1. 正確なチューニング
  2. 指板の押さえ方
  3. ピックの持ち方
  4. 正しいフォーム
  5. ピッキング

これらを意識しながら練習することでギターの上達が速くなります。

やっていくうちに「こっちのほうが向ているかもしれない」というようなことが色々と分かってくるので、それまでは基本に忠実に練習に励みましょう。


以上、「ギターの弾き方!はじめに癖付けておくべき5つの事」でした。


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