海外の人気ヒップホッププロデューサー7選
華々しいラッパー達に注目が集まりがちですが、その裏には世界的なヒットソングを生み出し、トップチャートを総なめにしているビートメイカー達の存在があります。
ストリーミングヒットチャート以外にもグラミー賞を受賞するなど、今や裏方であるはずの音楽プロデューサーにもスポットが集まりつつあります。
そこで今回は、今注目を集めている海外の人気ヒップホッププロデューサーを7人ご紹介します。
Hit Boy
アメリカのレコードプロデューサー、ラッパー、シンガーソングライターである「Hit Boy」
2011年5月、カニエウェストの制作レーベルとの2年間の契約を結びキャリアをスタートさせ、Lil Wayne、Eminem、Kanye West、Jay-Z達と仕事をし、多くのヒット曲を生み出します。
グラミー賞7つノミネート、うち2つが入賞という輝かしい経歴を持ち、Nipsey HussleによるRoddy Ricchとのフィーチャー楽曲「Racks in the Middle」はグラミー受賞作品として有名です。
Jetsonmade
JetsonMadeは昨年「Dababy - Suge」でビルボードトップ10に入り、のちにグラミー賞にノミネートされることとなります。
ソニーと出版契約を結び、「Dababy - Bop」「Roddy Ricch - Start With Me」等のヒットソングをプロデュース。
2020年には「Jack Harlow - WHATS POPPIN」がビルボードトップ2位をマークし、RIAAからプラチナ認定を受けることとなります。
Metro Boomin
2010年代にプロデューサー業を始め、2017年の雑誌「Forbes」で世界で最も需要のあるヒットメーカーと評されました。
これまでにも21 Savage、Big Sean、Drake、Future、Travis Scott等の多くのビッグアーティストと仕事をしており、実力と信頼もビートメイカーの中ではトップクラスです。
2020年には21 Savageとの「Savage Mode 2」でプロダクション全体を手掛け、ビルボード1位に輝いています。
SethInTheKitchen
DaBabyとRoddy RIcchのコラボ楽曲である「ROCKSTAR」はBillboard Hot 100にて1位をキープし続け、全世界で大ヒット。この楽曲をプロデュースしたのがSethInTheKitchen。
これをきっかけにグラミー賞にも3回ノミネートされ、一気に注目を集める。
J. White Did It
アメリカのプロデューサー、ソングライター、DJ。
Cardi Bの「Bodak Yellow」と「I Like It」はチャートトップに輝き、その後にBeyonceをフィーチャーしたMegan Thee Stallion「Savage」をプロデュースし、こちらもビルボード100で1位をマーク。
J. Coleをフィーチャーした21 Savage 「A Lot」がグラミーのベストラップソング賞を受賞し、その名を不動のものとします。
Wheezy
Wheezyは最初にアメリカのラッパー「Future」のプロデュースからキャリアをスタートさせます。
その後にMetro Boomin、Southside、Sonny Digitalら有名プロデューサーとのコラボーレーションの機会を獲得し、制作アドバイスを受けることで実力を付けていきます。
エモーショナルなバラード系のトラック制作に定評があり、Lil Uzi Vertの 「Strawberry Peels」をYoung ThugとGunnaと共同制作します。
Supah Mario
Supah MarioはDrakeのMore Lifeプロジェクトのクレジットを獲得することで勢いに乗ります。
Supah Marioの作品は幅広く、ヒップホップに留まることなくあらゆるジャンルの良い部分を組み合わせて制作されています。
Young Thug、Travis Scott等の様々なアーティストのプロジェクトに携わっており、Lil Uzi Vert「LUV vs. The World2」のSilly Watch、Myron、バックストリートボーイズの「That Way」をリラップする。
まとめ
海外の人気ヒップホッププロデューサーを7名ご紹介しました。
- Hit Boy
- Jetsonmade
- Metro Boomin
- SethInTheKitchen
- J. White Did It
- Wheezy
- Supah Mario
他にも多くの人気プロデューサーがいますが、今回は2020年に特に注目を集めたプロデューサーに絞りました。
2021年のグラミー賞候補の楽曲も多く輩出されているので、今後の活躍も楽しみです。
以上、「海外の人気ヒップホッププロデューサー7選【2020年ベスト】」でした。