
海外の有名ラッパーおすすめ20組【HIPHOP、TRAP】
2010年代後半から世界のトップチャートはラップミュージック一色となっています。
世界的にはHipHopやTrapミュージックシーンはまだまだ続いており、ラッパーの入れ替わりも激しく、新しいアーティストも続々と生まれてきています。
そこで今回は、最新HipHopシーンや人気のラッパーをチェックしたい方の為に向けて、主に海外で活躍している人気のラッパー達を10人に絞ってご紹介します。
1. DaBaby

ノースカロライナ州シャーロット出身のアメリカ人ラッパー、シンガー、ソングライターです。
2014年にミックステープをリリースし、ラッパーとしての活動を本格的にスタートさせ2019年にはラッパーの頂点にまで上り詰めました。
彼のデビュースタジオアルバム「Baby on Baby」(2019)はBillboard 200で7位になり、2番目のスタジオアルバム「Kirk」(2019)は1位になりました。
3番目のスタジオアルバム、Blame It On Baby(2020)は、米国で2番目に1位を継続したアルバムとなり、2020年現在もっとも成功しているラッパーの一人として活躍しています。
2. Roddy Ricch

Roddy Ricchはアメリカのラッパー、シンガー、ソングライターです。
最初の二つのミックステープがBillboard 200で67位にまで達し、2019年にはNipsey Hussleのシングル「Racks in the Middle」でフィーチャーされ、ベストラップパフォーマンスでグラミー賞を受賞しました。
Roddy RicchのデビュースタジオアルバムPlease Excuse Me for Being Antisocial(2019)は、Atlantic RecordsとBird Vision Entertainment を通じてリリースされ、Billboard 200でデビューしました。
今もRoddy Ricchの代表的な楽曲として人気の高い、Billboard Hot 100ナンバー1に輝いたシングル「The Box」を生み出し、最近ではDababyのシングル「Rockstar」でコラボし、2度目の1位を獲得している。
3. Drake

カナダ出身のラッパーであり、国内での認知度も非常に高い「Drake」
デビューアルバムから8作連続全米1位を記録するなど、名実ともに北米の音楽シーンを代表するアーティストの一人である。
2010年に公式デビューアルバム「Thank Me Later」をリリース。
当時自身のミックステープである「So Far Gone」が話題沸騰中だったこともあり、初週に45万枚という、新人としては驚異的な枚数を売り上げ、全米Billboard 200にて初登場1位を記録した。
2020年4月3日、シングル「Toosie Slide」をリリース。
Billboard Hot 100で7度目となる1位を獲得し、3度目となる初週1位を飾った。シングルの3度の初週1位は、マライア・キャリーの持つ記録と並び歴代1位であり、男性歌手としては歴代最多となった
4. Young Thug

Young Thugはアトランタ出身のラッパー、シンガーソングライター、音楽プロデューサー。
2013年初頭にはGucci Maneの1017 Recordsと契約し、同年末にはレーベルからのデビュー作となるミックステープ『1017 Thug』をリリースし、賞賛を浴びる。
2018年にアメリカ合衆国の俳優、映画・ドラマプロデューサー、脚本家、コメディアンとして活躍しているChildish Gambinoの楽曲「This Is America」にソングライターとして貢献し、第61回グラミー賞のソング・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
2019年8月にファーストアルバム『So Much Fun』をリリースし、全米1位を記録。
5. Future

アメリカ合衆国ジョージア州出身のラッパーである「Future」
活動開始後、いくつかのミックステープを発表したのち、2012年、雑誌XXLに期待の新人(Freshman)として選出される。
その後に満を持してデビューアルバム「Pluto」を2012年4月にリリース。
全米Billboard 200にて初登場8位を記録。リアーナやドレイクの有名アーティストが参加しているミックステープへの参加やドレイクのツアーの同行などの活動で注目を集めていき、2014年4月に発売した2枚目のスタジオアルバム「Honest」は全米アルバムチャート2位まで上り詰めた。
2015年7月、3rdアルバム『DS2』が自身初の全米アルバムチャート1位を記録し、その後にリリースされたアルバムはすべて1位をキープしている。
6. Kendrick Lamar

アメリカ合衆国のラッパー、ソングライター、音楽プロデューサーである「Kendrick Lamar」はHipHop界の新王者とも呼ばれている。
2012年に発売したメジャーデビューアルバム「Good Kid, M.A.A.D City」がBillboard 200で2位を獲得するという快挙を達成し、評論家からも高い評価を得る。
後にRIAAよりプラチナ認定を受けるなど商業的にも成功を収めた。
後に発表する多くの音源が賞を受賞し、Kendrick Lamarはグラミー賞だけでも12個獲得し、業界からも多くの称賛を得ている。
7. J.Cole

J. Coleはアメリカ合衆国ノースキャロライナ州ファイエットビル出身のラッパー、音楽プロデューサーである。
J. Coleが2011年にデビュースタジオアルバム「Cole World : The Sideline Story」をリリースすると全米Billboard 200で首位を獲得。
2014 Forest Hills Drive(2014)がBillboard 200を突破し、2015年のグラミー賞では「Best Rap Album」にノミネートされました。
Billboardやグラミー賞などトータルで8つの賞を受賞しており、発売した5つのアルバムはすべてRIAAとRevenge of the Dreamers IIIからプラチナディスクとして認定されています。
8. Playboi Carti

アメリカのラッパー、シンガー、ソングライター、レコードプロデューサーである「Playboi Carti」
デビュースタジオアルバム「Die Lit」(2018)は、全米Billboard 200で3位になりました。
その後長い間ストリーム上で数千万回もの再生回数を稼ぎ続けています。
Playboi Cartiはその後、オリジナルの音楽をリリースしていませんでしたが、代わりにNAVをフィーチャーした「Baguettes in the Face」や、DJ Mustard'sのアルバムの 「A Boogie wit da Hoodie」Tyler The Createrの「Earfquake」など、数多くのシングルにフィーチャーされました。
音楽以外にもNikeのCMやOff-Whiteの創設者と共にランナウェイを歩くなど、そのファッションセンスにも注目が集まっています。
9. Lil Baby

「Lil Baby」はジョージア州アトランタ出身のアメリカ人ラッパー、シンガー、ソングライターです。
Lil Babyはミックステープ「Perfect Timing」のリリース後、2017年には名声を獲得し、トラップミュージックシーンにおいて最も有名な人物の1人になりました。
デビュースタジオアルバム「Harder Than Ever」がRIAAのプラチナに認定されるという快挙を達成し、その後も多くの作品がBillboardにランクインしています。
2020年6月、彼はシングル「The Bigger Picture」をリリースしました。これは、Hot 100で3位にランクインし、Lil Babyのキャリアの中で最も高いチャートソングになりました。
10. Travis Scott

アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身のラッパー。
セカンドアルバム「Birds in the Trap Sing McKnight」(2016)はBillboard 200で彼の最初のナンバーワンアルバムになりました。
2018年「Astroworld」がリリースされ、幅広い批評家から高い評価を得て、最初のBillboard Hot 100ナンバーワンシングルである「Sicko Mode」を制作しました。
2020年の時点で、米国だけで4,500万を超える認定レコードを販売しており、6つのグラミー賞にノミネートされ、ビルボードミュージックアワードを受賞しています。
「Astroworld」アルバムの曲に基づいて、2020年4月23日から25日まで、ビデオゲーム「Fortnite Battle Royale」で仮想ライブショーを行い、大きな話題となりました。
11. Polo G

アメリカのラッパー、シンガーソングライターとして活動。
2019年にPolo Gはデビューアルバム「Die a Legend」をリリースし、多くのリスナーから好評を博し、US Billboard 200で6位をマークし、RIAAからプラチナ認定を受けました。
続くセカンドアルバムは惜しくも2位をピークに迎え、その後2021年にリリースしたシングル「Rapstar」では自身初となるHot100で1位をマークしました。
フォーブスの30歳未満の音楽アーティストカテゴリで表彰されたりと、これからの活躍に注目です。
12. Migos

アメリカのQuavo, Offset, Takeoffの3人で構成されているラップグループ。
2013年にデビューシングル「Versace」をリリースし、ミックステープ「YRN」が業界から高い評価を得ると、ラジオや多くのプレイリストで再生され一気に人気を獲得。
その後も最優秀ラップグループ賞等多くの賞を獲得し、2021年6月に新作「Culture III」をリリースしました。
Drake、Justin Bieber、Cardi B、Polo G、Future、Juice WRLD、などのトップクラスのアーティストとのコラボレーションで注目を集め、現在アルバムは2位をマーク。
13. Gucci Mane

アメリカ合衆国アラバマ州バーミングハム出身のラッパー。
2009年発表のアルバム「State Vs Radric Davis」は、Gucci Mane本人が刑務所にいたこともあり、プロモーション活動は行われなかったが、全米アルバムチャートにて初登場10位を記録している。
2021年リリースの新作「Ice Daddy」ではLil Baby, Lil Uzi Vert, 2 Chainz, Young Dolph, E-40, Project Pat等の大物アーティストとコラボしています。
14. Lil Uzi Vert

Lil Uzi Vertはアメリカのラッパー、歌手、ソングライター。
2015年のミックステープ「Luv Is Rage」で広く知られるようになり、2016年にリリースしたデビューシングル「Money Longer」がダブルプラチナディスクに認定される快挙。
その後の2017年にはMigosの「Bad and Boujee」にフィーチャリングで参加し初の全米1位を獲得するなど、アメリカで7度のプラチナディスクに認定されています。
15. Pop Smoke

Pop Smokeはアメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリン出身のラッパー。
2018年に音楽活動をスタートし、ミニマルでアグレッシブなサウンドを採用したイギリスのドリルアーティストやプロデューサーとのコラボレーションを多く行ない、そのサウンドを確立。
2019年4月に楽曲「Welcome to the Party」がヒットし、Republic Recordsと契約。その後、7月にデビュー・ミックステープ「Meet the Woo」をリリースし、収録曲の「Dior」は全米初登場22位を記録。
16. 21 Savage

21 Savageはイギリス生まれ、アメリカ合衆国アトランタ出身のラッパー、シンガーソングライター、音楽プロデューサー。
2015年に発表したミックステープ「The Slaughter Tape」で広く知られることとなり、その後プロデューサーのMetro BoominとコラボレーションしたEP「Savage Mode」とDrakeのシングル曲「Sneakin」でコラボレーションをしたことにより、アメリカ国内で注目を浴びた。
収録曲「X」はアメリカでプラチナレコードに認定されており、これまでにグラミー賞を1回受賞した経歴の持ち主。
17. Lil Tjay

Lil Tjayは2018年に「Resume」で有名になり、その年の後半に名門コロンビアレコードと契約しました。
LilTjayのデビュースタジオアルバムである「True2Myself」は2019年にリリースされ、Billboard200の5位をマークし注目を集めます。
楽曲はエモーショナルな印象のものが多く、オートチューンを頻繁に取り入れたメロディックなラップが特徴的です。
18. NLE Choppa

NLE Choppaはテネシー州メンフィス出身のアメリカ人ラッパーです。
2019年のシングル「ShottaFlow」で注目を集め、その後RIAAによってプラチナ認定を受けビルボードチャートのトップ40をマークします。
2020年8月7日にデビュースタジオアルバム「Top Shotta」をリリースし、US Billboard 200の10位を獲得。その後もビッグネームとのコラボで名を広めます。
19. YoungBoy Never Broke Again

YoungBoy Neber Broke Againはアメリカ合衆国ルイジアナ州バトンルージュ出身のラッパーで、別名NBA YoungBoyとも呼ばれています。
2015年から2017年にかけて8本のミックステープを自主リリースし、2017年後半にアトランティック・レコードと契約。
2018年にはデビューアルバム「Until Death Call My Name」をリリースし全米7位を記録。続く2019年のミックステープ「AI YoungBoy 2」はBillboard 200で初の1位を記録。
20. A Boogie wit da Hoodie

A Boogie Wit Da Hoodieはアメリカニューヨーク出身のラッパー。2016年のデビューミックステープ「ARTIST」に収録された "Still Think About You "がヒットとなり、ラップシーンに登場。
その後の2017年のシングル「Drowning」のヒットで広く知られ、2018年には楽曲「Look Back at It」がヒットしBETアワードの新人賞にノミネートされる。
2作目のアルバム『Hoodie SZN』はBillboard200で初の1位を獲得する。
まとめ
海外の有名ラッパーを13組ご紹介しました。
- DaBaby
- Roddy Ricch
- Drake
- Young Thug
- Future
- Kendrick Lamar
- J. Cole
- Playboi Carti
- Lil Baby
- Travis Scott
- Polo G
- Migos
- Gucci Mane
- Lil Uzi Vert
- Pop Smoke
- 21 Savage
- Lil Tjay
- NLE Choppa
- YoungBoy Never Broke Again
- A Boogie wit da Hoodie
今回のリストは現在でも世界のトップチャートで活躍するアーティストばかりです。
有名所に厳選してご紹介しましたが、この他にもインディーで活躍するアーティストや、注目を集めている期待のラッパーもたくさんいるので、関連でディグってみてくださいね。
以上、「海外の有名ラッパーおすすめ20組【HIPHOP、TRAP】」でした。
ジャパニーズヒップホップおすすめ17選【日本語ラップ】
【HipHop】ヒップホップアーティストおすすめ10選【2020年最新】