【即興で弾く】アドリブでギターソロが弾けるようになる為の3つの練習方法
ギターソロを即興で演奏することは、初心者にとっては少しハードルが高いことのように思えますが、スケールやポジションを絞ることで、はじめての方でも簡単に演奏することができます。
例えば、スケールをAm一つに制限したり、1つのスケールブロックだけを使ってセッションを始めることで、まずは即興で演奏することに慣れることも大切です。
そこで今回は、ギター初心者でも即興で弾くことができるようになる、簡単なアドリブギターソロの弾き方についてご紹介します。
スケールとポジションを絞る
最初から色々な曲、スケール、テクニックに焦点を当てて、指板の上の無限にも思える音数に圧倒されないようにすることが重要です。
ソロで使用できるスケールは何百通りもありますが、即興演奏をスタートする場合は、ペンタトニックスケールに絞って使用することをおすすめします。
この2つの覚えやすい形状だけで、メジャーキーではメジャーペンタトニックを、マイナーキーではマイナーペンタトニックを使って、慣れてきたら色々なアプローチで非ペンタトニックノートを追加していきます。
1音のみでセッション
1つの音だけで演奏するのはおかしいように思えるかもしれませんが、リズムとダイナミクスを習得する為の練習方法として最適です。
音符を1音に絞ることで、リズムと音の強弱でしか表現ができなくなりますが、アドリブ演奏においてグルーヴを意識することの重要性に気付くことができます。
1音に慣れたら、2音→3音と増やしていきましょう。
1つの弦でセッション
次の即興演奏のアイディアは、1つの弦に限定してフレーズを作ることです。
横の動きに慣れてきたらハンマリング・オン、プリング・オフ、スライドといったテクニックを織り交ぜて、フレーズに表情をつけることを意識してみてください。
今回は3弦でやりましたが、キーがEの場合1弦を使用して、ジャムセッション時のキーと同じ開放弦を使うことでフレーズの幅が広がるのでおすすめです。
メロディーモチーフを作る
メロディーモチーフの発想は即興演奏においてはとても重要な部分です。
即興演奏では、モチーフとなる短いメロディーフレーズを演奏し、それを元にもう一度ループするようにして、繰り返すごとに少しずつ変化を加えていくという方法がよく取り入れられます。
ソロが徐々に展開され、断片的なフレーズを弾くよりもオーディエンスの印象に残りやすく、曲を演奏しているような雰囲気になるのでおすすめです。
まとめ
即興でギターソロを演奏するためには、始めはスケールやポジションを絞ったり、1音のみでセッションしたり、簡単なメロディーモチーフを作ったりと、少しずつ練習を重ねることで、演奏することができるようになります。
まずは、簡単なアドリブ演奏から始めて、自由に音を合わせる楽しさを味わうことも大切です。慣れてきたら自分のスタイルを確立して発展させてみましょう。
以上、「【即興で弾く】アドリブでギターソロが弾けるようになる為の3つの練習方法」でした。