簡単クラウド作曲ソフト「Loopcloud」
Loopmastersが手掛けるサブスクリプション型のサウンドツールである「Loopcloud」
海外の大手プラグイン販売サイト「Plugin Boutique」の運営も行っている会社で、最近は日本語版ページが設立されたりと、本格的な日本展開が進んでいます。
Loopcloudとは?
Loopcloudは現在400万を超えるサンプルとプラグインソフトのプラットフォームとなるサウンドツールを提供しており、ウェブ上でサンプルの管理から編集まで行うことが可能。
サンプルは毎月配布されるポイントを消費することで入手でき、サブスクリプションのコースにより配布ポイントやクラウド容量等の特典が変動します。
※初めての方は30日間の無料トライアルが付いているので、まずはそちらをお試しください。
革新的な作曲支援ツール
Loopcloudには膨大なループ素材やサンプルがあるので、アーティストとっては作曲アイデアの大きな源泉となります。
最高のDJやミュージシャンによってキュレーションされたローファイヒップホップ、ハウス、テクノ、ダブ、ファンク、ドラムンベース、シネマなどの多様なサンプルとそれらを8トラックのレコーダーを使用してサンプルの組み合わせを実験することが可能です。
※まだ購入していないサウンドでもカット編集したり、リバーブ、ディレイ等のエフェクトをかけることができるので非常に便利です。
サンプルをクラウド管理
Loopcloud 5からは有料プランのユーザーに向けて、既存のオリジナルサウンド素材をクラウド上に保存できるサービスも提供しています。
PCにある既存のサンプル素材をLoopcloudへアップロードすることで、パソコンの容量を消費することなく、サンプルにアクセスできることが可能。
クラウドにアップロードすることでデスクトップ、ラックトップ、タブレットのような複数のデバイスからアクセスできるようになるというメリットもあります。
また、既存のサンプルライブラリ含め、自動分析してタグ付けしてくれる機能も備わっているので、プロジェクトに必要なサンプルを素早く見つけ出すことが可能となります。
※クラウドに保存できるサンプル容量や共有デバイス数はプランごとに異なります。
強力な音源プラグインも装備
Loopcloudから入手できるサンプルコレクションを使用した音源プラグインも用意されています。
Loopcloud Drum
専門家によって選別された何百のオーダーメイドキットから選ぶ事ができるドラムマシンソフト。
ドラム、パーカッションサウンド、ワンショットを使用して、最も表現力豊かなリズムを作成します。
直感的な操作ができるインターフェイスになっており、エフェクトをミックスしながらリズムパターンをシーケンスします。
Loopcloud Play
Loopcloudの膨大なサンプルライブラリからベース、キーボード、ストリングス等、好みのサウンドを見つけて楽器としてプレイすることができます。
シンセサイザーを中心に様々な音源があり、豊富なプリセットから選択することができます。
まとめ
強力な作曲支援ツールである「Loopcloud」をご紹介しました。
オンラインですべてのパックにアクセスでき、一般的なDAWからもアクセスすることができます。
個人的には音源サンプルを購入する前に、加工編集したり、DAW上で鳴らすことができる点が他のサービスにはない大きなメリットだなと感じています。
海外のヒップホップやEDMのようなループ主体の音楽には最適ですが、サービスの特性上、ジャンルによっては相性が合わない場合もあるかと思うので、まずは無料トライアルから初めてみることをオススメします。
以上、「簡単クラウド作曲ソフト「Loopcloud」」でした。
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